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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009DG8

有価証券報告書抜粋 株式会社まんだらけ 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、各種の経済政策や日銀による金融緩和を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善が見られたものの、英国のEU離脱や中国をはじめとする新興国の景気下振れ等、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社が属するアンティーク商品業界におきましては、国内における雇用・所得環境の改善は見られながらも、今後に対する不安感から生じた消費者の強固な節約志向による生活防衛意識と、古くて良いもの、長きにわたって使い続けられるものを求める傾向とが相まって、アンティーク商品全般の需要は拡大しております。また海外における日本のまんが、アニメーションという優れたコンテンツに対する関心の増加と評価の向上は、本物志向のアンティーク商品に対する需要を喚起し、市場は活発化しております。このような業界にあって新たな事業者の参入意欲も旺盛で、需要は拡大しながら業者間の競争激化などにより、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような事業環境のもと、当社はこれまでの方針を継承して引き続き新たな市場の創造を推進し、最新の商品からマニアックな希少品まで幅広い品揃えの充実を図ってまいりました。買い取りの強化告知によって、当社が取り扱う商品に対する一般のお客様の関心を促し、発掘に至りました多数の商品を店頭のほか、web上でも紹介することで、コレクターはもとより、潜在的な顧客ニーズを掘り起こす営業活動を展開してまいりました。
当社は基幹であるPOSシステムに蓄積されたデータを用いて、買い取りの実績ある商品は仕入から販売、保管の状況を的確に把握し、需要の変化や在庫状況に応じた適正な商品の価値判断をすることによって、販売を促進しております。新規の商品では、主にマスタデータ登録後の仕入動向に基づいて確度の高い販売可能性を追求し、他社に先がけ魅力ある新たな商品の市場開拓を図っております。当社は基本である「適正価格で買い取る」という方針を徹底することで、多数の良質な商品を獲得し多様な品揃えを展開することで、お客様の満足度を高めてまいりました。
販売面におきましては、web通信販売によって販路を大きく拡大し、とくに通販の主力である、まんだらけSAHRA(サーラ)の施設整備により迅速な出荷体制を確立いたしましたことで、国内外を問わず幅広いお客様からの注文を受け、売上高の向上を得ております。店頭販売でも、消費税輸出免税対応に伴いまして80ヶ国を超える訪日外国人旅行者のご来店があり、売上高に貢献が見られております。
その他、既存の各店舗における店頭のリニューアルや商品の刷新を行い、また8月には中野店をはじめとする全店舗の協力を募り「大まん祭」という新たな独自イベントを開催、新規のお客様獲得と定着化を推進しております。
これらの営業展開によりまして、当事業年度の売上高は9,172百万円(対前年同期比0.3%減)となり、経常利益は616百万円(対前年同期比39.6%減)に、当期純利益は361百万円(対前年同期比40.1%減)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末と比較して157百万円増加し、当事業年度末残高は664百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは以下のとおりであります。
1 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前当期純利益が616百万円と前年同期に比べ396百万円(39.1%)の減益となりましたが、減価償却費が263百万円、支出におけるたな卸資産の増加が426百万円ありましたことにより、370百万円と前年同期と比べ620百万円(前年同期は250百万円の支出)の収入の増加となりました。
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に福岡店の増床工事、SAHRA(サーラ)の設備増強に伴う有形固定資産の取得による支出があったため△250百万円と、前年同期と比べ1,087百万円(81.3%)の支出の減少となりました。
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入れによる収入によって37百万円となり、前年同期と比べ920百万円(96.1%)の収入の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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