シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D04W

有価証券報告書抜粋 株式会社 山陽百貨店 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における国内経済は、米国をはじめとする世界経済の堅調な動きに加え、国の各種政策の効果もあり、企業収益や雇用環境に改善傾向が見られるなど、景気は緩やかな回復基調を辿りましたが、海外経済の不確実性や金融市場の変動リスクへの警戒感もあり、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
百貨店業界におきましては、富裕層や訪日外国人による美術・宝飾・貴金属などの高額消費が好調な都市圏につきましては、売上の回復傾向が鮮明になっておりますが、苦戦が続く地方都市では、百貨店の店舗閉鎖が次々と発表されるなど、厳しい商況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは当連結会計年度よりスタートする新たな中期3ヶ年経営計画を策定し、不変のビジョンとして掲げる「日本一生き生きとした百貨店」の実現に向け、さらなる取り組みの強化に努め、各種営業施策を積極的に展開してまいりました。
営業面では、激化している姫路商圏のオーバーストア状態のなかで差別化を図るべく、引き続き、商品力の強化と店舗環境の整備に注力してまいりました。具体的な取り組みといたしましては、2017年3月に婦人靴売場を西館に移設することで、本館の婦人バッグ売場と婦人服売場を含めてカテゴリー別売場の再配置を行い、お客さまが買い回りしやすい売場配置に再構築いたしました。食料品売場には、地元で人気の手作りパンの店「プロムナード」を、また、子供服売場には、ニューヨークの人気デザイナーANNA SUIの子供服ブランド「アナスイミニ」をそれぞれ導入するとともに、レストラン街では、西洋有機野菜や新鮮な肉・魚介類の炭焼きイタリアンレストラン「リストランテ・アンティーコ アルベルゴ」や地産地消の野菜に瀬戸内から仕入れた季節ごとの魚介類を味わえる和食料理「かいと」をオープンし、新たなお客さまの獲得と売上の拡大に努めました。さらに6階フロアには、国内・海外ツアーの旅行代理店「近畿日本ツーリスト」を誘致し、お客さまサービスの向上を図りました。催し会場につきましては、初出展や初登場などの話題の商材を多数取り揃えた「北海道大物産展」や絢爛豪華な黄金の名品を展観した「山陽の黄金展」を、また、美術催事といたしましては、現代を代表する平成の大仏師のひとり「向吉悠睦の世界展」、日本洋画界の礎を築いた老舗画廊である「日動画廊洋画名品展」を開催し、いずれも大きな成果をあげることができました。
一方、経費面におきましては、水道光熱費や販売・事務用品費の低減を図るなど、継続的に圧縮と削減に取り組むとともに、広告宣伝費を中心にあらゆる費用項目について、限られた経営資源のなかで効率的な運用に努めました。
以上のような取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は、化粧品や宝飾・美術工芸品等が好調に推移したものの、衣料品や家庭用品の不振もあり、19,161百万円(前年同期比0.5%減)となりました。利益面につきましては、経費の節減効果もあり、営業利益41百万円(前年同期比34.4%増)、経常利益137百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は105百万円(前年同期比9.4%増)といずれも増益となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ281百万円増加し、2,098百万円(前年同期比15.5%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は687百万円(前年同期比36.3%増)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益134百万円、減価償却費408百万円、前受金の増加133百万円等による収入によるものであり、前連結会計年度に比べ183百万円の収入増となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は51百万円(前年同期比62.8%減)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出36百万円等によるものであり、前連結会計年度に比べ86百万円支出減となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は354百万円(前年同期比44.9%増)となりました。これは主として、長期借入金の借入2,250百万円による収入に対し、短期借入金の純減60百万円、長期借入金の返済2,530百万円等による支出によるものであり、前連結会計年度に比べ109百万円支出増となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03024] S100D04W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。