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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D1JA

有価証券報告書抜粋 株式会社 リソー教育 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
①事業全般の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、個人消費が持ち直す等、景気の緩やかな回復基調が続いております。一方、海外では、政策に関する不確実性による影響、金融資本市場の変動の影響等による国内景気の先行きが懸念されております。
学習塾業界におきましては、こうした経済状況に加え、従来からの少子化の流れの中で経営環境は依然厳しい状況で推移いたしました。加えて、業界内での資本業務提携など再編の動きが活発化しております。
このような外部環境に対して、少子化・不況を前提としたビジネスモデルの当社グループは、当期で2年目となる3カ年の中期経営計画のもと「すべては子どもたちの未来のために」という考え方から、高品質な「本物」の教育サービスを提供し、徹底した差別化戦略によって日本を代表するオンリーワン企業を目指すことを経営の基本方針とし、景気動向に左右されない安定した収益基盤を構築するため、既存事業(TOMAS、名門会、伸芽会)のさらなる拡大と新規事業(スクールTOMAS、プラスワン教育、伸芽’Sクラブ、インターTOMAS)の事業展開を推し進め、企業競争力、企業体質の強化を通じて、持続的成長と企業価値向上に努めてまいりました。
当連結会計年度におきましては、主力事業のTOMAS(完全1対1の進学個別指導塾)は前期より成長戦略として推進している「首都圏サテライト校戦略」の実施により8校を新規開校し、名門会(100%プロ社会人家庭教師)も全国に展開している支社・校舎の効率的運営を狙い、TOMASが展開していない地域(1都3県以外)に個別指導塾「TOMEIKAI」を5校展開するなど堅調に推移しており、当社グループの成長牽引に大きく貢献しております。
また、新規事業のスクールTOMAS(学校内個別指導塾)は、今後の大学入試改革により、一層、英会話が重要科目になることから、フィリピン・セブ島のITパークを拠点として学校法人向けのオンライン英会話システムを学校の授業内・放課後の学習で展開、さらなる学校教育のニーズを取り込んでおり、プラスワン教育(人格情操合宿教育事業)もサッカースクールを1校、体操スクールを1校新規開校するほか、海外留学事業を展開するなど順調で、伸芽会(名門幼稚園受験・名門小学校受験)の新規事業である長時間英才託児事業および学童事業の「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」は2校を新規開校し、さらなる収益力向上を目指すなど好調に伸びております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は22,584百万円(前期比8.7%増)、営業利益は2,158百万円(前期比5.2%増)、経常利益は2,139百万円(前期比5.3%増)、通学型イングリッシュキャンプに関する費用を特別損失に計上したものの、親会社株主に帰属する当期純利益は1,381百万円(前期比8.3%増)となりました。

② セグメント別の概況
セグメント別の業績は次のとおりとなります。
なお、当連結会計年度から報告セグメントの区分を変更しており、従来の区分に「人格情操合宿教育事業部門」を加えております。
(a)TOMAS(トーマス) [学習塾事業部門]
完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は11,463百万円(前期比9.4%増)、内部売上を含むと11,556百万円(前期比9.1%増)となりました。
当連結会計年度におきましては、TOMAS国立校(東京都)、TOMASセンター北校(神奈川県)、TOMAS戸越校(東京都)、TOMAS浅草橋校(東京都)、TOMAS向ヶ丘遊園校(神奈川県)、TOMAS戸塚校(神奈川県)、メディックTOMAS横浜校(神奈川県)、TOMAS武蔵境校(東京都)を新規開校し、TOMAS錦糸町校(東京都)、TOMAS高田馬場校(東京都)を移転リニューアルいたしました。
(b)名門会 [家庭教師派遣教育事業部門]
100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は4,799百万円(前期比4.6%増)となりました。
当連結会計年度におきましては、TOMEIKAI松本校(長野県)、TOMEIKAI浜松校(静岡県)、TOMEIKAI長崎校(長崎県)、TOMEIKAI熊本校(熊本県)、TOMEIKAI鹿児島中央校(鹿児島県)を新規開校、名門会藤沢駅前校(神奈川県)、名門会大宮駅前校(埼玉県)を移転リニューアルいたしました。

(c)伸芽会 [幼児教育事業部門]
名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽'Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は3,761百万円(前期比13.2%増)、内部売上を含むと3,789百万円(前期比13.0%増)となりました。
当連結会計年度におきましては、伸芽’Sクラブ学童国立校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童月島校(東京都)を新規開校し、伸芽’Sクラブ学童池袋校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童自由が丘校(東京都)を移転リニューアルいたしました。
(d)スクールTOMAS [学校内個別指導事業部門]
学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は1,093百万円(前期比5.7%増)、内部売上を含むと1,332百万円(前期比5.2%増)となりました。
(e)プラスワン教育 [人格情操合宿教育事業部門]
情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は1,453百万円(前期比8.4%増)、内部売上を含むと1,488百万円(前期比9.1%増)となりました。
当連結会計年度におきましては、TOMASサッカースクール銀座校(東京都)、TOMAS体操スクール成城学園校(東京都)を新規開校、TOMAS体操スクール神宮外苑校(東京都)、TOMAS体操スクール自由が丘校(東京都)を移転リニューアルいたしました。
(f)その他の事業
生徒募集勧誘事業部門の株式会社TOMAS企画は、成長の原動力となる生徒募集勧誘事業を積極的に行った結果、その他部門の合計で、売上高は13百万円(前期比96.5%増)、内部売上を含むと721百万円(前期比20.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて305百万円増加し、4,171百万円(前連結会計年度末3,866百万円)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,278百万円(前連結会計年度は得られた資金2,481百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,020百万円、減価償却費233百万円、法人税等の支払額378百万円、訴訟和解金の支払額109百万円、前受金の増加額240百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は593百万円(前連結会計年度は使用した資金527百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出324百万円、敷金及び保証金の差入による支出191百万円、敷金及び保証金の回収による収入79百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,377百万円(前連結会計年度は使用した資金2,603百万円)となりました。これは主に、配当金の支払による支出1,373百万円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05024] S100D1JA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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