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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X9V

有価証券報告書抜粋 旭有機材株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

今後の当社グループを取り巻く事業環境は、国内においては2016年の年初からの円高基調により、国内への産業回帰などの鈍化の懸念はあるものの、東京オリンピックに向けた都心部での投資期待感から、年度末にかけ緩やかな景気回復基調が続くものと思われます。海外においては、アメリカの利上げペース鈍化によって、先進国の経済持ち直しや、新興国景気減退に歯止めがかかると予測されることから、景気の減速懸念は徐々に後退すると予想されます。このような事業環境の中、新規中期経営計画にて設定した目指すべき姿の達成に向けて、各事業の課題解決に向けた施策を着実に実行してまいります。
管材システム事業については、基幹製品である樹脂製配管材料において、「耐食問題へのソリューション」「安心・安全・ロングライフ・使い勝手の良さ」を顧客価値として提供し、ナンバーワンの信頼と圧倒的なブランド力を構築する為に、耐食バリューチェーンの構築、コスト競争力とカスタム品対応力の革新強化などにより、強靭で特色のある事業構造を目指します。具体的には、耐食管材の強化として、耐熱、耐食性の向上や樹脂化の推進、大口径製品などのニッチトップ商品の拡大を図っていきます。また、サービスの強化に向けて、海外も含め商流の改革を進めるとともに、ワンストップサービス、使い勝手の追求、メンテナンス体制の充実を図っていきます。更に、安定供給体制を確立していく為に、生産性アップに向けた製造体制の再構築を進めるとともに、海外供給拠点の強化や製品開発の効率化を進めます。
樹脂事業については、素形材、高機能材料、発泡材料ともに、顧客に「もの作り課題へのソリューション」「特長あるラインナップとすり合わせ力」を顧客価値として提供し、グローバルブランドの確立を図る為に、勝てる事業への資源の投入、生産技術の革新によるコストダウンや品質向上など、総力を結集し、カスタマイズ力の強化と安定収益構造を目指します。素形材は、中国、インド子会社を含む海外での販売拡大にむけて、日本品質の展開、人財の積極投入を進めます。また、生産性をあげて低コスト化を実施していくとともに、商流改革や営業改革を実施し、顧客ニーズにマッチした商品やサービスの強化を進めます。高機能材料は、電子材料の拡大強化の為に、人財及び生産技術を強化し、品質の向上による差別化、超低メタル化、次世代プロセス用途材料の開発に加えて、中国拠点を利用した販路の拡大を積極的に進めます。発泡材料は、現場発泡分野での販売拡大、シェアアップに向けて、環境対応製品であるゼロフロンER-Xの施工性のアップと施工品質安定化を図る仕組み作りを実施していくとともに、土木分野(地山固結材など)への積極的な展開を進めます。
水処理・資源開発事業においては、人財を強化・拡大し、総合ソリューション力を強化することで、事業規模の拡大を目指します。具体的には、水処理・エンジニアリング事業、資源開発事業などにおいて、民間需要の開拓を重点的に行っていきます。メンテナンス事業や薬剤事業ついてもグループ内事業との相互シナジー強化を進めるとともに、技術・サービスの差別化を徹底的に追求していきます。
研究開発については、顧客ニーズベースの開発に注力することや、当社の基幹事業の成長に資する基盤技術や生産技術の開発を促進することを目的に、各事業に直結した組織に改組し、商品開発及びそのスピードアップを実施してまいります。
当社グループといたしましては、これらの施策の着実な実行を通じて成長力・収益力の向上を図り、企業価値を高めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00830] S1007X9V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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