株式会社　水戸カンツリー倶楽部 業績等の概要 (2017年3月期)

(1) 業績

当期におけるゴルフ場業界は、団魂の世代の高齢化が進む一方で、若年層のゴルフ離れ等によるゴルフ人口の減少に歯止めがかからず、依然として経営環境は厳しい状況で推移しました。
このような状況下当倶楽部におきましては、営業活動の強化、休場日の貸切り営業、優待制度の利用促進など集客対策を講じましたが、春先の異常気象、8月の台風、2月の降雪によるクローズなどの影響により、来場者数は前期に比べ、238名減少の34,555名になりました。
営業収益は、来場者(特にビジター来場者364名減少)減少などにより、前期に比べ11,110千円(1.7%)減収の645,675千円となりました。
費用の面では、人件費並びにコース関係費用などの経費の節減に努めたことにより、営業費用は601,613千円(前期比1.2%減)、一般管理費は132,149千円(前期比2.0%減)の費用合計733,762千円となり、営業損失は88,087千円(前期比1.5%増)となりました。
営業外収益は、名義書換件数の減少等により91,356千円(前期比6.4%減)となりました。
その結果、税引前当期純利益は3,269千円の利益計上となり、前期に比べ7,526千円の減益となりました。

(2)キャッシュ・フロー

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、当期の営業活動のキャッシュ・フローにおいて税引前当期純利益3,269千円計上等により、営業活動によるキャッシュ・フローは前期に比べ8,991千円減少し、25,554千円となり、投資活動によるキャッシュ・フロー支出が43,778千円あり、差引き当期中において18,224千円減少し、当事業年度末には404,832千円(前事業年度比4.3%減少)になりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、増加した資金は25,554千円と前期に比べ8,991千円減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、43,778千円(前事業年度比20,386千円増)となりました。
主な要因は、防雷小屋3棟設置(10,299千円)、グリーンキープファン設備(3,035千円)、ハウス玄関前舗装整備工事(6,561千円)等有形固定資産の取得があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の収支はありません。