有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10026KH
昭和飛行機工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これらの連結財務諸表の作成にあたって、当社経営陣は決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値について評価を行っております。(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高売上高は、輸送用機器関連事業の販売や受注が順調に推移し、前連結会計年度に比べ4.7%増加し231億22百万円となりました。
②売上原価、販売費及び一般管理費
輸送用機器関連事業の受注増加により、売上原価は、前連結会計年度に比べ2.3%増加の169億45百万円となりました。
また、販売費及び一般管理費についても、経費削減効果により前連結会計年度に比べ2.3%減少し41億49百万円となりました。
③営業利益
上記の理由により営業利益は、前連結会計年度に比べ59.5%増加し20億27百万円となりました。
④営業外収益及び営業外費用
営業外収益は、受取配当金が増加したことにより、前連結会計年度に比べ12.2%増加し1億39百万円となりました。
営業外費用は、支払利息の減少があったものの、株式関係費用の計上により前連結会計年度に比べ14.6%増加し4億98百万円となりました。
⑤経常利益
以上の結果、前連結会計年度に比べ73.7%増加し16億67百万円となりました。
⑥当期純利益
経常利益の増加に加え、特別利益に土地売却に伴う固定資産売却益の計上があったことにより、当期純利益は、前連結会計年度に比べ85.6%増加し10億68百万円となりました。
(3) 財政状態の分析
(総資産)
総資産につきましては、前連結会計年度末と比べて44億23百万円増加し、624億75百万円となりました。これは、有形固定資産が減価償却等により12億68百万円減少した一方で、三井造船㈱による当社普通株式に対する公開買付けに伴う自己株式の処分などで現金及び預金が30億97百万円増加したほか、投資有価証券が株式市況の回復により20億90百万円増加したことなどによります。(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて2億26百万円増加し、322億11百万円となりました。借入金の返済により有利子負債が17億71百万円減少した一方で、固定資産取得による未払金の計上によりその他の流動負債が12億11百万円、投資有価証券の時価回復等により繰延税金負債が7億31百万円増加したことによります。(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末と比べて41億97百万円増加し、302億64百万円となりました。これは、自己株式の処分により資本剰余金が13億29百万円増加したほか、株式市況の回復によりその他有価証券評価差額金が16億39百万円増加したことによります。(4) 経営目標について
「製造部門の再建」、「不動産部門の収益拡大」、「子会社経営体質の強化」を重点課題として進めております。ア.「製造部門の再建」
既存製品の用途拡大・応用製品への展開、新規製品・事業の創出による受注・売上高の拡大と機動性向上を目指し、事業収支の抜本的な改善を図ります。
イ.「不動産部門の収益拡大」
「草かんむりのまちづくり」構想に基づく新規開発の早期具現化や既存施設の更なる有効活用を促進し、事業収益の拡大を図ります。
ウ.「子会社経営体質の強化」
固定費の削減、経営体質の強化及び安定収益の確保を図ります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
キャッシュ・フロー指標群のトレンドは、以下のとおりとなっています。自己資本比率は、前連結会計年度に比べ3.5ポイントの増加となりました。時価ベースの自己資本比率は、前連結会計年度に比べ5.7ポイントの増加となりました。キャッシュフロー対有利子負債比率及びインタレスト・ガバレッジ・レシオは、前連結会計年度に比べキャッシュフロー対有利子負債比率は3.5の減少、インタレスト・ガバレッジ・レシオは8.3の増加となりました。106期 2010年3月期 | 107期 2011年3月期 | 108期 2012年3月期 | 109期 2013年3月期 | 110期 2014年3月期 | |
自己資本比率(%) | 39.7 | 41.3 | 42.8 | 44.9 | 48.4 |
時価ベースの 自己資本比率(%) | 32.1 | 33.5 | 29.5 | 56.2 | 61.9 |
キャッシュフロー対 有利子負債比率(年) | 6.8 | 7.1 | 7.9 | 7.5 | 4.0 |
インタレスト・ カバレッジ・レシオ(倍) | 7.2 | 7.8 | 8.1 | 9.5 | 17.8 |
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュフロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3 キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
「対処すべき課題」に記載の通りであります。- 有価証券報告書 抜粋メニュー
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02251] S10026KH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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