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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007K28

有価証券報告書抜粋 東宝株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


(1)重要な会計方針及び見積り

当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお連結財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える会計方針についていくつかの重要な判断や見積りを行っております。たな卸資産の評価基準、貸倒引当金の計上基準、退職給付に係る会計基準、固定資産の減損に係る会計基準、資産除去債務に関する会計基準等の重要な会計方針及び見積りについては、後述の注記事項に記載しておりますが、これらの見積り及び判断・評価は、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいて行っております。しかしながら、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果がこれらの見積りと異なる場合があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

①営業収入
当連結会計年度の営業収入は、前連結会計年度と比べ22,531百万円(10.9%)増収の229,432百万円となりました。
②営業原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の営業原価は、前連結会計年度と比べ9,329百万円(7.5%)増加の133,462百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ4,251百万円(8.3%)増加の55,259百万円となりました。これは宣伝費が2,851百万円増加したこと等によるものです。
③営業利益
当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比べ8,951百万円(28.2%)増益の40,710百万円となりました。その内訳は、「映画事業」で前連結会計年度と比べ6,672百万円(34.4%)増益の26,077百万円、「演劇事業」で前連結会計年度と比べ998百万円(40.2%)増益の3,482百万円、「不動産事業」で前連結会計年度と比べ1,325百万円(9.8%)増益の14,789百万円、「その他事業」で前連結会計年度と比べ2百万円(7.3%)増益の30百万円でした。
④営業外収益、営業外費用
当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度と比べ555百万円(21.9%)減少の1,975百万円となりました。これは主として、前連結会計年度と比べ為替差益が658百万円減少したこと等によるものであります。
また、営業外費用は、前連結会計年度と比べ73百万円(51.6%)増加の214百万円となりました。これは主として、前連結会計年度と比べ為替差損が145百万円(前連結会計年度は計上はございませんでした。)増加したこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比べ8,322百万円(24.4%)増益の42,471百万円となりました。
⑤特別利益、特別損失
特別利益は、前連結会計年度は計上がございませんでしたので、387百万円の増加となりました。これは特定周波数に係る無線機器等の固定資産受贈益を251百万円、投資有価証券売却益136百万円を計上したことによるものです。
特別損失は、前連結会計年度と比べ2,042百万円(1308.7%)増加の2,198百万円となりました。これは主として、減損損失が前連結会計年度と比べ1,540百万円増加の1,696百万円を計上、電波障害対策費227百万円、立退補償金130百万円を計上したこと等によるものであります。
⑥当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は、法人税、住民税及び事業税15,557百万円、法人税等調整額△1,246百万円、少数株主利益502百万円を計上し、前連結会計年度と比べ3,367百万円(15.0%)増益の25,847百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の121.59円から140.22円に増加いたしました。


(3) 当連結会計年度の財政状態の分析

①資産及び負債・純資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ16,433百万円(4.4%)増加して392,143百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ32,389百万円(30.3%)増加して139,266百万円となりました。このうち、現金及び預金は前連結会計年度末と比べ862百万円(6.1%)減少し13,343百万円、受取手形及び売掛金が498百万円(2.7%)減少し17,779百万円となっております。一方、現先短期貸付金が11,505百万円(23.7%)増加し59,996百万円、リース投資資産は前連結会計年度末と比べ9,747百万円(77.0%)増加し22,405百万円、有価証券は前連結会計年度末と比べ6,594百万円(835.9%)増加し7,383百万円、繰延税金資産は前連結会計年度末と比べ503百万円(33.8%)増加し1,991百万円となっております。
有形固定資産は、前連結会計年度末と比べ9,110百万円(5.6%)減少の154,723百万円となりました。このうち、前連結会計年度末と比べ、建物及び構築物は竣工と減損損失計上及び減価償却額の差額等で6,732百万円(8.1%)増加し89,481百万円、機械装置及び運搬具は2,485百万円(83.6%)増加し5,459百万円、工具、器具及び備品が303百万円(13.8%)増加し2,505百万円、リース資産が4百万円(11.0%)減少し33百万円、土地が減損損失の計上等により1,074百万円(1.9%)減少し55,414百万円、「新宿東宝ビル」の竣工等により建設仮勘定が17,552百万円(90.6%)減少し1,829百万円となっております。
無形固定資産は、前連結会計年度末と比べ508百万円(5.5%)減少の8,667百万円となりました。
投資その他の資産は、前連結会計年度末と比べ6,337百万円(6.6%)減少し89,484百万円となりました。このうち、投資有価証券が前連結会計年度末と比べ、保有する株式の時価の下落等により6,210百万円(8.2%)減少し69,823百万円、差入保証金が148百万円(1.0%)減少し14,175百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債及び固定負債合計額は、前連結会計年度末と比べ3,621百万円(3.9%)増加の97,709百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ7,721百万円(17.5%)増加の51,906百万円となりました。このうち、前連結会計年度末と比べて、買掛金が6,043百万円(37.9%)増加して21,991百万円、未払法人税等が4,826百万円(85.7%)増加して10,456百万円、未払費用が271百万円(5.3%)減少して4,871百万円となりました。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて4,100百万円(8.2%)減少して45,802百万円となりました。このうち、前連結会計年度末と比べて、繰延税金負債が4,153百万円(26.7%)減少して11,425百万円となっております。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比べて12,812百万円(4.5%)増加し、294,433百万円となりました。これは、当期純利益25,847百万円の計上及び剰余金の配当6,009百万円等により前連結会計年度末と比べて利益剰余金が20,118百万円(8.6%)増加、取締役会決議にともなう自己株式の取得等によって自己株式が3,168百万円(43.0%)増加したこと、またその他有価証券評価差額金が4,250百万円(21.3%)減少したこと等によるものであります。なお、当連結会計年度末の自己資本比率は、前連結会計年度末と比べ0.1ポイント増加し、72.6%となっております。

②キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2[事業の状況] 1[業績等の概要] (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04583] S1007K28)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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