有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001JVZ
株式会社アエリア 業績等の概要 (2013年12月期)
(1)業績
当連結会計年度(2013年1月1日~2013年12月31日)におけるわが国経済は、政府による経済政策や金融緩和策の効果により、円安株高基調が続き、個人消費の持ち直しや企業収益の改善など、緩やかな景気回復の動きを見せております。一方で、新興国をはじめ海外経済の減速など懸念材料もあり先行きは不透明な状況が続いております。当社グループが属するオンラインゲーム関連市場におきましては、従来のPCオンラインゲームに加え、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴う利用者数の拡大を背景に、Android/iOSをはじめとするプラットフォームの多様化が進み、引き続き成長を続けております。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しております。
このような状況の下、当社グループはオンラインゲームの配信・運営事業、並びにスマートフォン、タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業を強化するとともに、幅広いユーザーへ向けたクオリティの高いサービスを提供して参りました。
前連結会計年度からオンラインゲーム事業においてはAeria Games & Entertainment,Inc.、ITサービス事業においては株式会社スリーエスを連結除外したことにより、当連結会計年度における売上高が減少しております。
その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高848,356千円(前年同期比86.2%減少)、営業損失686,086千円(前年同期は営業損失835,510千円)、経常損失1,362,686千円(前年同期は経常損失926,131千円)、当期純損失に関しましては、1,101,636千円(前年同期は当期純利益480,895千円)となりました。
セグメント別の営業概況は次の通りであります。
①オンラインゲーム事業
オンラインゲーム事業につきましては、オンラインゲーム並びにスマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営を行っております。市場の競争激化により既存タイトルの課金収入が伸び悩み売上高が減少しており、また開発費、広告宣伝費等の積極的な先行投資により費用が増加しております。前連結会計年度からAeria Games & Entertainment,Inc.を連結除外しております。
以上の結果、売上高は223,262千円(前年同期比95.8%減少)、営業損失は725,918千円(前年同期は営業損失867,527千円)となりました。
②ITサービス事業
ITサービス事業につきましては、インターネットの普及に伴うデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得しております。前連結会計年度から株式会社スリーエスを連結除外しております。
以上の結果、売上高は659,584千円(前年同期比32.8%減少)、営業利益は42,162千円(前年同期比34.1%減少)となりました。
③その他事業
その他事業につきましては、営業損失1,889千円(前年同期は営業損失26,882千円)となりました。(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ346,687千円増加し、2,769,315千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は540,629千円(前年同期は49,116千円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の計上に加え、投資有価証券売却損益の計上による減少があったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は1,011,736千円(前年同期は489,280千円の増加)となりました。これは主に、貸付金の回収による収入、投資有価証券の売却による収入等があったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は192,587千円(前年同期は504,431千円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額及び自己株式の取得による支出があったことによるものであります。当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2010年12月期 | 2011年12月期 | 2012年12月期 | 2013年12月期 | |
自己資本比率(%) | 77.0 | 69.1 | 91.8 | 87.2 |
時価ベースの自己資本比率(%) | 57.5 | 65.2 | 69.5 | 164.5 |
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) | 57.2 | 94.7 | ― | ― |
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 27.1 | 23.3 | ― | ― |
自己資本比率:自己資本/総資産 | ||||
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 | ||||
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー | ||||
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い |
(注1) | いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 |
(注2) | 株式時価総額は自己株式を除く、発行済株式数をベースに計算しております。 |
(注3) | キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 |
(注4) | 有利子負債は連結貸借対照表上に計上されている負債のうち、利子を支払っている負債を対象としています。 |
(注5) | 算出の結果数値がマイナスとなる場合には「―」で表記しています。 |
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05453] S1001JVZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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