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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W3Z

有価証券報告書抜粋 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績について、以下の通り分析しております。なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
当社グループは、2004年9月に北陸銀行と北海道銀行が経営統合し誕生しました。以来、統合効果を最大限発揮すべく、効率化や営業面でのシナジー効果を追求してまいりました。
当連結会計年度は、連結経常利益は前連結会計年度比17億円減少して464億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比6億円増加して288億円となりました。また、不良債権比率は、子銀行2行合算ベースで前連結会計年度末比0.28ポイント低下して2.15%となりました。また、連結自己資本比率は、前連結会計年度末比0.83ポイント低下して10.30%となりました。
1.経営成績の分析
前連結会計年度及び当連結会計年度における損益状況は以下のとおりです。
区分前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
比較
(百万円)
連結粗利益154,878151,030△3,848
資金利益121,307120,246△1,061
役務取引等利益25,11325,732619
特定取引利益388279△108
その他業務利益8,0694,772△3,297
営業経費106,048100,883△5,164
株式等関係損益3,432△594△4,026
不良債権処理額5,4564,348△1,107
貸出金償却590517△73
貸倒引当金繰入額4,2023,125△1,076
その他不良債権処理額66370542
その他1,3331,221△112
経常利益48,14046,425△1,714
特別利益122759637
特別損失1,3551,266△88
税金等調整前当期純利益46,90645,918△988
法人税、住民税及び事業税9,36010,5431,182
法人税等調整額9,2316,437△2,793
法人税等合計18,59216,981△1,610
当期純利益28,31428,936622
非支配株主に帰属する当期純利益799919
親会社株主に帰属する当期純利益28,23528,837602

(1) 連結粗利益
連結粗利益は、前連結会計年度比38億円減少して、1,510億円となりました。主な要因は以下のとおりであります。
資金利益は、有価証券利息配当金が増加し、預金利息が減少しましたが、貸出金利息の減少により、前連結会計年度比10億円減少して、1,202億円となりました。
役務取引等利益は、投資信託の受入販売手数が減少しましたが、委託手数料等の役務取引費用が減少しましたことにより、前連結会計年度比6億円増加して257億円となりました。
その他業務利益は、国債等債券損益(5勘定尻)が減少したことを主因に、前連結会計年度比32億円減少して47億円となりました。
(2) 経常利益
経常利益は、連結粗利益が38億円、株式等関係損益が40億円減少しましたが、営業経費が51億円、与信費用(不良債権処理額)が11億円減少しましたので、前連結会計年度比17億円減少して464億円となりました。
(3) 親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が17億円減少しましたが、特別損益の改善や税金費用の減少により、前連結会計年度比6億円増加して、288億円となりました。
2.財政状態の分析
(1) 貸出金
貸出金は、公金貸出が減少しましたが、事業性貸出及び個人ローンが引き続き増加しました。連結ベースでは前連結会計年度末比361億円増加して7兆5,829億円(2行合算ベースでは前連結会計年度末比378億円増加して7兆5,996億円)となりました。
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
貸出金残高(末残)7,546,8197,582,95436,135

〔2行合算〕(北陸銀行+北海道銀行。以下同じ)
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
貸出金残高(末残)7,561,7907,599,62737,837
うち中小企業等貸出4,767,8124,845,03177,219
うち個人ローン2,150,8732,156,0685,195
うち住宅系ローン2,026,7702,021,693△5,077

○リスク管理債権の状況
リスク管理債権は、前連結会計年度末比198億円減少して、1,693億円となりました。貸出金残高に対する割合は、前連結会計年度末比0.27ポイント低下して2.23%となりました。
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
リスク
管理債権
破綻先債権額5,2694,774△495
延滞債権額154,483144,418△10,065
3カ月以上延滞債権額1,217376△840
貸出条件緩和債権額28,18519,731△8,453
合計189,155169,300△19,854

前連結会計年度末
(%)
当連結会計年度末
(%)
比較
(%)
貸出金残高比破綻先債権額0.060.060.00
延滞債権額2.041.90△0.14
3カ月以上延滞債権額0.010.00△0.01
貸出条件緩和債権額0.370.26△0.11
合計2.502.23△0.27

○金融再生法開示債権の状況(「2行合算」)
2行合算ベースの金融再生法開示債権は、前連結会計年度末比206億円減少して1,685億円となりました。同開示債権比率は、前連結会計年度末比0.28ポイント低下して2.15%となりました。金融再生法開示債権に対する保全率は前連結会計年度末比6.03ポイント上昇して90.13%となっております。
前連結会計年度末
(百万円、%)
当連結会計年度末
(百万円、%)
比較
(百万円、%)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権23,64222,820△822
危険債権136,192125,668△10,523
要管理債権29,40220,108△9,293
小計(A)189,237168,598△20,639
正常債権7,566,5007,639,70773,206
合計(B)7,755,7387,808,30552,567
比率(A)/(B)2.432.15△0.28

○金融再生法開示債権の保全状況(「2行合算」)
債権額
(百万円)
担保・保証等
(百万円)
個別貸倒
引当金等
(百万円)
引当率
(%)
保全率
(%)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
前連結会計年度末23,64220,9332,709100.00100.00
当連結会計年度末22,82019,8962,924100.00100.00
比較△822△1,036214--
危険債権前連結会計年度末136,19283,39528,99254.9182.52
当連結会計年度末125,66878,45334,41872.8989.81
比較△10,523△4,9425,42617.987.29
要管理債権前連結会計年度末29,40221,4861,64820.8278.68
当連結会計年度末20,10815,53872615.8980.88
比較△9,293△5,947△922△4.932.20
合計前連結会計年度末189,237125,81533,35052.5884.10
当連結会計年度末168,598113,88838,06969.5890.13
比較△20,639△11,9264,71817.006.03
(注)引当率及び保全率の算出方法
引当率=個別貸倒引当金等÷(債権額-担保・保証等)×100
保全率=(個別貸倒引当金等+担保・保証等)÷債権額×100
(2) 有価証券
有価証券は、国債及び地方債は売却や償還により減少しました。その他の証券中の外国証券や投資信託の運用が増加しました。有価証券全体では、前連結会計年度末比870億円減少して2兆4,065億円となりました。
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
有価証券残高(末残)2,493,6012,406,589△87,012
国債1,280,6221,184,635△95,986
地方債397,008331,114△65,893
社債330,217297,379△32,838
株式237,508235,500△2,008
その他の証券248,245357,959109,714

(3) 預金及び譲渡性預金
連結ベースの預金及び譲渡性預金は、個人預金・法人預金ともに順調に増加しましたが、譲渡性預金を大きく減少させたことから前連結会計年度末比1,523億円減少して、10兆4,754億円(2行合算ベースでは前連結会計年度末比1,487億円減少して10兆5,026億円)となりました。
また、投資信託等を含めた個人預かり資産は前連結会計年度末比477億円減少して、7兆7,477億円となりました。
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
預金及び譲渡性預金残高(末残)10,627,74810,475,416△152,331

「2行合算」の預金及び譲渡性預金並びに個人預かり資産
前連結会計年度末
(百万円)
当連結会計年度末
(百万円)
比較
(百万円)
預金及び譲渡性預金10,651,35710,502,600△148,757
うち個人7,131,5847,149,68518,101
個人預かり資産7,795,4787,747,746△47,731
預金及び譲渡性預金(円貨)7,108,8947,125,93117,037
投資型金融商品686,584621,814△64,769
外貨預金22,69023,7531,063
公共債278,142235,219△42,922
投資信託385,751362,841△22,909

(4) 自己資本比率
前連結会計年度末
(%)
当連結会計年度末
(%)
比較
(%)
当社連結11.1310.30△0.83
株式会社北陸銀行単体10.619.78△0.83
株式会社北海道銀行単体10.7510.23△0.52

(5) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、譲渡性預金の純増減が増加から減少に転じたことを主因に減少しております。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券運用による収支が中心となっていますが、売却や償還による収入が増加しましたが、取得による支出も増加したために、減少しております。財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後資金(借入金及び社債)の返済・償還が減少したために、増加しております。現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末比447億円増加いたしました。
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
比較
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー367,32138,088△329,232
投資活動によるキャッシュ・フロー91,60256,223△35,378
財務活動によるキャッシュ・フロー△53,896△49,5404,356
現金及び現金同等物の期末残高1,149,0681,193,79844,729

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03618] S1007W3Z)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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