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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U5H

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

「日本経済再生の柱として、医療、医薬品、医療機器を戦略産業として育成する」という政府方針のもとで日本発の技術輸出が求められる中、グローバル製品の開発を最重要課題として市場動向の把握に努め、既存の大型製品群の強化充実並びに独自技術と研究開発力の強化による製品開発を推進してまいりました。
遺伝子検査試薬では、FINDとの共同開発による途上国向け結核菌検出試薬として「Loopamp 結核菌群検出試薬キット」と「Loopamp PURE DNA抽出キット」を既に国内で発売しておりますが、世界市場への展開のためWHOの推奨を取得すべく、14か国での追加評価試験データーをWHOへ提出いたしました。また、ニプロ株式会社と共同で当社の結核菌群検出試薬とニプロ株式会社の耐性結核菌遺伝子検出試薬をパッケージとしてフィリピン共和国を対象に「日本の技術による新たな結核診断アルゴリズム普及促進事業」を提案し、独立行政法人国際協力機構の「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に採択されました。そのほか研究用試薬としては、DNA増幅乾燥試薬「LoopampDNA増幅試薬D」およびRNA/ DNA増幅乾燥試薬「LoopampRNA/DNA増幅試薬D」を2015年4月に、さらに百日咳菌遺伝子検出試薬としては、日本ではじめての体外診断用医薬品となる「Loopamp百日咳菌検出試薬キットD」を2015年12月に発売いたしました。また、「Near the patient」という医療ニーズに対応するための小型全自動遺伝子検査装置および多項目遺伝子検査チップは、先ずは呼吸器感染症を対象に早期の製品化を目指して取り組んでおります。
免疫血清学的検査用試薬では、2012年8月に発売済みの生物発光酵素免疫測定法(BLEIA法)を測定原理とした糞便中のノロウイルス検出試薬につきまして、体外診断用医薬品として製造販売承認を取得し、新たに「BLEIA‘栄研’NV」として2015年8月に発売いたしました。また、間質性肺炎のマーカーであるKL-6を測定するラテックス汎用試薬「LZテスト‘栄研’KL-6」を2016年2月に発売いたしました。
微生物学的検査用試薬では、イムノクロマト法を原理とした迅速検査製品としてRSウイルス検出試薬「イムノキャッチ-RSV」を2015年8月に、肺炎球菌検出試薬「イムノキャッチ-肺炎球菌」を2016年1月に発売いたしました。また、動物用体外診断用医薬品として適切な薬剤選択のためのオルビフロキサシン感受性ディスク「VKBディスク‘栄研’オルビフロキサシン」を2016年1月に発売いたしました。
便潜血検査用試薬では、用手法の試薬である「OC-Light S FIT」を米国向けに2016年1月に発売いたしました。また、大腸がん検診のOTC化および海外展開をにらみ、採便容器からの便希釈液を安全、簡単に滴下できる「H採便容器」を2015年12月に発売いたしました。
大塚製薬株式会社とは業務提携契約に基づき、両社が補完できる領域を中心に共同開発を引き続き検討中であります。
なお、当連結会計年度における研究開発の総額は22億72百万円となりました。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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