株式会社　構造計画研究所 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年6月期)

(1)財政状態の分析
①資産
流動資産は、前事業年度末に比べて30.0%増加し、33億38百万円となりました。これは、主として現金及び預金が51百万円、受取手形が1億2百万円、売掛金が5億42百万円、前払費用が39百万円それぞれ増加したことによります。
固定資産は、前事業年度末に比べて0.6%増加し、66億14百万円となりました。これは、主として建物が57百万円減少する一方、投資有価証券が1億1百万円増加したことによります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて8.9%増加し、99億53百万円となりました。

②負債
流動負債は、前事業年度末に比べて6.2%増加し、48億48百万円となりました。これは、主として短期借入金が2億50百万円減少する一方、未払金が1億14百万円、未払消費税等が91百万円、前受金が3億68百万円それぞれ増加したことによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて7.1%増加し、19億48百万円となりました。これは、主として長期借入金が1億20百万円減少する一方、退職給付引当金が2億47百万円増加したことによります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて6.4%増加し、67億97百万円となりました。

③純資産
純資産合計は、前事業年度末に比べて14.5%増加し、31億56百万円となりました。これは、主としてその他資本剰余金が93百万円、繰越利益剰余金が2億15百万円それぞれ増加したことによります。

(2)経営成績の分析
当事業年度の業績は前事業年度に対し、売上高は3.3%増の110億3百万円、営業利益は8.1%減の8億85百万円、経常利益は8.3%減の8億36百万円、当期純利益は18.7%増の4億68百万円となりました。
当社はセグメントをエンジニアリングコンサルティング、システムソリューション、プロダクツサービスの3つに区分しております。エンジニアリングコンサルティング売上高は48億77百万円(前年同期比9.3%増)、システムソリューション売上高は38億90百万円(前年同期比4.1%減)、プロダクツサービス売上高は22億34百万円(前年同期比5.0%増)となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。