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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004KL1

有価証券報告書抜粋 株式会社 横浜スタジアム 業績等の概要 (2015年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)企業集団の業績の経過及び成果
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の「三本の矢」の効果もあって着実に上向くかと思われましたが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動などにより、回復基調が緩やかに推移するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
今後、政府が掲げる成長戦略等を通じて、新たな雇用・投資・事業展開等において、個人や企業のチャレンジを促し、本来日本経済が持つ潜在力を引き出すことができるかどうかが注目されるところでございます。
このような経済情勢下において、プロ野球界は、開幕を迎え、セ・リーグでは、読売ジャイアンツが打撃陣が不調にも関わらず底力を見せ、ペナントレース3連覇を達成しましたが、クライマックスシリーズでは、ペナントレース2位に終わった阪神タイガースが読売ジャイアンツを破り日本シリーズに進出しました。パ・リーグでは、終盤もたついたものの、圧倒的な戦力で福岡ソフトバンクホークスがペナントレースを制し、その勢いのまま日本シリーズで阪神タイガースを破り、日本一に輝きました。
一方、当球場でのプロ野球公式戦は、前年に比べ1試合少ない67試合を開催いたしました。
3年目を迎えた横浜DeNAベイスターズは、開幕スタートにはつまずいたものの、FA移籍の久保投手、若手の筒香選手、梶谷選手などの活躍もあり、終盤までクライマックスシリーズ進出を争いましたが、最終的には2年連続5位となりました。
このような状況で当球場のプロ野球公式戦入場者数は、横浜DeNAベイスターズの好調、新設したシートの人気などもあって、前年に比べ1試合少ない開催にもかかわらず1,483千人、前年同期比126千人の増加となりました。
また、その他催し物及びアマチュア利用では、恒例のプロ野球オープン戦・県高校野球大会・都市対抗野球県予選・アメリカンフットボール・企業運動会などのほか、「氷室京介」2日、「ワンオクロック」2日、「ポルノグラフィティ」2日、「TUBE」、「水樹奈々」のコンサートを計8日間、「AKB48」握手会などを開催し、観客ご利用者数704千人、前年同期比24千人の増加となり、当球場での総観客・ご利用者数は2,187千人、前年同期比151千人増加となりました。
このような環境の中で、当社グループは、前年に続き、当球場の「コミュニティーボールパーク化」構想のもと、「ベイダイヤモンドシート」、「1塁側内野スタンド内デッキシート」の新設、「外野コンコース内改修」、「外野トイレ改修」など、横浜DeNAベイスターズとの協議のうえ、お客様へのサービス向上と利便性に配慮した施設整備工事を実施しました。
また、シーズン・オフには、2015年シーズンの開幕に合わせ、「照明塔投光器のLED化」、「内野コンコース内球団ショップ新設」、「多様な新設シートの設置」など、さらにお客様の快適環境、また選手のプレー環境に配慮した工事に着手いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、球場部門は、プロ野球観客動員数の増加などにより、前年同期比59百万円増加し、販売部門では入場者数の増加がありましたが前年同期比1百万円増加、広告部門では前年同期比3百万円増加、その他部門につきましても前年同期比1百万円増加、それぞれ微増に止まりましたので、全体で3,643百万円、前年同期比66百万円1.8%増加となりました。
しかしながら、売上原価が球場内外周の装飾工事費、経年劣化による補修工事費の増加、また年間席飲食サービスの開始による業務委託費の増加などにより、前年同期比76百万円2.7%増加したため、営業利益は、369百万円、前年同期比17百万円4.4%減少となり、経常利益では、有価証券利息の増加にともなう営業外収益が4百万円増加しましたが、581百万円、前年同期比15百万円2.5%減少、当期純利益は350百万円、前年同期比6百万円1.8%減少となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が581
百万円と前連結会計年度に比べ15百万円減少し、また、投資有価証券の取得2,537百万円、設備工事負担金390百万円の支出等があったものの、有価証券の償還1,100百万円、投資有価証券の償還1,100百万円、定期預金の払戻額100百万円、長期預金の振替による収入300百万円等があったため、、当連結会計年度末は2,433百万円(前年同期比489百万円25.1%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、1,047百万円(前年同期比260百万円33.0%増加)となりました。これは、球場部門の売上高が、プロ野球公式戦観客動員数の増加などにより前年同期比59百万円増加、販売部門、広告部門、その他部門での売上高も増加したことにより総売上高が、前年同期比66百万円増加したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は342百万円(前期は資金の減少1,120百万円)となりました。これは、有価証券の償還が1,100百万円、投資有価証券の償還1,100百万円、定期預金の純減少額100百万円、長期預金の振替による収入300百万円があったものの、投資有価証券の取得が2,537百万円、設備工事負担金の支出が390百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、216百万円(前年同期比19百万円10.1%増加)となりました。これは、リース債務の返済と配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04682] S1004KL1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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