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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AR1R

有価証券報告書抜粋 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日(2017年6月29日)現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の概況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
①売上高
売上高は、3,596億5百万円と前連結会計年度に比べ60億4百万円の減少(△1.6%)となりました。これは、パナソニック㈱の国内鉛蓄電池事業を譲り受け、第2四半期連結会計期間末から連結対象に組み込んだことにより、国内自動車電池事業の売上が増加したものの、主として為替の円高影響により海外セグメントの売上が減少したことなどによるものであります。

②売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、売上高の減少及び原価低減等により、2,709億92百万円と前連結会計年度に比べ98億78百万円の減少(△3.5%)となりました。
販売費及び一般管理費は、海外子会社を中心に経費が増加したために、655億6百万円と前連結会計年度と比べ26億76百万円の増加(4.3%)となりました。

③営業外収益、営業外費用
営業外収益は、19億1百万円と前連結会計年度に比べ16億62百万円の減少(△46.6%)となりました。これは、主として海外持分法適用会社におけるのれんの償却等により、持分法による投資利益が減少したことによるものであります。
営業外費用は、24億63百万円と前連結会計年度に比べ15億94百万円の減少(△39.3%)となりました。これは、期末における円安に伴い為替差損が減少したことによるものであります。

④特別利益、特別損失
特別利益は、3億38百万円と前連結会計年度と比べ30百万円の増加(10.0%)と、ほぼ前年度並みとなりました。
特別損失は、13億59百万円と前連結会計年度と比べ34億6百万円の減少(△71.5%)となりました。これは、前年度計上していた連結子会社の事業清算による整理損が当期は発生しなかったことや減損損失が減少したことによるものであります。

(3)当連結会計年度の資産、負債、純資産の状況に関する分析
総資産は、現預金が減少したものの、2016年9月末に新規連結子会社を取得したことに伴い、のれん等が増加したことに加え、保有株式の時価評価及び新規設備投資の増加並びに退職給付に係る資産の増加により3,705億8百万円と前連結会計年度末に比べて239億85百万円増加しました。
負債は、総資産と同様に新規連結子会社を取得したことに伴い、1,823億53百万円と前連結会計年度末に比べて136億20百万円増加しました。
純資産は、為替相場が前連結会計年度末と比較して円高に推移したことにより為替換算調整勘定が減少しましたが、株式市況の好転に伴うその他有価証券評価差額金の増加及び親会社株主に帰属する当期純利益により、1,881億55百万円と前連結会計年度末に比べて103億65百万円増加しました。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しく、とりわけ各事業分野での激しい価格競争が続いております。また、当社グループの主要製品である自動車用鉛蓄電池の販売数量は、季節の変化、特に(冷夏、暖冬など)気候の変化による影響を大きく受けます。一方、コストの面では、当社グループの主要製品である鉛蓄電池は、主要原材料に鉛を使用しておりますので、この鉛価格の変動は製造コストに影響を与えます。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載しております。
なお、当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。
2015年3月期2016年3月期2017年3月期
自己資本比率(%)44.944.443.6
時価ベースの自己資本比率(%)62.157.357.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)4.32.52.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ17.3626.2736.92
(注)1.自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。


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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02089] S100AR1R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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