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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XYV

有価証券報告書抜粋 有機合成薬品工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策のもと、企業業績や雇用環境の改善等、実体経済は堅調に推移してきた一方で、年初からの円高進行や個人消費の不振等を背景に、景気に対する不透明感が増しています。
化学工業におきましても、原油安によるエネルギーコストの下落と設備稼働率の底堅い推移による企業業績への効果が現れているものの、企業収益の持続的な回復に向けては予断を許さない状況にあると思われます。
このような状況下、当社は当期で最終年度を迎えた3ヵ年の中期経営計画の達成に向けて、アミノ酸・化成品関係の医薬中間体・原料を始め、医薬品関係(ジェネリックを含む原薬)を成長ドライバーとし、早期に成長軌道に乗せるべく、各種施策への取り組みに注力してまいりました。当期の業績状況といたしましては、円安の進展で外部環境が好転したのに加え、適性売価への是正、きめ細かな拡販活動等が功を奏し、売上高は前期比5.7%増の10,576百万円となり、過去最高を更新いたしました。売上高の増加並びに原燃料仕入価格の低下、他経費の節減等による売上原価及び販売管理費の減少により、営業利益は前期比96.8%増の458百万円、経常利益は前期比80.1%増の465百万円と大幅に増加し、当期純利益は前期比6.2%増の350百万円となりました。
(アミノ酸関係)
ビタミン原料の輸出販売が伸びたことに加え、アミノ酸の販売が堅調に推移した結果、売上高は前期に比べ若干増加いたしました。
(化成品関係)
船底塗料用原料や医薬品原料の販売が伸びたものの、農薬中間体やタイヤ用接着剤原料の販売が、国内を中心に落ち込んだ結果、売上高は前期に比べ若干減少いたしました。
(医薬品関係)
既存医薬品の一部で販売が減少したものの、新薬の原薬及び中間体並びにジェネリック原薬の販売が順調に拡大した結果、売上高は前期に比べ大幅に増加いたしました。
また、輸出は全売上に対して45.7%を占め、輸出金額は4,834百万円(前期比10.4%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,274百万円となり前事業年度末に比べ461百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は590百万円(前期は1,384百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益454百万円、減価償却費519百万円、たな卸資産の増加229百万円、売上債権の増加206百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は665百万円(前期は593百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出635百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は384百万円(前期は493百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出182百万円と配当金の支払い109百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00848] S1007XYV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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