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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DAK4

有価証券報告書抜粋 明星電気株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループにおける研究開発活動は、連結財務諸表提出会社である当社のみが行っており、気象観測、防災システム、環境計測、宇宙関連、情報通信機器等の研究・開発を行っております。当連結会計年度の研究開発費は、138百万円であり売上高の2.1%です。(外部資金によるものを除く)
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1)気象防災事業
・高層気象事業では、ドロップゾンデiMDS-17型を開発し、名古屋大学宇宙地球環境研究所を中心とした研究グループが、日本列島を直撃した超大型で非常に強い台風21号について、ドロップゾンデによる直接観測を実施しました。航空機から台風の目の中心と周辺にドロップゾンデを投下し、温度、湿度、気圧、風向・風速が観測されました。
今後も各種ゾンデの開発を通じて、台風予測精度の向上などの研究の発展に貢献していきます。
・地震防災事業では、気象庁緊急地震速報新演算方式(PLUM法)に対応したQCASTシリーズの新機種(S740-P受信ユニット、S704-FCP1受信装置)を開発しました。本装置は気象庁から配信される新しい緊急地震速報電文を新たな予測手法で処理し、従来の緊急地震速報より直下型地震の情報出力や巨大地震の予測制度の高精度化を実現しています。これにより、強い揺れが来る前に音声放送やアラーム装置などで注意を促すことや、各種装置・設備の自動 制御などがこれまでより精度良く行えるようになりました。パワーアップしたQCASTシリーズにより、巨大地震の脅威からみなさまの安全安心を守ります。
これらを合わせ、当連結会計年度における研究開発費の金額は123百万円です。
今後も多様化するお客様のニーズに、幅広くお応えできる商品開発を行ってまいります。
(2)宇宙防衛事業
・福島県における立木等の放射線汚染度計測に適したコンパクト型特性X線カメラの開発を行っております。
コンパクト型特性X線カメラは、従来の普及型特性X線カメラと比較して、コンパクトで軽量となっております。福島県で行ったフィールド試験では、目的であった立木の太さ(φ30cm以上)については、汚染度計測に成功しました。現場で汚染された森林で伐採する立木を識別することができるため、汚染廃棄物の削減に役立つことが期待されます。
・小型衛星開発の要素技術取得を目的として、市販のハイパースペクトルカメラに対する宇宙環境耐性の検討及び国内大学と共同開発したソフトウェアを使用し、ハイパースペクトルカメラをドローンに搭載して植生などの撮像を実証しました。小型衛星実用の実現に向けて貢献すると期待されます。
当連結会計年度における研究開発費の金額は15百万円です。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01792] S100DAK4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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