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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A56F

有価証券報告書抜粋 株式会社 横浜スタジアム 業績等の概要 (2017年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)企業集団の業績の経過及び成果
当連結会計年度の国内経済は、政府の経済政策や金融政策等により企業収益や雇用情勢の改善が見られるなど、全体として緩やかな回復基調で推移しました。が、一方では、新興国の景気の下振れ懸念や英国のEU離脱問題、米国大統領選挙を契機とした金融市場の混乱により、景気の先行きに不透明な状況が続いております。
このような経済情勢下において、プロ野球界は、開幕を迎え、セ・リーグでは、広島東洋カープが強力な打撃陣に支えられ、交流戦から11連勝を果たし、混戦を抜け出し、セ・リーグ史上2番目の早さでペナントレースを制し、クライマックスシリーズでも、横浜DeNAベイスターズを破り日本シリーズに進出しました。
パ・リーグでは、北海道日本ハムファイターズが交流戦終了後15連勝を達成し、そのままの勢いでペナントレースを制覇し、日本シリーズでも広島東洋カープを破り、日本一に輝きました。
一方、当球場でのプロ野球公式戦は、前年に比べ4試合多い71試合を開催いたしました。
ラミレス新監督を迎えた横浜DeNAベイスターズは、序盤戦はつまずきましたが、本塁打・打点の2冠王に輝いた筒香選手等の活躍により、最終的には3位となり球団史上初のクライマックスシリーズ進出を果たしました。クライマックスシリーズではファーストステージで東京読売ジャイアンツを破りファイナルステージへ進出したものの、前述のとおり広島東洋カープに敗れ、日本シリーズ進出を逃しましたが、来期に期待のもてるシーズンとなりました。
このような状況で当球場のプロ野球公式戦入場者数は、横浜DeNAベイスターズの好調、天候にも恵まれ1,920千人、前年同期比174千人の増加となりました。
また、その他催し物及びアマチュア利用では、プロ野球オープン戦、恒例の県高校野球大会・都市対抗野球県予選・アメリカンフットボール・企業運動会などのほか、「オールスターゲーム」の開催、また、「AKB48」2日、「TUBE」、「ポルノグラフィティ」2日のコンサート、計5日間などを開催し、観客ご利用者数703千人、前年同期比14千人の増加となり、当球場での総観客・ご利用者数は2,623千人、前年同期比188千人増加となりました。
このような環境の中で、当社グループは、「内・外野一部の座席交換」、「4階観客用トイレ改修」、「チーム運営室、サポーター諸室の改修」など、お客様の快適環境、またチーム環境に配慮した工事を実施いたしました。また、シーズンオフには、2017年シーズンの開幕に合わせ、横浜DeNAベイスターズと協議のうえ、座席を横浜ブルーで統一するための「内野席座席交換工事」、「人工台地場内化」などを進め、さらにお客様へのサービス向上と利便性に配慮した施設整備工事を実施しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、球場部門は、プロ野球観客動員数の増加などにより、前年同期比67百万円増加し、販売部門も球場部門同様、プロ野球観客動員数の増加などにより、前年同期比241百万円増加、広告部門では前年同期比72百万円増加しましたが、その他部門につきましては前年同期比24百万円減少となりましたので、全体で4,319百万円、前年同期比356百万円9.0%増加となりました。
また、売上原価では販売部門の売上増加に伴う商品原価の増加、年間席飲食サービスによる業務委託費の増加などにより、3,522百万円、前年同期比380百万円、12.1%増加したことにより、営業利益は385百万円、前年同期比54百万円12.2%減少となり、経常利益では、有価証券利息の減少にともなう営業外収益が122百万円減少、また、営業外費用として投資有価証券売却損117百万円を計上したため、436百万円、前年同期比295百万円、40.4%減少,親会社株主に帰属する当期純利益は268百万円、前年同期比176百万円40.0%減少となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が436百万円と前連結会計年度に比べ295百万円減少し、また、有形固定資産の取得による支出344百万円等があったものの、有価証券の償還1,900百万円、投資有価証券の償還300百万円があったため、当連結会計年度末は4,625百万円(前年同期比2,485百万円116.2%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、816百万円(前年同期比156百万円16.0%減少)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前年同期比295百万円減少、利息及び配当金の受取額が前年同期比109百万円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の増加は1,888百万円(前期は資金の減少1,049百万円)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が344百万円あったものの、有価証券の償還が1,900百万円、投資有価証券の償還300百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、219百万円(前年同期比1百万円0.5%増加)となりました。これは、リース債務の返済と配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04682] S100A56F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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