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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100508U

有価証券報告書抜粋 有機合成薬品工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策の効果により企業業績は改善傾向がみられるものの、消費税率引き上げや昨年夏場の天候不順等による個人消費の落ち込み等、依然として先行き不透明な状況が続いております。一方で海外経済に目を転じましても、中国経済の成長鈍化等の不安定な要素を抱えております。
化学工業におきましても、原油価格は急落したものの、円安基調の継続により輸入原材料価格が上昇する等、企業収益の持続的な回復に向けては引き続き予断を許さない状況にあると思われます。
このような状況下、当社は当期で2年目を迎えた3ヵ年の中期経営計画の達成に向けて、アミノ酸・化成品関係の医薬中間体・原料を始め、医薬品関係(ジェネリックを含む原薬)を成長ドライバーとし、早期に成長軌道に乗せるべく、各種施策への取り組みに注力しております。当期の業績状況といたしましては、販売価格の値上げ及び新規の拡販実施に円安効果も加わり、売上高は前期比6.2%増の10,005百万円となりました。売上高増加の一方で製造コスト上昇等の影響を受け、営業利益は前期比0.8%増の232百万円、経常利益は前期比10.8%減の258百万円、当期純利益は前期比517.2%増の330百万円となりました。
(アミノ酸関係)
ビタミン原料の輸出が需要低迷により減少したものの、主力製品であるアミノ酸の販売が輸出を中心に増えた結果、前期に比べ若干増加いたしました。
(化成品関係)
船底塗料用原料の販売が伸びたことに加え、医薬品原料のピリジン誘導体や農薬中間体、半導体表面処理剤等の国内販売が堅調に推移した結果、前期に比べ大幅に増加いたしました。
(医薬品関係)
既存医薬品の販売は減少傾向にあるものの、ジェネリックを含む新規医薬品の売上が順調に拡大した結果、前期に比べ増加いたしました。
また、輸出は全売上に対して43.8%を占め、輸出金額は4,380百万円(前期比7.1%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,736百万円となり前事業年度末に比べ309百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は1,384百万円(前期は1,769百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益372百万円、減価償却費511百万円、たな卸資産の減少416百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は593百万円(前期は761百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出515百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は493百万円(前期は19百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出344百万円と社債の償還による支出107百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00848] S100508U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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