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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IZL5 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 東洋機械金属株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度の研究開発活動は、激しく変化する経営環境と、地球環境に対応するために、広く世界に目を向けて『グローバルに対応できる製品、地球に優しい製品開発』を基本方針とし、顧客の立場で、世界の一流品作りを目指しております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は595百万円であります。
当社グループは、経営上の意思決定及び業績の評価は単一セグメントにより行っておりますが、主力製品であります射出成形機及びダイカストマシンの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

[射出成形機]
竪型成形機は、これまで全世界の成形市場に累計約1000台を納入した実績があります。この竪型成形機の主なマーケットは、自動車関係・電気部品関係・医療機器関係であり、その中でも自動車関係はデジタル化のさらなる進展により、凄まじいスピードで環境が変化しております。「CASE」化を代表とするコネクテッド・AIと言った技術変革が日々行われており、今後もインサート成形等の複合化及び高強度・耐熱・耐久性を要求される部品がプラスチック材へ移行し、それぞれの顧客生産仕様や安全仕様にカスタマイズされた機械の需要が伸びていくと予想されます。
竪型締横射出ロータリーテーブル機では、2004年に竪型締横射出成形機を全電動機式に置き換えたET-HR機を開発しました。その開発以降、これまでの成形機開発で培った技術を投入して数々の改良を重ね、現在のET-ⅡHR機へ刷新し、そのシリーズとして、ET-80Ⅱ・150Ⅱ・230ⅡHR2をラインアップしました。ET-ⅡHR機は、「より使いやすく、ワイドな機能をコンパクトな機体に凝縮」というコンセプトを継承しながら制御システムを一新し、操作性を追求したモデルとなっております。主な特徴は、射出ユニット前進後退速度の高速化に伴うサイクルの短縮や、射出ユニット旋回によるメンテナンス性の向上、また、汎用機で信頼を築いたSYTEM700やプラスターグリースB3-2を採用しております。潤滑頻度を従来機よりも削減した「地球にやさしい機械」の開発に取組んでおります。
[ダイカストマシン]
ダイカストマシンのメインユーザである自動車業界は、100年に1度の大変革期と言われております。その背景にある現象を一言で示すのが「CASE」であり、環境変化・社会変化により自動車に求められる技術も変化しております。特にAUTONOMOUS(自動運転)・ELECTRIC(電動化)に対応する部品では、ダイカストマシンの関わる部分が増加し、複雑化していくと予想されます。その複雑化に対応できるのが、当社のV6シリーズであります。V6シリーズは、80~1000トンまでの型締トン数のラインアップを完了しており、独自開発の射出システム(マルチインジェクションシステム)で、薄肉から厚肉まで全ての鋳造品に適応しております。また、省エネダイカストマシンの先駆者としての当社は、DsシリーズとHBDシリーズの2シリーズの構成で販売実績は300台を超えており、両機の特徴である高応答性・繰返し安定性能・複動動作性能に加えてダウンサイジング技術に磨きをかけ、ダイカスト業界の技術を牽引いたします。
これからも、V6・Ds・HBD 3シリーズを軸に、お客様のニーズを的確にとらえた改良を加え、自動車業界の100年に1度の大変革期に、当社はあらゆる場面でサポートができる技術開発に取り組んでまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01528] S100IZL5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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