シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024LH

有価証券報告書抜粋 株式会社アイレックス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済を振り返りますと、雇用情勢が着実に改善してきており、景気は緩やかに回復しています。企業部門においては、生産が消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の影響もあって、増加しています。設備投資に持ち直しの動きもみられ、改善の兆しは大企業中心から製造業中心へと波及しております。業況判断は幅広く改善してきたことにより、企業の倒産件数は緩やかに減少しています。輸出はこのところ持ち直しの動きはあるものの、横ばいに推移しています。輸入についても、このところ持ち直しの動きから増加しており、貿易・サービス収支の赤字は増加傾向にあります。
一方、家計部門において、物価動向がデフレ状態を脱し、緩やかに上昇しており、個人消費は消費マインドが弱いものの、実質雇用者所得が底固く推移し、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要もあって、増加していますが、その反動が見込まれます。海外経済は、弱い回復が続いているものの、底堅さがみられます。但し欧州債務問題や米国の金融緩和縮小による影響、中国やその他新興国経済の先行き不安に留意する必要があります。
情報サービス業界におきましては、上半期までは受注ソフトウェア及びシステムインテグレーションの分野で概ね横ばい傾向である一方、ソフトウェアプロダクツの分野で前期より増加傾向に推移しておりました。下半期に入りますと、受注ソフトウェア、ソフトウェアプロダクツの分野で概ね増加傾向に推移しております。
このような事業環境下で、当社グループは、グループ各社の強みを生かし、グループ各社間の連携を強固にし、体制・組織強化を強力に推進して、「先端技術への取り組み」「新規顧客開拓の推進」「積極的なトータルソリューション提案」に全力で取り組んでまいりました。具体的には、グループ会社間での情報共有を強化し、受注機会の「見える化」を図り、上流工程、下流工程を含めたトータルソリューション提案を行い、ビジネス拡大を推進してきました。更に、利益を確実に確保するため、不採算プロジェクトを発生させないための仕組みの強化に取り組んでまいりました。この結果、第2四半期連結累計期間までは、当初業績予想の経常利益を達成できない状況でしたが、第3四半期、第4四半期では、不採算プロジェクトを発生させない取り組みの成果により利益を出すことができ、2014年3月期通期の営業利益、経常利益は、年度当初の業績予想を上回る結果を出すことができました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は3,732,074千円と、前連結会計年度と比べ236,464千円(6.8%)増加し、営業利益は171,800千円と、前連結会計年度と比べ101,368千円(143.9%)増加しました。
営業外損益では、受取配当金や受取賃貸料等の営業外収益が10,062千円ありましたが、支払利息等の営業外費用が3,754千円あり、その結果、当連結会計年度の経常利益は前連結会計年度と比べ97,215千円(120.2%)増加し178,107千円となりました。
特別損益では、特別利益で投資有価証券売却益や役員退職慰労引当金戻入額が12,919千円ありましたが、特別損失で過年度決算訂正関連費用等が116,549千円あり、当連結会計年度の当期純利益は41,771千円(前年同期は当期純損失29,485千円)となりました。
なお、当社グループは、システム事業の単一セグメントであるため、セグメントの業績は記載しておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ229,844千円増加し528,231千円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
売上債権の減少等により171,973千円の資金が増加(前期は92,294千円の増加)いたしました。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の売却等により7,913千円の資金が増加(前期は144,907千円の減少)いたしました。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入等により49,957千円の資金が増加(前期は98,051千円の増加)いたしました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01972] S10024LH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。