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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DE0S

有価証券報告書抜粋 東鉄工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当期において、当社グループが支出した研究開発費の総額は98百万円であります。
なお、セグメントごとの主な研究開発活動は次のとおりであります。

(土木事業)

当期における研究開発費の金額は91百万円であります。
① 夜間作業で高架橋の防音壁修繕工事の削孔・締付する作業において、防音パネル・防音シートで隙間や空間が生じること、吸音式でないことなどのため騒音による作業中止等が発生する場合があることから、防音パネル・防音シートの隙間の解消及び吸音式機能の付加等、防音対策の開発を行いました。
② レール溶接に係る時間短縮を図ることを目的として、ミストを利用してレールを冷却する装置を開発しました。溶接後レールが高温状態では作業ができませんが、この装置により作業が再開できるレール温度300℃までの冷却時間を従来の1/3以下の8分とすることに成功しました。
③ 高架橋上の作業に用いる資機材を搬入するとき、保守用階段を使って人力で運搬していましたが、人力に頼ることなく容易に搬入できる機械を開発しました。これにより、約100kgの資機材を一回で運ぶことができ、人力の2倍以上の運搬能力を有しています。

(建築事業)

当期における研究開発費の金額は0.4百万円であります。
① 線路間を横断して資材等を運搬する際に、短絡を兼ねた防炎シートを敷き、線路を養生しておりますが、夜間、照明が充分行き届かない箇所や、資材を担ぎ足元を見ながら運搬するため、レール部の段差により躓くリスクがあります。安全性向上につなげるため、この段差等を視覚的に認識可能な養生材の開発を行いました。

(その他)

当期における研究開発費の金額は6百万円であります。
① 東京オリンピック・パラリンピックに向けて、新たな暑熱対策が求められています。これまでの研究で、日射を遮ること、ミストによる蒸散効果、風による冷却等の技術が有効であることを確認しました。これらの技術を組み合わせた暑熱対策技術の開発を実施しました。
② 仮囲い緑化に本社PCやタブレット端末上から遠隔操作により土壌水分率の制御、潅水停止等のトラブル察知、対応の遅れによる植栽枯れ等の課題の解決など保守管理に大きな力を発揮する新たな緑化管理技術として、IoTによる遠隔制御システムを導入しました。
③ 鉄道関連製品の製造・販売をしていますが、鉄道会社に向けた鉄道関連製品の試験及び開発を行っています。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00112] S100DE0S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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