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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100575D

有価証券報告書抜粋 明星電気株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、連結財務諸表提出会社である当社のみが行っており、気象観測、防災システム、環境計測、宇宙関連、情報通信機器等の研究・開発を行っております。当連結会計年度の研究開発費は、190百万円であり売上高の2.6%です。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1)気象防災事業
① 気象管制分野
・高層気象観測では、世界最小・最軽量の新型ゾンデ「iMS-100」の開発が完了し、海外向けの第1号としてトルコ気象局で採用されました。今後も海外事業の拡大に繋げていきます。
・地上気象観測では、海上自衛隊へ統合航空気象観測装置を納入しました。また気象情報提供サービス「POTEKA」に用いる気象庁検定付き小型気象計の開発が完了し、今後は「POTEKA」の事業化に向けた活動を展開いたします。
② 防災分野
・長周期地震動階級対応震度計、計測震度計等を組み合わせお客様の幅広いニーズにお応えするシステム開発を実施しております。また、当社の根幹技術であるテレメータも新型低消費テレメータの開発が終了し、新商品として販売を開始致します。今後もお客様のニーズにあった商品の研究、開発を進めてまいります。
・水門制御の分野では、「津波・高潮対策における水門・陸閘等管理システムガイドライン」(国土交通省)をベースに、IHIグループと連携し水門・樋門・陸閘等のゲート設備を対象に遠隔監視制御装置を開発し、常陸川水門向けに納入いたしました。遠隔化により効率的で、かつ安全なシステムを実現致しました。今後もお客様のニーズに、幅広くお応えできるようなシステム開発を行ってまいります。
研究開発費の金額は180百万円です。
(2)宇宙防衛事業
・超小型衛星への搭載を目的とするスタートラッカー(STT)の開発を行いました。STTとは、半導体カメラを用いて撮影した画像中の恒星を内蔵する星図と照合することにより正確な方向を測定する、衛星の高精度姿勢制御に必要なコンポーネントです。当社で軌道上実証を行った製品を開発すれば超小型衛星用STT市場で主導権を握ることができると期待されます。
・独立行政法人科学技術振興機構(JST)による研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)として「高感度広域ガンマ線望遠鏡」を応募・採択され、実用化に向けた試作を開始しています。放射線汚染地域における復旧・復興を支える産業振興や製造・物流の活性化、日常業務・作業を出来るだけ阻害しないような迅速かつ高信頼度計測の実現に貢献する装置として期待されます。
研究開発費の金額は9百万円です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01792] S100575D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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