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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DBDT

有価証券報告書抜粋 株式会社 トプコン 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループは、世界市場におけるVOC(Voice Of Customer、顧客の声)を捉え、本社研究部門、技術部門、並びに米国・欧州における子会社の各技術部門等で、積極的な研究開発活動を行っております。また、新技術の早期確立のために、内外の外部研究機関との交流を活発に行っております。特に広帯域波長に対応できる光学技術、GNSS(Global Navigation Satellite System)技術、OCT(Optical Coherence Tomography)技術、画像処理技術等のコアコンピタンス研究開発に注力するとともに、ITソリューションによる事業領域拡大に向けた研究開発投資を行い、各事業分野における技術アドバンテージの強化を目指しております。
当年度におけるグループ全体の研究開発費は、12,964百万円(前年度比24.5%の増加)であり、セグメント毎の研究目的、研究成果、及び研究開発費は次のとおりであります。

(1) スマートインフラ事業

スマートインフラ事業は、自社保有技術の高度化・高機能化への研究開発を鋭意継続すると共に、他に類を見ない高付加価値差異化商品を他社に先駆け市場に投入すべく、新たな技術の研究開発と、そのIT応用に関する研究開発を行っております。
当年度における研究成果は次のとおりであり、当セグメントに係わる研究開発費は、1,718百万円であります。

・UAV空中写真測量においては、自動追尾トータルステーションを用いてカメラ位置を直接計測するTSトラッキングUASをリリースいたしました。3D点群処理ソフトウェアMAGNET Collageとの組み合わせで、標定点測量や対空標識の設置作業を行うことなく安定した計測精度が得られますので、作業時間を大幅に削減する事が可能となります。
・3D点群や画像データのブラウジングツールとしてMAGNET Collage Webをリリースいたしました。MANGET Collageで生成・合成した点群をクラウドサーバーに保存し、高性能なPCを使うことなく、インターネットに接続するだけで、ウェブブラウザで複雑かつ大容量の3D点群や画像データをお客様の顧客や共同作業者とシェアすることができます。

(2) ポジショニング・カンパニー

ポジショニング・カンパニーは、最先端のGNSSコア技術、マシンコントロール(MC)技術、IMU応用技術、精密農業技術、土地測量応用技術、ウェブ・クラウドコンピューティング技術を基幹として、各事業分野に幅広い製品とサービスを提供するために世界の17拠点で研究開発活動を展開しております。
当年度における研究成果は次のとおりであり、当セグメントに係わる研究開発費は、7,739百万円であります。

・MC分野では、路面舗装に革新的な効果をもたらした「RD-M1」「RD-MC」「Intelligent転圧」の開発活動を完了しました。また、10インチの新ディスプレイ「GX-75」や高性能コントローラー「MC-X1」をリリースし、顧客の生産性向上に貢献しています。
・GNSS分野では、ツインアンテナを搭載し位置と方位の測定が可能なモジュラー型GNSS受信機「MR-2」、Sokkiaブランドの超小型GNSS受信機「GCX3」をリリースしました。また、IRNSS L5やSBAS L5の信号追跡アルゴリズム開発など、コアGNSS技術研究拡充に注力しています。
・AGビジネスユニットはクラウドベースの農業エコシステムであるTopcon Agricultural Platform (TAP)の開発を行なうなど、農業の効率を高め食糧安保を強化するために革新的な研究開発を続けています。

(3) アイケア事業

アイケア事業は、“人の目の健康への貢献”、特にQuality of Vision(見え方の質)の向上を目指し、眼科医向け及び眼鏡店向けの検査・診断用機器、治療機器、そのIT応用に関する研究開発を行っております。
当年度における研究成果は次のとおりであり、当セグメントに係わる研究開発費は、2,976百万円であります。

・3次元眼底像撮影装置DRI OCT Tritonが米国食品医薬局(FDA)による510(k)のクリアランスを取得しました。DRI OCT Tritonは、OCT撮影の光源に中心波長1μmのSwept Source (波長掃引光源) を用いており、高精細な断層画像が得られます。その他の特徴としてカラー眼底撮影、フルオレセイン蛍光眼底血管造影撮影、自発蛍光眼底撮影、デジタルレッドフリー撮影が可能で、研究領域のみならず臨床の現場においてもその能力が最大限に発揮することが期待できる装置です。
・オートレケラトレフラクトメータ KR-800PAを発売いたしました。一度の測定で屈折力測定だけでなく、角膜屈折力分布マップも取得でき、追加操作なしで角膜乱視の有無を確認できます。3Dオートアライメント機能や8.5インチの大型タッチパネルをモニターでの操作、シンプルでわかりやすいデータ表示により、すばやく簡単に情報が得られます。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02299] S100DBDT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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