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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056T8

有価証券報告書抜粋 株式会社あじかん 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2015年6月26日)現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成しております。連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、過去の実績や最も合理的と判断される前提に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
① 貸倒引当金の計上基準
当社グループは、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権につきましては、過年度の貸倒実績率を基礎とした将来の貸倒予測率により、貸倒懸念債権等特定の債権につきましては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。将来、顧客の財政状態が悪化し、支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
② 投資有価証券の減損処理
当社グループでは、投資有価証券を保有しておりますが、評価方法は時価のあるものは時価法を、時価のないものは、移動平均法による原価法を採用しております。保有する有価証券につきましては、時価のあるものは株式市場の価格変動リスクを負っていること、時価のないものは投資先の業績状況などが悪化する可能性があることなどから、合理的な基準に基づいて投資有価証券の減損処理を行っております。
当社グループでは、投資有価証券について必要な減損処理をこれまでに行ってきており、現状では減損すべき投資有価証券はありませんが、この基準に伴い将来の市況悪化または投資先の業績不振などにより、現状の簿価に反映されていない損失または簿価の回収不能が発生し、減損処理が必要となる可能性があります。
③ 繰延税金資産の回収可能性の評価
当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を検討し回収可能見込額を計上しております。しかしながら繰延税金資産の回収可能見込額に変動が生じた場合には、繰延税金資産の取崩し、または追加計上により利益が変動する可能性があります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
(売上高)
売上高におきましては、各種イベントに合わせた販売活動や、主要都市での展示会開催、北海道(札幌)や沖縄エリアを中心とした新規開拓などを積極的に行ってまいりました。これらの結果、競合他社との激しい販売競争などもありましたが、東日本エリアを中心に需要が増加し、37,269百万円(前連結会計年度比4.4%増加)となりました。

(売上原価)
売上原価におきましては、鶏卵価格の高止まりに加え、円安や需給の関係から椎茸・魚肉すり身価格も高値で推移するなど、当社主要原材料の価格が前連結会計年度に比べ大幅に上昇いたしました。また、副材料・補助材料費も依然として高値で推移しており、製造コストを引き上げる要因となりました。
一方、急速な円安により外貨建て輸入品などの仕入コストが大きく上昇したことや、中国のグループ会社において、原材料費や人件費を中心に諸コストが上昇したことが、グループ全体の売上原価を押し上げる要因となっております。
他方、玉子製品を中心に自社工場生産品の売上高が増加したことにより、高い生産稼働率を維持できたことや、製造工程の効率化に繋がる新たな生産方式の採用、省エネ活動、生産技術の向上による歩留りの改善などに取り組んできた結果、製造原価率は前連結会計年度並みに抑えることができました。
これらの結果、売上原価は、28,916百万円(前連結会計年度比4.4%増加)となりました。

(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費につきましては、業績に鑑み全社的に抑制する方針で進めてまいりましたが、売上高の拡大に伴う物流費や販売促進に係る費用の増加、次期成長拡大に繋がる戦略的な経費などにより、販売費及び一般管理費全体では8,194百万円(前連結会計年度比3.9%増加)となりました。

(営業利益・経常利益)
この結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ47百万円増加し、158百万円(前連結会計年度比42.5%増加)となりました。
営業外損益面におきましては、営業外収益は、為替予約の決済差益や時価評価益などにより455百万円(前連結会計年度比128.8%増加)となりました。一方、営業外費用は、持分法による投資損失や支払利息などにより82百万円(前連結会計年度比105.1%増加)となりました。
この結果、経常利益は、530百万円(前連結会計年度比96.8%増加)となりました。

(当期純利益)
特別損益は、固定資産除却損の計上額が減少したことにより、前連結会計年度の13百万円の損失(純額)から8百万円の損失(純額)へと減少いたしました。
この結果、税金等調整前当期純利益は、522百万円(前連結会計年度比104.2%増加)となり、法人税等を差し引いた当期純利益は、250百万円(前連結会計年度比215.4%増加)となりました。

(3)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ427百万円増加し、18,659百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ314百万円増加し、9,748百万円となりました。主な増減要因は、受取手形及び売掛金の増加245百万円、商品及び製品の増加64百万円、原材料及び貯蔵品の増加92百万円、現金及び預金の減少142百万円などであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ113百万円増加し、8,910百万円となりました。これは、減価償却の進行による固定資産の減少要因はありましたが、主に生産設備の増強投資、メンテナンス投資に加え、投資有価証券の時価評価による残高が増加したためであります。

(負債)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ43百万円減少し、8,580百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ317百万円減少し、7,095百万円となりました。主な増減要因は、短期借入金の減少451百万円、未払金の減少385百万円、未払法人税等の増加238百万円などであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ273百万円増加し、1,484百万円となりました。主な増減要因は、長期借入金の増加241百万円、退職給付に係る負債の減少30百万円などであります。

(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ470百万円増加し、10,079百万円となりました。これは剰余金の配当による減少91百万円はありましたが、当期純利益の計上250百万円に加え、為替換算調整勘定168百万円、その他有価証券評価差額金116百万円などが主な増加要因となったためであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.3ポイント上昇し、54.0%となりました。

(キャッシュ・フロー)
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (3)キャッシュ・フロー」に記載いたしております。
(キャッシュ・フローの指標)
回次第49期第50期第51期
決算年月2013年3月2014年3月2015年3月
自己資本比率(%)54.652.754.0
時価ベースの自己資本比率(%)34.229.430.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)2.49.53.5
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)39.012.533.1
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
* 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
* 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
* キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00480] S10056T8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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