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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CV5

有価証券報告書抜粋 株式会社 梅の花 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな回復に向かうことが期待されました。しかし、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあり、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響、さらに2016年熊本地震の経済に与える影響に留意する必要がある中で推移いたしました。
このような状況のもと、当連結会計年度の業績は、売上高293億98百万円(前期比99.96%)、営業利益1億61百万円(前期比87.9%)、経常利益60百万円(前期比51.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2017年9月期より連結納税制度を適用することに伴う税金費用の減少により96百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失52百万円)となりました。
外食事業の出店につきましては、出店先の立地条件、賃貸借条件及び店舗の採算性等を勘案した上で、ポイントカード顧客分布や商圏分析に基づき、未出店エリアのみならず認知度を上げることを目的とした候補地選定を行っております。また、梅の花の小型店舗の展開も模索し、さらに新規業態の出店にも積極的に取り組んでまいりました。
テイクアウト事業の出店につきましては、利用客の多い駅ビル及び百貨店等への新規出店を行ってまいりました。
自然災害等に対するリスクの分散及び中長期的な出店並びに物流の効率化を見据え、京都府綴喜郡井手町に新工場(セントラルキッチン)建設の準備を進めております。
製造部門におきましては、商品開発力の向上に取り組み2016年8月に第1回九州・沖縄地区豆腐品評会において梅の花の主力商品である「絹ごし豆腐」が最優秀賞を受賞、その全国大会である「ニッポン豆腐屋サミット」の絹ごし豆腐の部門においても金賞及び農林水産省食料産業局長賞を受賞する等、「湯葉と豆腐の店 梅の花」の30周年を飾る結果を残すことができました。
店舗の出店及び退店につきましては、外食事業4店舗出店及び5店舗退店、テイクアウト事業9店舗出店及び6店舗退店により、当期末の店舗数は270店舗となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(外食事業)
既存業態におきましては、客数増加を第一義とし、感謝祭企画や忘新年会企画、さらに創業祭特別企画を実施する等、お客様の来店頻度の向上に努めました。また、店内プラス一品販売等により客単価アップへの取り組みを行いました。また、お持ち帰りコーナーの商品展開として、おせち、恵方巻、ひな祭りのちらし寿司、父の日のはこ寿司、土用の丑の日のうなぎ弁当等、季節イベントの対応強化により、売上の底上げに注力いたしました。
しかしながら2016年4月の熊本地震の発生以降、消費マインドの低下等により消費活動が停滞したことが影響し、九州地区の既存店売上が大きく減少いたしました。
また、台風の接近、上陸の可能性が見込まれたことにより予約キャンセルの発生や、天候不順等による来客数の減少が業績に影響を及ぼしました。
経費につきましては、販促費や水道光熱費等の見直しを行うとともに、お客様のニーズに対応した店舗改装等、必要な箇所に費用を集中し費用対効果の向上を図ることにより、利益率の改善に努めてまいりました。
また、2016年5月には、現代を生きる大人の女性のライフスタイルに寄り添うカフェスタイルのレストラン「食のつむぎ」を枚方T-SITE(大阪府枚方市)に出店し、幅広い年齢層のお客様の取り込みを目指すとともに、8月には「茶青花」阪急三番街店(大阪市北区)のテイクアウトコーナーにジェラートショップ「旬果氷菓 梅いろは」をオープンする等、新規業態による店舗展開の布石を打ちました。
以上の結果、外食事業の売上高は172億82百万円(前期比97.5%)、セグメント利益6億59百万円(前期比103.1%)となりました。
店舗数につきましては、梅の花は1店舗出店し72店舗、チャイナ梅の花3店舗、かにしげ3店舗、その他店舗は3店舗出店及び5店舗退店し7店舗、外食事業の全店舗数は85店舗となりました。

(テイクアウト事業)
古市庵テイクアウト店におきましては、「価値を高め合おう」をスローガンに価値ある商品を提供できるように心がけました。
売上高増加策といたしましては、毎月定期的に行っている手巻寿司の日、いなり寿司の日等のイベントや季節に合わせた企画を行うとともに、他業種とのコラボ商品の販売等を行い、新たなメニュー開発にも取り組みました。また、毎月公開試食会を行うことでお客様の声を取り入れた商品づくりにも取り組みました。
梅の花テイクアウト店におきましては、定番商品に加え、「惣菜・べんとうグランプリ2016」金賞受賞の豆乳グリーンカレーや、まるごとトマトの土佐酢ジュレ等の季節商品を販売することで売上の拡大を図りました。さらに、主婦の意見を取り入れた冷凍ハーフサイズ湯葉揚げを新たに販売することでお客様満足度の向上を図りました。
また、両テイクアウト店ともに外部講師による販売員セミナーを行う等、接客の質の向上にも取り組みました。
経費につきましては、両テイクアウト店において販売員等の人員不足が影響し、派遣社員による人件費が高騰いたしました。また、両テイクアウト店の配送会社を変更したことにより配送コストが増加いたしました。
以上の結果、テイクアウト事業の売上高は121億16百万円(前期比103.8%)、セグメント利益3億36百万円(前期比82.6%)となりました。
店舗数につきましては、古市庵テイクアウト店は3店舗出店及び3店舗退店し133店舗、梅の花テイクアウト店は5店舗出店及び1店舗退店し46店舗、その他店舗は1店舗出店及び2店舗退店し6店舗、テイクアウト事業の全店舗数は185店舗となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、56億85百万円増加し、73億98百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は12億66百万円(前年同期は8億29百万円の収入)となりました。
これは主に非資金的費用である減価償却費11億62百万円の計上、法人税等の還付による収入1億16百万円を計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は13億35百万円(前年同期は22億94百万円の支出)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出12億35百万円、無形固定資産の取得による支出89百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は57億円53百万円(前年同期は13億円の収入)となりました。
これは主に金融機関からの長期借入れによる収入94億円、社債の償還による支出22億59百万円及び長期借入金の返済による支出16億58百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03314] S1009CV5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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