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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VWF

有価証券報告書抜粋 株式会社 十八銀行 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー対処すべき課題


○金融経済環境

2015年度の我が国経済は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けました。企業収益が改善するなか、設備投資は緩やかに増加し、住宅投資は持ち直しの動きが見られました。また、個人消費は、雇用・所得環境の着実な改善を背景に底堅く推移しました。一方、公共投資については高水準ながら緩やかに減少しました。
金融面では、日本銀行によるマイナス金利付き量的・質的金融緩和を背景に、国内長期金利はマイナス圏内まで低下しました。為替相場は米国金融政策を巡る思惑などから、一時1ドル120円を超える水準まで円安ドル高が進行し、日経平均株価については、海外株価の上昇などにより20,000円台を回復しましたが、その後は原油価格や中国株式市場の下落、米国経済の先行き不透明感を背景とした世界的なリスク回避の流れを受けて大きく下落しました。
当行の主要な営業基盤である長崎県の経済は、緩やかな回復の動きが持続しました。生産面では、電子部品など一部に弱めの動きがみられるものの、造船は既往の受注を背景に高操業を維持しました。また、需要面では設備投資が増加し、住宅投資は持ち直しの動きがみられました。一方、公共投資については弱い動きとなりました。
観光面では、主要施設の集客施策が奏功したことに加え、国際クルーズ船の寄港増加、世界遺産登録効果などを背景に好調に推移しました。なお、雇用・所得環境は労働需給が緩やかな改善を続け、雇用者所得は持ち直すとともに、人手不足感が強まりました。

○経営方針(単体ベース)

(1) 経営の基本方針
当行は、企業理念を以下のとおり定め、地域社会の発展に貢献できるよう、収益力の強化や健全性の維持・向上に向け企業努力を続けております。
「地域とともに」 十八銀行は、地域のための金融機関として、地域とともに歩み、ともに発展し、地域社会と人々のより豊かな明日の創造に貢献します。
「お客さまのために」 十八銀行は、お客さまのご要望に的確にお応えするため、先見性と健全性をもち、人と組織を活かし、どこよりも質の高いサービスを提供します。
「心をこめて」 私たちは、たえず自分を磨き、明るく楽しく、いきいきと仕事に取り組み、ふれあいを大切にした行動で信頼と期待に応えます。
(2) 中長期的な経営戦略
当行は、2014年4月に中期経営計画「CS³(シーエスキューブ)」をスタートさせました。本計画では、揺るぎない経営基盤を構築するとともに、地域活力の創造への主体的な取り組み、お客さま満足度の高いサービスの提供により、地域ならびにお客さまとのつながりを深化させ、ともに成長していくことを基本方針に掲げ、最初の3年間を地域・お客さまとのつながりを深化させる1st-Stage、次の2年間を地域・お客さまとともに成長していく2nd-Stage の、5ヵ年計画といたしました。
また、本計画において、5つの重点的に取り組む事項を定め、これらを確実に実践していくことで、地域との共存共栄、お客さま満足度の飛躍的な向上を図り、当行の長期ビジョンである「長崎県のトップバンクとして、圧倒的に支持・信頼される銀行」を目指してまいります。
≪重点的に取り組む事項≫
① 質の高い商品・サービスの提供
徹底したお客さま目線による商品・サービスの提供、お客さまの利便性の追求を着実に実践していくほか、相談態勢の充実、付加価値の高い提案営業の強化等を図っていくことで、お客さまから選んでいただける銀行を目指してまいります。
② 地域と連携した経済活性化への貢献
地域の銀行であることの自覚と責任をしっかり持って、グループ挙げて各種地域活性化プロジェクトに主体的に参画していくとともに、地域企業のライフステージに応じた支援を積極的に行うことで、地域との共存共栄を目指してまいります。

③ 営業力の強化
営業面、事務面のプロセス改革を実施することで営業活動時間の拡大を図り、お客さまとの接点の増加・木目細やかな提案活動等を実現させ、強固な営業基盤を構築してまいります。また、特に専門性の高い分野におきましては、専門スタッフを配置するほか、必要に応じて外部機関との連携等により、お客さまサポート体制の強化を図ってまいります。
④ 人材育成と働きがいのある職場づくり
お客さまとの信頼関係を構築できる人間力の高い「自律型人材」(環境変化に対し自ら主体的に考えて積極的に行動し成果を出せる人材)を育成するとともに全職員のモチベーションを高め、活力ある組織づくりに努めてまいります。
⑤ 安定的経営体質の構築
コストマネジメント強化と業務提携によるスケールメリットの追求、安心・安全な金融サービス態勢の構築、リスク管理・内部管理態勢の強化、コンプライアンス風土の醸成により、いかなる経営環境の変化にも対応できる強固な経営基盤を構築してまいります。
(3) 目標とする経営指標
中期経営計画「CS³(シーエスキューブ)」において、目標とする主な経営指標は以下のとおりであります。
〔1st-Stage 最終年度の計数目標〕(2016年度)
◆コア業務純益 70億円以上
◆当期純利益 35億円以上
◆自己資本比率 10%台後半以上(経過措置適用せず)
◆貸出金平残増加額 1,500億円以上(2013年度比)
◆預金平残増加額(含むNCD) 1,600億円以上(2013年度比)

○経営成績(連結ベース)

当連結会計年度の損益面につきましては、以下のとおりとなりました。
経常収益は当行単体において貸倒引当金戻入益の減少があったものの、有価証券関係収益が増加したこと等により、前連結会計年度比5億64百万円増加して499億23百万円となりました。
一方、経常費用は当行単体において預金保険料の減少を主因とした営業経費の減少があったものの、国債等債券売却損の増加によるその他業務費用の増加や、有価証券運用に関する資金調達費用の増加を受け、前連結会計年度比12億70百万円増加して384億44百万円となりました。
その結果、経常利益は前連結会計年度比7億5百万円減少して114億78百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比1億13百万円増加して68億25百万円となりました。
セグメント別の業績(内部取引控除前)は次のとおりであります。
①銀行業
経常収益は前連結会計年度比6億23百万円増加して416億5百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比8億39百万円減少して98億89百万円となりました。
②リース業
経常収益は前連結会計年度比60百万円減少して79億39百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比9百万円減少して3億9百万円となりました。
③保証業
経常収益は前連結会計年度比37百万円増加して9億1百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比27百万円増加して7億52百万円となりました。
④その他
その他の事業の主なものは、クレジットカード業等であります。経常収益は前連結会計年度比1億1百万円増加して23億18百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比1億10百万円増加して3億46百万円となりました。


○連結キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度にかかるキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは預金の増加額が前連結会計年度比減少したこと等を主因に前連結会計年度比912億46百万円減少して283億14百万円のマイナス、投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の取得による支出の減少等を主因に前連結会計年度比952億54百万円増加して675億27百万円のプラスとなり、財務活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度比1億56百万円増加して15億83百万円のマイナスとなりました。
その結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末比376億26百万円増加して1,488億13百万円となりました。

(1) 国内・国際業務部門別収支
① 国内業務部門
資金運用収支は、資金運用収益が減少し、資金調達費用が増加したことから、前連結会計年度比1億83百万円の減少となりました。役務取引等収支は、役務取引等収益が減少し、役務取引等費用が増加したことから、前連結会計年度比3億94百万円の減少となりました。その他業務収支は、その他業務費用の増加がその他業務収益の増加を上回ったことから、前連結会計年度比1億23百万円の減少となりました。
② 国際業務部門
資金運用収支は、資金運用収益の増加が資金調達費用の増加を上回ったことから、前連結会計年度比2億91百万円の増加となりました。役務取引等収支は、役務取引等収益が減少し、役務取引等費用が増加したことから、前連結会計年度比8百万円の減少となりました。その他業務収支は、その他業務収益が増加し、その他業務費用が減少したことから、前連結会計年度比1億91百万円の増加となりました。
種類期別国内国際相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前連結会計年度26,1511,73727,888
当連結会計年度25,9672,02827,996
うち資金運用収益前連結会計年度27,9362,0015529,882
当連結会計年度27,8122,6856030,438
うち資金調達費用前連結会計年度1,785264551,994
当連結会計年度1,844657602,441
役務取引等収支前連結会計年度4,793324,825
当連結会計年度4,398234,421
うち役務取引等収益前連結会計年度7,211707,282
当連結会計年度7,135657,201
うち役務取引等費用前連結会計年度2,418382,457
当連結会計年度2,736422,779
その他業務収支前連結会計年度8,323△638,259
当連結会計年度8,2001288,328
うちその他業務収益前連結会計年度8,9451629,108
当連結会計年度9,6812719,953
うちその他業務費用前連結会計年度622225848
当連結会計年度1,4801431,624

(注) 1 「国内」とは、当行の円建取引及び子会社であります。
2 「国際」とは、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際に含めております。
3 資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額は、国内と国際の間の資金貸借の利息であります。
4 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。


(2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況
① 国内業務部門
資金運用勘定の平均残高は前連結会計年度比766億42百万円増加して2兆6,147億40百万円となり、また利回りは0.03%低下して1.06%となりました。資金運用収益は、前連結会計年度比1億23百万円減少して278億12百万円となりました。
一方、資金調達勘定の平均残高は前連結会計年度比815億41百万円増加して2兆5,487億85百万円となり、また利回りは前連結会計年度比変わらず0.07%となりました。資金調達費用は、前連結会計年度比59百万円増加して18億44百万円となりました。
種類期別平均残高利息利回り
金額(百万円)金額(百万円)(%)
資金運用勘定前連結会計年度2,538,09827,9361.10
当連結会計年度2,614,74027,8121.06
うち貸出金前連結会計年度1,383,30619,7901.43
当連結会計年度1,443,72119,4171.34
うち商品有価証券前連結会計年度12300.51
当連結会計年度15300.41
うち有価証券前連結会計年度988,1787,9010.79
当連結会計年度964,5108,0990.83
うちコールローン及び
買入手形
前連結会計年度49,345560.11
当連結会計年度41,387470.11
うち買現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
支払保証金
前連結会計年度
当連結会計年度
うち預け金前連結会計年度55,770550.09
当連結会計年度94,897950.10
資金調達勘定前連結会計年度2,467,2441,7850.07
当連結会計年度2,548,7851,8440.07
うち預金前連結会計年度2,315,0061,1170.04
当連結会計年度2,387,5131,0850.04
うち譲渡性預金前連結会計年度120,6541310.10
当連結会計年度123,1801270.10
うちコールマネー及び
売渡手形
前連結会計年度69800.11
当連結会計年度1,147△0△0.00
うち売現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
受入担保金
前連結会計年度
当連結会計年度5,11200.01
うちコマーシャル・
ペーパー
前連結会計年度
当連結会計年度
うち借用金前連結会計年度34,7751050.30
当連結会計年度35,159980.28

(注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、子会社については、月末毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2 「国内」とは、当行の円建取引及び子会社であります。


② 国際業務部門
資金運用勘定の平均残高は前連結会計年度比345億40百万円増加して1,617億3百万円となり、また利回りは0.08%上昇して1.66%となりました。資金運用収益は、前連結会計年度比6億83百万円増加して26億85百万円となりました。
一方、資金調達勘定の平均残高は前連結会計年度比346億5百万円増加して1,617億53百万円となり、また利回りは0.19%上昇して0.40%となりました。資金調達費用は、前連結会計年度比3億92百万円増加して6億57百万円となりました。
種類期別平均残高利息利回り
金額(百万円)金額(百万円)(%)
資金運用勘定前連結会計年度127,1632,0011.57
当連結会計年度161,7032,6851.66
うち貸出金前連結会計年度2,648351.32
当連結会計年度5,517611.10
うち商品有価証券前連結会計年度
当連結会計年度
うち有価証券前連結会計年度119,7341,9631.64
当連結会計年度151,5012,6211.73
うちコールローン及び
買入手形
前連結会計年度7400.20
当連結会計年度48910.25
うち買現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
支払保証金
前連結会計年度
当連結会計年度
うち預け金前連結会計年度000.00
当連結会計年度000.00
資金調達勘定前連結会計年度127,1482640.20
当連結会計年度161,7536570.40
うち預金前連結会計年度6,95210.02
当連結会計年度5,85410.02
うち譲渡性預金前連結会計年度
当連結会計年度
うちコールマネー及び
売渡手形
前連結会計年度21,6041010.46
当連結会計年度36,7922910.79
うち売現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
受入担保金
前連結会計年度39,100800.20
当連結会計年度50,8392370.46
うちコマーシャル・
ペーパー
前連結会計年度
当連結会計年度
うち借用金前連結会計年度
当連結会計年度

(注) 1 「国際」とは、当行の外貨建取引であります。
2 国際の中の外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。


③ 合計
種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り
(%)
小計相殺
消去額
(△)
合計小計相殺
消去額
(△)
合計
資金運用勘定前連結会計年度2,665,26259,3732,605,88829,9385529,8821.14
当連結会計年度2,776,44468,1822,708,26230,4986030,4381.12
うち貸出金前連結会計年度1,385,9551,385,95519,82519,8251.43
当連結会計年度1,449,2391,449,23919,47819,4781.34
うち商品有価証券前連結会計年度123123000.51
当連結会計年度153153000.41
うち有価証券前連結会計年度1,107,9131,107,9139,8659,8650.89
当連結会計年度1,116,0121,116,01210,72110,7210.96
うちコールローン
及び買入手形
前連結会計年度49,41949,41956560.11
当連結会計年度41,87741,87748480.11
うち買現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
支払保証金
前連結会計年度
当連結会計年度
うち預け金前連結会計年度55,77055,77055550.09
当連結会計年度94,89894,89895950.10
資金調達勘定前連結会計年度2,594,39259,3732,535,0182,050551,9940.07
当連結会計年度2,710,53968,1822,642,3562,501602,4410.09
うち預金前連結会計年度2,321,9592,321,9591,1181,1180.04
当連結会計年度2,393,3672,393,3671,0871,0870.04
うち譲渡性預金前連結会計年度120,654120,6541311310.10
当連結会計年度123,180123,1801271270.10
うちコールマネー
及び売渡手形
前連結会計年度22,30222,3021021020.45
当連結会計年度37,93937,9392912910.76
うち売現先勘定前連結会計年度
当連結会計年度
うち債券貸借取引
受入担保金
前連結会計年度39,10039,10080800.20
当連結会計年度55,95255,9522382380.42
うちコマーシャル・
ペーパー
前連結会計年度
当連結会計年度
うち借用金前連結会計年度34,77534,7751051050.30
当連結会計年度35,15935,15998980.28

(注) 1 資金運用勘定及び資金調達勘定の相殺消去額は、国内と国際の間の資金貸借であります。
2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。


(3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況
① 国内業務部門
役務取引等収益は、前連結会計年度比76百万円減少して71億35百万円となりました。一方、役務取引等費用は、前連結会計年度比3億17百万円増加して27億36百万円となりました。
② 国際業務部門
役務取引等収益は、前連結会計年度比5百万円減少して65百万円となりました。一方、役務取引等費用は、前連結会計年度比3百万円増加して42百万円となりました。
種類期別国内国際相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前連結会計年度7,211707,282
当連結会計年度7,135657,201
うち預金・貸出業務前連結会計年度1,5151,515
当連結会計年度1,8801,880
うち為替業務前連結会計年度2,260622,322
当連結会計年度2,231582,289
うち証券関連業務前連結会計年度1,6501,650
当連結会計年度1,2231,223
うち代理業務前連結会計年度1,2481,248
当連結会計年度1,2851,285
うち保護預り・
貸金庫業務
前連結会計年度4343
当連結会計年度4242
うち保証業務前連結会計年度4938502
当連結会計年度4717479
役務取引等費用前連結会計年度2,418382,457
当連結会計年度2,736422,779
うち為替業務前連結会計年度60734642
当連結会計年度63434669

(注) 1 「国内」とは、当行の円建取引及び子会社であります。
2 「国際」とは、当行の外貨建取引であります。

(4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内国際合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前連結会計年度2,384,9056,0352,390,941
当連結会計年度2,417,3756,3452,423,720
うち流動性預金前連結会計年度1,394,2551,394,255
当連結会計年度1,420,3241,420,324
うち定期性預金前連結会計年度950,602950,602
当連結会計年度953,646953,646
うちその他前連結会計年度40,0476,03546,082
当連結会計年度43,4046,34549,749
譲渡性預金前連結会計年度80,24280,242
当連結会計年度69,88369,883
総合計前連結会計年度2,465,1486,0352,471,183
当連結会計年度2,487,2586,3452,493,603

(注) 1 「国内」とは、当行の円建取引及び子会社であります。
2 「国際」とは、当行の外貨建取引であります。
3 預金の区分は、次のとおりであります。
①流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
②定期性預金=定期預金
③その他は、上記①、②以外の預金


(5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前連結会計年度当連結会計年度
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)1,451,251100.001,521,771100.00
製造業112,0637.72111,9107.35
農業、林業7,1680.497,5850.50
漁業6,9910.487,0760.46
鉱業、採石業、砂利採取業7980.057840.05
建設業39,1862.7040,1712.64
電気・ガス・熱供給・水道業29,2392.0135,4242.33
情報通信業7,7880.547,7630.51
運輸業、郵便業43,1962.9846,5953.06
卸売業、小売業167,26911.53162,05810.65
金融業、保険業46,8223.2246,7003.07
不動産業、物品賃貸業168,60311.62183,75612.08
宿泊業、飲食業21,3011.4723,1751.52
生活関連サービス業、娯楽業52,9403.6546,2553.04
医療、福祉94,9966.5599,3736.53
地方公共団体219,03415.09236,15715.52
その他433,84629.90466,98130.69
特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計1,451,2511,521,771

(注) 「国内」とは当行及び子会社であります。

② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。

(6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
種類期別国内国際合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
国債前連結会計年度599,887599,887
当連結会計年度528,145528,145
地方債前連結会計年度144,557144,557
当連結会計年度132,193132,193
短期社債前連結会計年度
当連結会計年度
社債前連結会計年度206,818206,818
当連結会計年度178,747178,747
株式前連結会計年度35,03235,032
当連結会計年度29,43829,438
その他の証券前連結会計年度31,744138,422170,166
当連結会計年度55,141154,767209,909
合計前連結会計年度1,018,038138,4221,156,461
当連結会計年度923,667154,7671,078,434

(注)1「国内」とは、当行の円建取引及び子会社であります。
2「国際」とは、当行の外貨建取引であります。
3 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。

(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号。以下、「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用し、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の計算については、基礎的手法を採用しております。

連結自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)
2016年3月31日
1.連結自己資本比率(2/3)11.59
2.連結における自己資本の額1,385
3.リスク・アセットの額11,951
4.連結総所要自己資本額478


単体自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)
2016年3月31日
1.自己資本比率(2/3)11.39
2.単体における自己資本の額1,330
3.リスク・アセットの額11,675
4.単体総所要自己資本額467


(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

3 要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

資産の査定の額

債権の区分2015年3月31日2016年3月31日
金額(億円)金額(億円)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権3526
危険債権261295
要管理債権178142
正常債権14,22314,941

従業員の状況対処すべき課題


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