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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053YM

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1)当社グループは、2009年3月に策定しました経営ビジョン及び新経営構想“EIKEN ROAD MAP 2009”に基づき、グローバル企業“EIKEN”の実現に向けて、以下の重点課題について、諸施策に取り組んでまいりました。
①グローバル化の推進
販売施策といたしましては、フランス政府が実施する大腸がんの国家スクリーニング検査の入札対応を行っておりましたが、当社のOC-センサー及び試薬が採用されました。また、スペインのマドリードでの入札におきましても採用されました。その他、北米、アジアでの便潜血検査用試薬・装置の販売拡大並びに一般検査(尿検査)用試薬・装置のイタリアでの販売拡大を図りました。これらにより、海外売上高比率は8.7%となり、前年同期の6.7%より2ポイント増加しております。
研究開発施策といたしましては、FIND(Foundation for Innovative New Diagnostics)との共同開発として取り組んでおりますLAMP法を用いた結核菌検出試薬に関して、WHOの推奨取得に必要な評価試験を完了し、データ集積及び解析を行っております。
②独自技術及び研究開発力の強化
研究部門におきましては、グローバル化を推進すべく、新製品として便潜血測定装置「OCセンサーPLEDIA」及び全自動尿分析装置「US-3500」を開発し、発売いたしました。さらに遺伝子検査用試薬・装置の開発といたしまして、LAMP法を利用した次世代の小型全自動遺伝子検査装置及び多項目検査チップを開発いたしました。
③生産性の向上
継続的な製造原価低減に取り組み、売上原価率は前年比0.3ポイント低下いたしました。
④人材の確保・育成
人事戦略に基づき、新卒者採用及び中途採用を計画どおり実施いたしました。また、グローバル人材育成のための基幹人材育成プログラムの企画立案を行いました。
⑤品質マネジメントシステム・環境マネジメントシステム・リスクマネジメントシステムの運用と継続的改善
当社は、米国食品医療局(FDA)から品質マネジメントシステムの是正指示を受けておりましたが、その対応として品質システムを再構築し、運用を開始いたしました。その結果、2014年9月に是正指示は解消されております。現在、内部監査等を実施し、継続的な改善を図っております。また、環境マネジメントシステムとして、環境プログラムを作成し、省エネ活動、省資源活動を実施しております。リスクマネジメント活動といたしましては、情報漏えい防止に対するシステム面の強化と教育研修を実施し、また、震災対応として緊急対策本部の設置訓練を実施いたしました。
⑥コンプライアンスの徹底
一般社団法人日本臨床検査薬協会の「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」に基づいて、「医療機関等との関係の透明性に関する指針」を定め、医療機関、医療関係者に対する2013年度分の支払いにつきまして、2014年7月に情報公開いたしました。

(2)当社グループは、新経営構想“EIKEN ROAD MAP 2009”を推進し、グローバル企業“EIKEN”の実現に向けて、着実な成長と収益性向上を図るとともに、次の成長を担う新規事業を創出することを目指しております。次期におきましては、以下の点を重点課題として捉え、諸施策に取り組んでまいります。
①グローバル化の推進
②独自技術及び研究開発力の強化
③生産性の向上
④人財の育成と活用
⑤社会的責任の実践と社会との調和

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00961] S10053YM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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