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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AN3C

有価証券報告書抜粋 東京製綱株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度の我が国経済は、政府の経済対策や金融緩和政策などにより、雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外では資源国や新興国経済の成長が鈍化し、欧州政治情勢や米国新政権の動向など海外経済の不確実性の高まりや、為替変動による企業収益への影響などが懸念され、先行きは依然として不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社グループでは、中期経営計画「TCT-Focus2020」の2年目となる当連結会計年度において、前年度に引き続き「事業基盤の更なる強化」と「成長戦略の着手・実行」を推し進めるべく、国内外の施策に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は、ワイヤソー(太陽電池製造用装置)の売上があったものの、開発製品関連の売上の減少等により、64,993百万円(前年同期比0.4%減)となりました。
利益面では、開発製品関連の売上の減少と研究開発費等の販管費の増加により、営業利益は3,492百万円(前年同期比18.8%減)となりました。経常利益は前年同期比で外貨建債権の評価替えに伴う為替差損が減少し、2,989百万円(前年同期比1.1%減)となりました。特別利益には賃貸用不動産の譲渡に伴う固定資産売却益を計上し、また特別損失には収益性の低下による賃貸用不動産の固定資産の減損損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,882百万円(前年同期比29.6%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客に対するものであります。
①鋼索鋼線関連
繊維ロープの販売数量が増加したものの、国内におけるワイヤロープの販売数量が減少し、当事業の売上高は28,736百万円(前年同期比0.2%減)となりました。利益面では、コスト削減による原価改善等に努めましたが、原材料価格の上昇により、セグメント利益(営業利益)は2,182百万円(前年同期比4.5%減)となりました。
②スチールコード関連
タイヤコードの販売数量は減少したものの、ワイヤソーの売上があり、当事業の売上高は14,506百万円(前年同期比11.3%増)、セグメント利益は1,159百万円(前年同期比49.1%増)となりました。
③開発製品関連
国内における橋梁関連の売上が減少したことと海外向けの開発製品の納入に期ずれが生じたことにより売上が減少し、当事業の売上高は12,927百万円(前年同期比13.2%減)、セグメント損失は売上高の減少と研究開発費等の販管費の増加により、622百万円(前年同期は658百万円の利益)となりました。
④不動産関連
2015年6月から開始した太陽光発電事業での売電収入が増加し、当事業の売上高は1,315百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益は固定費削減等の原価低減により、323百万円(前年同期比157.7%増)となりました。
⑤その他
産業機械関連の売上が増加し、当事業の売上高は7,508百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は産業機械関連の採算性の高い物件が減少し、450百万円(前年同期比1.8%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年同期比1,424百万円減少し、3,144百万円になっております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上等により3,491百万円の収入(前年同期は4,240百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産を売却したものの、有形固定資産の取得及び投資有価証券の取得等により100百万円の支出(前年同期は2,166百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の減少及び配当の支払等により5,319百万円の支出(前年同期は2,087百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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