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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001V75

有価証券報告書抜粋 株式会社 リソー教育 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
①事業全般の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融政策を背景に円安株高が進行し、景気は穏やかに持ち直しの傾向にありますが、中国及び新興国経済の成長鈍化などにより先行き不透明な状況が続いております。
学習塾業界におきましては、こうした経済状況に加え、従来からの少子化の流れの中で経営環境は依然厳しい状況で推移いたしました。
このような外部環境に対して、少子化・不況を前提としたビジネスモデルの当社は、従来通りの差別化戦略
を徹底してまいりました。
事業拠点につきましては、城北本部(東京都)、神奈川本部(神奈川県)の開設に続き、当連結会計年度もTOMAS、インターTOMAS、メディックTOMAS、伸芽会の各教室を併設する千葉本部(千葉県)を開設いたしました。
セグメント別の開校状況は次のとおりです。
TOMASは、川越校(埼玉県)、千葉校(千葉県)を新規開校し、町田校(東京都)を拡大移転リニューアル、藤沢校(神奈川県)を拡大リニューアルいたしました。
また、メディックTOMASは、横浜校(神奈川県)、新百合ヶ丘校(神奈川県)、立川校(東京都)、柏校(千葉県)、藤沢校(神奈川県)、たまプラーザ校(神奈川県)、赤羽校(東京都)、新宿校(東京都)、千葉校(千葉県)、町田校(東京都)を新規開校いたしました。
さらに、インターTOMASは、御茶ノ水スクール(東京都)、渋谷スクール(東京都)、World Bridge TOMAS大森スクール(東京都)、国立スクール(東京都)、千葉スクール(千葉県)を新規開校いたしました。なお、2013年10月2日付で、マンツーマン英語スクール(インターTOMAS)部門を分社化し、株式会社インターTOMASを新設分割により設立しております。
名門会は、国立駅前校(東京都)、御茶ノ水駅前校(東京都)、仙台駅前校(宮城県)、松戸駅前校(千葉県)、川崎駅前校(神奈川県)、姫路駅前校(兵庫県)を新規開校し、天神駅前校(福岡県)、藤沢駅ビル校(神奈川県)を拡大リニューアル、堺東駅前校(大阪府)を拡大移転リニューアルいたしました。
伸芽会は、伸芽会大崎教室(東京都)、伸芽'sクラブ大崎(東京都)、伸芽'sクラブ神楽坂(東京都)を新規開校し、伸芽会千葉教室(千葉県)を拡大移転リニューアルいたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は19,775百万円(前期比0.2%減)、営業損失は508百万円(前年同期は営業利益794百万円)、経常損失は530百万円(前年同期は経常利益763百万円)となりました。また、有形固定資産の減損損失1,410百万円、不正関連損失664百万円、投資有価証券評価損274百万円などの発生により、当期純損失は2,682百万円(前年同期は当期純利益196百万円)となりました。
なお、売上高については、連結では微減に留まったものの、個別では今回の売上不適正計上に係る調査対応等により教室現場が営業活動に注力できなかったこと、及び2013年10月の分社化の影響等により前期実績値との差異が生じました。
利益面では、売上高の減少に加え、事業規模拡大のための教室設備等への先行投資による影響で利益率が下がり、営業損失及び経常損失となりました。
また当社は、過年度の売上の不適正計上に係る調査結果を踏まえ過年度決算の訂正を行ったことを受け、株式会社東京証券取引所より当社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められたことから、2014年3月11日付にて、特設注意市場銘柄に指定されました。
2014年2月14日付「第三者委員会の調査報告に基づく再発防止策について」のとおり、第三者委員会の調査結果を真摯に受け止め、再発防止委員会を設置し、再発防止のための提言に沿って業務の改善に取り組んでまいります。
その進捗につきましては、引き続きお知らせしてまいります。

②セグメント別の概況
セグメント別の業績は次のとおりとなります。
(a)TOMAS(トーマス) [学習塾事業部門]
完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は10,375百万円(前期比
10.1%減)となりました。
(b)名門会 [家庭教師派遣教育事業部門]
100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国レベルでの事業エリア拡大を進め、
売上高は4,864百万円(前期比16.3%増)となりました。

(c)伸芽会 [幼児教育事業部門]
名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を背景にした既存事業「伸芽会」の成長に
加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽'sクラブ(しんが~ずくらぶ)」を拡大し、売上高は
3,128百万円(前期比7.2%増)となりました。
(d)スクールTOMAS [学校内個別指導事業部門]
学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は699百万円(前期比30.0%
増)、内部売上を含むと1,240百万円(前期比66.2%増)となりました。なお、2013年10月2日付で、
株式会社日本エデュネットの商号を株式会社スクールTOMASに変更しております。
(e)その他 [人格情操合宿教育事業並びに生徒募集勧誘事業部門]
人格情操合宿教育事業部門のスクールツアーシップ(株式会社プラスワン教育)は、高い学力
プラス・ワンの情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、生徒募集勧誘事業部門の
TOMAS企画は、成長の原動力となる生徒募集勧誘事業を積極的に行った結果、その他部門の合計で、
売上高は706百万円(前期比10.8%増)、内部売上を含むと1,111百万円(前期比11.3%増)となり
ました。なお、2013年10月2日付で、人格情操合宿教育部門を分社化し、株式会社プラスワン教育
を新設分割により設立しております。また、株式会社リソー教育企画の商号を株式会社TOMAS企画に
変更しております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1,885百万円減少し、1,903百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は398百万円(前期は1,666百万円の獲得)となりました。この主な内容は、税金等調整前当期純損失2,822百万円、減損損失1,410百万円、不正関連損失664百万円、売上債権の減少額1,579百万円、未払金の増加額684百万円、前受金の減少額974百万円、法人税等の支払額909百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5,465百万円(前期は615百万円の使用)となりました。この主な内容は、有形固定資産の取得による支出3,990百万円、投資有価証券の取得による支出1,512百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3,978百万円(前期比3,410百万円増)となりました。この主な内容は、短期借入れによる収入5,000百万円、短期借入金の返済による支出5,104百万円、株式の発行による収入3,327百万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05024] S1001V75)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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