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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D1CZ

有価証券報告書抜粋 株式会社 世界貿易センタービルディング 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における世界経済は、地政学的リスクが上昇するなか、米国においては堅調に推移し、欧州でも緩やかに回復するなど、当初の予想を上回る底堅い動きとなった。わが国経済も、好調な企業業績を背景に雇用・家計所得が改善し、個人消費も緩やかながら上向くなど、概ね順調な成長軌道を辿った。
このような経済環境のもと、当社グループは、主業とする建物賃貸事業を中心に地道な事業活動を展開した。この結果、当連結会計年度の当社グループの連結業績については、営業収益が192億3千6百万円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益が53億6千5百万円(前連結会計年度比0.3%減)、経常利益が54億4千8百万円(前連結会計年度比0.3%減)となった。これに、特別損失として再開発関連費用など1億4千9百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比較し4千3百万円減益(前連結会計年度比1.6%減)の26億2千3百万円となった。

事業別の状況は、次のとおりである。

主力の建物賃貸事業は、オフィス賃貸市場において東京都心5区の空室率が約3%を維持しており、賃料水準も引き続き緩やかに上昇しているなか、浜松町の「世界貿易センタービル」はほぼ満室状態で推移し、大崎の「ThinkPark Tower」も前連結会計年度を上回る収入を確保した。この結果、当連結会計年度の業績は、営業収益が153億4千4百万円(前連結会計年度比0.7%増)、営業利益は66億2千3百万円(前連結会計年度比0.9%増)となった。
建物管理受託事業は、「ThinkPark Tower」における建物管理受託事業はほぼ前連結会計年度並みの収入を確保し、当社連結子会社の株式会社貿易ビルサービスが手掛ける清掃受託事業は受託案件の増加により、また同じく同社が手掛ける建築請負事業もテナントの入退去などに伴う工事の受注増により、それぞれ増収を果たした。この結果、当連結会計年度の業績は、営業収益が25億8千3百万円(前連結会計年度比10.1%増)、営業利益は4億6千6百万円(前連結会計年度比5.3%増)となった。
その他の事業[ブライダル・コンファレンス、駐車場、バスターミナル、展望台他および子会社事業]はブライダル事業が、少子化の影響や事業者間競争が厳しさを増すなか、一部宴会場の眺望が悪化したことにより、婚礼受注件数が半減し大幅な減収となった。コンファレンス事業は地道な営業努力により前連結会計年度並みの収入を確保したが、駐車場事業は「世界貿易センタービル」建替工事による営業スペース減少の影響などもあり減収となった。その結果、当連結会計年度の業績は、営業収益が13億8百万円(前連結会計年度比25.3%減)、利益面では1億6百万円の営業損失(前連結会計年度は営業損失1千5百万円)となった。


(2) キャッシュフローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ33億2千4百万円減少し、185億3千9百万円となった。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動におけるキャッシュ・フローは、34億4千万円の資金の増加(前連結会計年度比△3億1千8百万円)となった。
これは法人税等の支払額9億7千1百万円、未払金の減少額18億2千5百万円等による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益52億9千9百万円、非資金損益項目である減価償却費14億8千4百万円等による資金の増加があったことによるものである。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、58億2千9百万円の資金の減少(前連結会計年度比△36億6千2百万円)となった。
これは有形固定資産の売却に伴う手付金等により資金の増加があったものの、有形固定資産の取得等による資金の減少があったことによるものである。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、9億3千5百万円の資金の減少(前連結会計年度比+8千万円)となった。
これは短期借入金の返済等によるものである。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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