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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050ME

有価証券報告書抜粋 東洋機械金属株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年4月~2015年3月)における国内経済は、消費税率引上げによる消費の落込みからの回復が遅れましたが、一方、企業業績の向上を背景に雇用や所得が改善し、その後、緩やかな回復基調にありました。また、海外では、中国を始めとした新興国で経済成長が減速し、欧州の景気も低迷しましたが、米国経済は堅調に推移しました。
このような経済環境の下で、当社グループの事業に関連する市場においては、国内では、景気回復の遅れがありましたが、企業業績の改善に伴って設備投資は増加し、需要は回復傾向にありました。また、海外では、自動車関連については米州やアジア等において堅調な需要がありました。他方、昨年度末から増加したアジア市場におけるIT機器等の需要は後半に安定化しました。
当社製品につきましては、一部に補助金等を活用した設備投資がありましたが、自動車関連向けの不振等で、国内向けは前年度並みの受注となりました。また、海外では、自動車関連については堅調に推移し、さらに、円安効果もあり、欧米等の生活用品関連向けが増加しました。しかし、中国等のアジア市場におけるIT機器や電子部品等向けの受注は前半好調でしたが、後半は伸び悩みました。
この結果、当連結会計年度の業績につきましては、受注高は前期比1.6%減の259億2千2百万円、売上高は前期比9.8%増の260億5百万円となりました。このうち、国内の売上高は前期比1.2%減の70億4千4百万円、海外の売上高は前期比14.5%増の189億6千万円となり、海外比率は72.9%となりました。
また、損益につきましては、売上高の増加やコストの低減等に取組みました結果、当連結会計年度の営業利益は18億8千5百万円(前年同期比5.1%増)、経常利益は昨年度大幅に増加した為替差益の影響が減少したため、19億9千7百万円(前年同期比7.6%減)となりました。また、法人税、住民税及び事業税等を控除した当期純利益は16億3千1百万円(前年同期比7.5%減)となりました。

[射出成形機]
射出成形機につきましては、アジアや欧米等における自動車及び生活用品関連等向けの受注が増加しました。しかし、中国やその他のアジア地域におけるIT機器向けの中小型電動機の受注は、前年度末から今年度前半にかけて急増した反動で、後半は減少しました。

[ダイカストマシン]
ダイカストマシンにつきましては、国内における受注は低調でしたが、中国を中心とした海外の自動車関連向けの受注は堅調に推移しました。また、アジア市場においてIT機器向けが増加しました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は54億3千万円となり前連結会計年度末と比べ4億1千2百万円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加の支出要因があったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び減価償却等により6億8千8百万円の収入(前連結会計年度24億7千2百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、自動倉庫の建設、中国工場の増設、加工設備の導入、建屋の耐震補強工事の投資を行ったこと等により7億1千8百万円の支出(前連結会計年度2億7千万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、金融機関へ長期借入金の返済を行ったこと及び配当を行ったことにより、4億9千万円の支出(前連結会計年度2億2百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01528] S10050ME)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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