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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AHFI

有価証券報告書抜粋 東洋精糖株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善から個人消費は持ち直しの動向が見られるなど緩やかな回復基調が続きましたが、英国の欧州連合(EU)離脱決定や米国新政権の政策動向による影響など、海外経済は不確実な状況で推移いたしました。
当業界におきましては、砂糖の国内消費が8年ぶりに前年比増加したものの、粗糖相場の上昇と円安の進行により原料コストが上昇しており、消費者の節約志向も勘案すると今後の国内消費の動向には引き続き留意すべき状況にあります。
このような状況下、当社グループは製販一体となった取組みを進め、収益向上に努めてまいりました。
その結果、全事業の連結売上高は14,370百万円(前連結会計年度比0.7%減)、連結営業利益は668百万円(前連結会計年度比9.6%増)、連結経常利益は713百万円(前連結会計年度比1.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は596百万円(前連結会計年度比12.8%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。

砂糖事業
ニューヨーク粗糖先物相場の期近限月は、1ポンド当たり15.40セントで始まり、タイ、インド及び中国の減産や最大の生産国であるブラジルの減産予測による5年ぶりの供給不足を背景とした先行き不透明感から上昇し、10月に期中最高値となる23.90セントをつけました。その後、ブラジルの天候回復やタイの歩留改善による生産量改善見通しにより下落傾向となり、16.76セントで当期を終了いたしました。
一方、日本経済新聞掲載の東京上白糖現物相場は、1キログラム当たり187円~188円で始まり、ニューヨーク粗糖先物相場の上昇に伴い10月に5円上昇、さらに米国新政権への期待感から円安傾向となり2月に3円上昇し、195円~196円で当期を終了いたしました。
このような状況の中、天候不順による販売量への影響はあったものの販売価格の上昇により、売上高は前年並みの13,363百万円(前連結会計年度比0.7%増)となり、営業利益は1,143百万円(前連結会計年度比0.1%増)となりました。

機能素材事業
販売量は化粧品原料が堅調に推移したものの飲料・食品向けが伸び悩み、売上高は1,007百万円(前連結会計年度比8.8%減)となりましたが、営業利益は製造・販売コスト等の低減に努めた結果、68百万円(前連結会計年度比42.0%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ163百万円増加し2,321百万円(前連結会計年度比7.6%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は394百万円(前連結会計年度比53.9%減)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、獲得した資金は362百万円(前連結会計年度は88百万円の使用)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は593百万円(前連結会計年度比54.8%減)となりました。

なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00354] S100AHFI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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