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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007FHE

有価証券報告書抜粋 株式会社 横浜スタジアム 業績等の概要 (2016年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)企業集団の業績の経過及び成果
当連結会計年度の国内経済は、政府の経済政策が下支えとなり、企業収益の改善を背景に個人消費も底堅く推移し、景気は緩やか回復基調ではあったものの力強さには欠けるものであった他、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
このような経済情勢下において、プロ野球界は、開幕を迎え、セ・リーグでは、前年最下位の東京ヤクルトスワローズが強力な打撃陣に支えられ、ペナントレースを制し、クライマックスシリーズでも、東京読売ジャイアンツを破り日本シリーズに進出しました。パ・リーグでは、圧倒的な戦力で福岡ソフトバンクホークスがペナントレースを連覇し、その勢いのまま日本シリーズで東京ヤクルトスワローズを破り、2年連続の日本一に輝きました。
一方、当球場でのプロ野球公式戦は、前年と同じ67試合を開催いたしました。
4年目を迎えた横浜DeNAベイスターズは、開幕から好調を維持し、前半戦を首位で折り返しましたが、後半戦で失速し、最終的には2年ぶりの最下位となりました。しかしながら、筒香選手や新人王を獲得した山崎康投手など若手の活躍、シーズン・オフにはラミレス新監督を迎えるなど、来シーズンに向け期待の持てるシーズンでもありました。
このような状況で当球場のプロ野球公式戦入場者数は、横浜DeNAベイスターズの前半戦の好調、主に女性をターゲットにしたチケット販売、イベントの開催などが功を奏して1,745千人、前年同期比261千人の増加となりました。
また、その他催し物及びアマチュア利用では、恒例のプロ野球オープン戦・県高校野球大会・都市対抗野球県予選・アメリカンフットボール・企業運動会などのほか、サッカーイベント「JAPANチャリティーマッチ」、「ゆず」3日、「JUNSU」2日、「TUBE」のコンサート、計6日間などを開催しましたが、観客ご利用者数689千人、前年同期比15千人の減少となり、当球場での総観客・ご利用者数は2,435千人、前年同期比247千人増加となりました。
このような環境の中で、当社グループは、屋外のプロ野球開催球場としては初の照明塔投光器のLED化を図り、また、当球場の「コミュニティーボールパーク化」構想のもと、「内野コンコース内DBショップ新設」、「ベースボールモニターBOXシート」、「リビングBOXシート」、「スカイバーカウンターシート」、「プレミアムテラスシート」を新設するなど、横浜DeNAベイスターズと協議のうえ、お客様へのサービス向上と利便性に配慮した施設整備工事を実施しました。
また、シーズン・オフには、2016年シーズンの開幕に合わせ、「内・外野一部の座席交換」、「4階観客用トイレ改修」、「チーム運営室、サポーター諸室の改修」など、さらにお客様の快適環境、またチーム環境に配慮した工事に着手いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、球場部門は、プロ野球観客動員数の増加などにより、前年同期比62百万円増加し、販売部門も球場部門同様、プロ野球観客動員数の増加などにより、前年同期比253百万円増加、広告部門では前年同期比微減、その他部門につきましては前年同期比5百万円増加となりましたので、全体で3,963百万円、前年同期比320百万円8.8%増加となりました。
また、売上原価では販売部門の売上増加に伴う商品原価の増加、施設整備工事完成による減価償却費の増加、また年間席飲食サービスによる業務委託費の増加などにより、3,142百万円、前年同期比236百万円、8.1%増加しましたが、営業利益は438百万円、前年同期比69百万円18.6%増加となり、経常利益では、有価証券利息の増加にともなう営業外収益が80百万円増加したため、731百万円、前年同期比149百万円、25.7%増加、当期純利益は444百万円、前年同期比94百万円26.9%増加となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が731百万円と前連結会計年度に比べ149百万円増加し、また、有価証券の償還1,350百万円、投資有価証券の償還900百万円があったものの、投資有価証券の取得2,403百万円、設備工事負担金867百万円の支出等があったため、当連結会計年度末は2,140百万円(前年同期比294百万円12.1%減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、972百万円(前年同期比75百万円7.2%減少)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前年同期比149百万円増加したものの、未収消費税等の増加が26百万円、未払消費税等の減少が89百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は1,049百万円(前期も資金の減少342百万円)となりました。これは、有価証券の償還が1,350百万円、投資有価証券の償還900百万円があったものの、投資有価証券の取得が2,403百万円、設備工事負担金の支出が867百万円、有形固定資産の取得が30百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、217百万円(前年同期比1百万円0.6%増加)となりました。これは、リース債務の返済と配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04682] S1007FHE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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