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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YLN

有価証券報告書抜粋 東邦金属株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度(2015年4月1日~2016年3月31日)におけるわが国経済は、12月までは、政府の経済政策や日銀の金融緩和策を背景に輸出企業を中心とした企業業績の回復や雇用・所得環境に改善がみられ、景気は緩やかな回復が続いておりましたが、米国の利上げ後、2016年1月に入り、低迷している新興国からの投資資金の流出や現地通貨安に拍車がかかり、加えて原油等の国際商品価格の下落や中国経済の減速による世界同時株安、急速な円高が進み、これらの対策として日銀がマイナス金利政策を導入しましたが、即効的な効果がみられず、日本経済を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。
このような状況下、当社は安定した利益の確保を最重要課題に掲げ、売上高の確保及び材料歩留改善、生産性改善、購入価格低減、固定費削減等の原価低減活動に注力しましたが、太陽光パネル等の製造方法の変革に伴う消耗資材の販売減少、顧客の在庫調整による自動車用部品販売の減少や原材料価格の下落等により、売上高は、前期3,764百万円に対し11.9%減の3,315百万円となりました。
損益面は、鋭意、原価低減活動に努めましたが、売上の減少をカバーすることができず、また原材料価格の下落に伴う在庫評価減により、営業損失73百万円(前期 営業利益72百万円)、経常損失66百万円(前期 経常利益95百万円)、当期純損失58百万円(前期 当期純利益72百万円)となりました。
セグメント区分別の状況は、次のとおりであります。
(電気・電子)
タングステン・モリブデン製品は、モリブデン製品の減少に対し、タングステン製品の拡販に努めましたが、売上高は、前期比73百万円減の1,595百万円(前期 1,669百万円)となりました。
合金及び電気・電子部品は、光通信用製品の拡販により、売上高は、前期比70百万円増の528百万円(前期 457百万円)となりました。
その他製品は、太陽光パネル用の消耗資材販売の減少及び顧客の在庫調整による自動車用部品販売の減少により、売上高は、前期比453百万円減の767百万円(前期 1,220百万円)と大幅な減少となりました。
この結果、電気・電子合計の売上高は、前期比456百万円減の2,890百万円(前期 3,346百万円)、営業損失は82百万円(前期 営業利益52百万円)となりました。
(超硬合金)
超硬合金は概ね堅調に推移し、売上高は424百万円(前期 417百万円)となり、営業利益は8百万円(前期 20百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ38百万円増加し、303百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動による資金は231百万円の増加(前事業年度は150百万円の減少)となりました。
主な要因は、税引前当期純損失51百万円(資金の減少)、減価償却費105百万円(資金の増加)、売上債権の減少224百万円(資金の増加)であります。
投資活動による資金は0百万円の減少(前事業年度は123百万円の減少)となりました。
財務活動による資金は 192百万円の減少(前事業年度は57百万円の減少)となりました。
主な要因は、有利子負債の純減少額138百万円、リース債務の返済による支出38百万円、利息の支払15百万円であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01401] S1007YLN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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