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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJ1X

有価証券報告書抜粋 明星電気株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、連結財務諸表提出会社である当社のみが行っており、気象観測、防災システム、環境計測、宇宙関連、情報通信機器等の研究・開発を行っております。当連結会計年度の研究開発費は、154百万円であり売上高の2.1%です。(外部資金によるものを除く)
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1)気象防災事業
・高層気象事業では、ラジオゾンデ「iMS-100」に対応した新型自動放球装置Automated Radiosonde System(ARS)を開発、気象庁殿に採用され、高層気象観測地点4か所(八丈島、名瀬、石垣島、南大東島)で観測運用が開始されました。
・地震防災事業では、海外向けの地震計「G401」を開発しました。「G401」は多くの国で使用されている改正メルカリ震度階級を演算し、ネットワークを通じて算出された震度や加速度波形を伝送する震度計です。処理部と計測部の防塵防水筐体により、海外の観測環境にも耐え、ODAと海外の地震防災に貢献します。
・水管理事業では、耐雷性に優れた光給電型水晶式水位計「QWP F」シリーズを開発しました。電源線および信号線に雷の影響を受けない光ファイバを使用することで、落雷から機器を守り、運用コストと欠測リスクを大幅に低減します。また、マイクロSDカードやUSBメモリポート・LANポートを標準で備えており、観測データの保存・回収やネットワーク対応が容易になります。
これらを合わせ、当連結会計年度における研究開発費の金額は149百万円です。
今後も多様化するお客様のニーズに、幅広くお応えできる商品開発を行ってまいります。
(2)宇宙防衛事業
・森林汚染計測を目的とする普及型特性X線カメラの開発を行いました。普及型特性X線カメラとは、放射線セシウムが放出される時に同時に出るエネルギーが低い特性X線に着目したカメラです。ガンマ線よりエネルギーが低く、物質と相互作用しやすい特性X線を計測することでセンサの厚み及び遮蔽材の厚さを薄くすることが可能となり、ガンマ線カメラよりコンパクトで軽量になります。現場で汚染された森林で伐採する立木を識別することができ、汚染廃棄物を削減することに役立つことが期待されます。
・国内大学との連携で東南アジアでの小型衛星開発における人材育成について研究を行いました。東南アジアの学生の受け入れ及び小型衛星製造指導など、小型衛星を必要とする東南アジアの国々への技術支援を目的として国内大学との共同研究で人材育成向上の研究を行いました。小型衛星実用の実現に向けて貢献すると期待されます。
当連結会計年度における研究開発費の金額は4百万円です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01792] S100AJ1X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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