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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100608V

有価証券報告書抜粋 株式会社 アルバック 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年6月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)財政状態
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
前連結会計年度末に比べ、115億57百万円増加となりました。主な内容は、受取手形及び売掛金が103億44百万円増加したこと、現金及び預金が50億15百万円増加したこと、一方で、たな卸資産が22億19百万円減少したことなどであります。
(負債)
前連結会計年度末に比べ、11億33百万円減少となりました。主な内容は、短期借入金が63億98百万円減少したこと、一方で、前受金が47億7百万円増加したことなどであります。
(純資産)
前連結会計年度末に比べ、126億90百万円増加となりました。主な内容は、利益剰余金が260億99百万円増加したこと、その他の包括利益累計額が65億53百万円増加したこと、一方で、資本剰余金が206億65百万円減少したことなどであります。
② キャッシュ・フロ-の状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益、減価償却費、たな卸資産の減少、仕入債務の増加、前受金の増加などのプラス要因に対し、売上債権の増加、受注損失引当金の減少などのマイナス要因により、219億92百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形及び無形固定資産の取得による支出などにより、40億55百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
自己株式の取得による支出、配当金の支払、短期借入金の減少、長期借入金の減少などにより、148億95百万円の支出となりました。
以上により、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ、46億58百万円増加し、616億70百万円となりました。

(2)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善傾向が続く中、個人消費は底堅い動きを見せ、企業収益も改善に向かうなど緩やかな回復が続いてまいりました。米国では、設備投資に弱さが見られるものの個人消費が増加するなど景気の回復が続いてまいりました。欧州では、ギリシャ問題や失業率、物価の動向などに留意する必要はあるものの、景気は持ち直しの動きが続いてまいりました。中国では、個人消費や生産の伸びが低下するなど、景気は緩やかに減速してまいりました。
当社グループを取り巻くエレクトロニクス市場においては、引き続きスマートフォンが市場を牽引し、それらに搭載される中小型の液晶パネルや半導体、電子部品の出荷が増加いたしました。
液晶ディスプレイ製造装置の設備投資については、期の前半は各社の投資一巡による一服感が見られ、総じて低調に推移いたしましたが、後半には投資を再開する動きが出て、回復してまいりました。自動車市場においては、引き続きエコカーなどの販売が好調なことから、カーエレクトロニクス製品をはじめ自動車部品向けの設備投資が堅調に推移いたしました。
その結果、当連結会計年度につきましては、受注高は、1,827億32百万円(前年同期比129億24百万円(7.6%)増)となり、売上高は1,791億74百万円(同52億96百万円(3.0%)増)となりました。また、損益面では、営業利益は111億32百万円(同8億63百万円(7.2%)減)、経常利益は124億75百万円(同9億8百万円(6.8%)減)、当期純利益は88億74百万円(同26億64百万円(23.1%)減)となりました。

企業集団の事業セグメント別状況は次のとおりであります。

「真空機器事業」
真空機器事業を品目別に見ますと下記のとおりです。
(FPD及びPV製造装置)
FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置は、期の後半において中小型液晶ディスプレイ製造装置の投資に回復が見られたことにより、受注高は前年同期を上回りました。売上高は、大型液晶ディスプレイ製造装置や有機EL製造装置が寄与いたしましたが、期の前半の受注が減少したこと等により、前年同期比減少いたしました。
(半導体及び電子部品製造装置)
半導体関連は、モバイルDRAM、NANDフラッシュメモリ用スパッタリング装置や自然酸化膜除去装置が、電子部品関連は、モバイル機器向け高機能デバイス製造装置が寄与し、受注高、売上高ともに前年同期を上回りました。
(コンポーネント)
半導体、電子部品、FPD業界や自動車関連向けを中心に堅調に推移し、受注高、売上高とも前年同期を上回りました。
(一般産業用装置)
自動車部品製造用真空熱処理炉などを中心に、前年同期を上回る売上高を計上いたしました。

その結果、真空機器事業の受注高は1,527億67百万円、受注残高は665億96百万円、売上高は1,476億41百万円となり、営業利益は77億82百万円となりました。

「真空応用事業」
真空応用事業を品目別に見ますと下記のとおりです。
(材料)
主に日本、韓国などの主要パネルメーカーから液晶ディスプレイ用スパッタリングターゲットを受注し、前年同期を上回る受注高、売上高を計上いたしました。
(その他)
マスクブランクス関連は、スマートフォンやタブレット端末向け及び車載用の半導体向け需要の増加を受け、堅調に推移いたしました。

その結果、真空応用事業の受注高は299億65百万円、受注残高は64億17百万円、売上高は315億33百万円となり、営業利益は32億33百万円となりました。

なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01589] S100608V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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