株式会社きょくとう 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年2月期)

(1)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度における売上高は、7,080,641千円(前年同期比5.0%増)となりました。主な増加の要因は、2013年2月28日付で事業の一部譲受けにより取得した神戸工場(神戸市西区)を3月1日より営業を開始したことと、4月1日には西足立プラント(東京都足立区)を事業の一部譲受けで取得し、営業を開始したことによります。
(売上原価)
当事業年度の売上原価は、2,245,507千円と前事業年度に比べ145,016千円増加しております。主な増加の要因は、事業の一部譲受けにより1工場、1プラントを取得したことと、設備投資として東雲プラントと中広工場の建設及び機械設備の導入を実施したことによります。
(販売費及び一般管理費)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、4,730,242千円と前事業年度に比べ292,737千円増加しております。主な増加の要因は、事業の一部譲受けや新規出店により店舗数が前事業年度末に比べて69店舗増加したことや会員様へのお誕生日プレゼントなどを活用した販促活動を強化したことによります。
(営業利益)
当事業年度における営業利益は、104,891千円と前事業年度に比べ98,119千円減少しております。前述の売上原価と販売費及び一般管理費の増加によるものであります。
(経常利益)
当事業年度における経常利益は、182,341千円と前事業年度に比べ83,987千円減少しております。前述の営業利益の減少によるものであります。
(特別損益)
当事業年度における特別利益は、固定資産売却益10,468千円であります。
当事業年度における特別損失は、32,714千円を計上しております。主な内容は、固定資産除却損13,433千円、債権放棄損11,445千円であります。
(当期純利益)
税引前当期純利益は、160,096千円と前事業年度に比べ78,158千円減少となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は90,089千円と前事業年度に比べ34,421千円減少となりました。その結果、当事業年度における当期純利益は70,006千円と前事業年度に比べ43,736千円減少となりました。

(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、1,570,307千円で、前事業年度末に比べて208,517千円減少しております。これは、主として現金及び預金が191,962千円減少したことによります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、3,692,482千円で、前事業年度末に比べて242,638千円増加しております。これは、主として有形固定資産が108,056千円、投資その他の資産が142,787千円増加したことによります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、917,619千円で、前事業年度末に比べて29,939千円増加しております。これは、主として1年内返済予定の長期借入金が34,724千円減少したものの、未払消費税等が29,464千円、未払法人税等が18,257千円増加したことによります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、789,241千円で、前事業年度末に比べて9,716千円減少しております。これは、主として退職給付引当金が12,476千円増加したものの、長期借入金が37,970千円減少したことによります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、3,555,928千円で、前事業年度末に比べて13,898千円増加しております。これは、主として利益剰余金が9,048千円増加したことによります。

(3) キャッシュ・フローの状況の分析
「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。