有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R4O8 (EDINETへの外部リンク)
株式会社じょうてつ 事業等のリスク (2023年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの経営成績、財務状況及びキャッシュ・フロー等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあり、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えている。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月27日)現在において当社グループが判断したものである。
財務体質の改善及び業績変動について
当社グループは、東急㈱を中核企業とする東急グループの一員として2023年3月末現在、当社のほか子会社3社により構成され、2021年度を初年度とする中期経営計画の方針に基づき、経営体質の強化、営業キャッシュ・フローの拡大や有利子負債の削減などの計画目標達成に努めている。
この結果、当社グループの有利子負債は総資産に比して減少傾向の水準となった。
しかし今後営業キャッシュ・フローが計画を大幅に下回った場合や市場金利が著しく上昇した場合に、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
また当社グループは、運輸業、不動産業、サービス業など生活に密着した様々な領域で事業を展開しているため個人消費動向の悪化、人口の減少や少子高齢化、地価水準の下落や原油価格など原材料価格の高騰などは、収益の減少や費用の増加要因となるほか、各々の事業で適用を受けている法令、規則、システム等の改正や変更があった場合は、費用が増加する可能性がある。また法令等の改正や変更に対応できなかった場合には、営業活動が制限されることが予想されるため業績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
このほか当社グループが保有する不動産(土地・建物)については、経済情勢や不動産市況の悪化等の要因により価格が著しく下落した場合、当該資産の売却等による損失計上のほか「固定資産の減損に係る会計基準」や「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用による評価減の計上が、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
当社グループにおいては、これらのリスクへの対応策として、東急グループのキャッシュ・マネジメント・システムの活用による効率的な資金調達を行う他、中期経営計画の策定による持続的成長のための収益基盤の確保とともに各種コストの削減策の実施により、利益の確保に努めている。
最近3連結会計年度における有利子負債のうち、借入金の状況は次のとおりである。
項目 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |||
金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | |
長・短期借入金 | 4,447,553 | 25.1 | 3,741,669 | 21.1 | 3,342,957 | 15.9 |
総資産 | 17,733,272 | 100.0 | 17,694,775 | 100.0 | 21,038,108 | 100.0 |
最近3連結会計年度における売上高、営業利益、経常利益は次のとおりである。
項目 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 |
売上高 | 8,558,485千円 | 9,468,450千円 | 11,815,085千円 |
営業利益 | 203,422 〃 | 639,291 〃 | 959,607 〃 |
経常利益 | 317,632 〃 | 687,181 〃 | 952,908 〃 |
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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