シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A0FX

有価証券報告書抜粋 株式会社アエリア 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度(2016年1月1日~2016年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、景気は緩やかな回復基調で推移しました。その一方で、中国・新興国・資源国等の景気減速、英国のEU離脱問題に伴う世界経済の下振れ、米国大統領選による金融資本市場への影響等、その先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けております。さらに、コンテンツサービスの多様化が市場規模を拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けております。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しております。
このような状況の下、当社グループは、コア事業と位置付けるITサービス事業について安定した収益基盤を強化し、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、深耕を進めて参りました。
なお、当連結会計年度において、2015年12月期の株式交換により完全子会社といたしました株式会社アスガルド(以下「アスガルド」という)、株式会社リベル・エンタテインメント(以下「リベル」という)、株式会社GESI(以下「GESI」という)において、2016年12月期第4四半期においてアスガルドは前年同期に比べ売上が伸びず、またGESIは当初想定していた売上に至らず、リベルは新規タイトルの開発費及び広告宣伝費等の支出が重なり株式交換時の収支計画を下回ったため、当連結会計年度末において改めて収支計画を見直した結果、のれんの一時償却及び減損損失を計上いたしました。
今回ののれんの一時償却及び減損損失の計上は、当社グループのキャッシュフローに影響を与えるものではありません。
その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高5,906,631千円(前期比41.1%増加)、営業損失1,605,244千円(前期は営業損失612,160千円)、経常損失1,428,847千円(前期は経常損失388,649千円)、親会社株主に帰属する当期純損失に関しましては、2,147,939千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失778,725千円)となりました。
なお、来期においても、営業効率の強化及び販売力・生産性を更に向上させ、通期での営業キャッシュ・フロー黒字化並びにのれん償却前の四半期営業黒字を目指してまいります。

セグメント別の営業概況は次の通りであります。
なお、当連結会計年度より、オンライン以外のコンテンツ割合が増加したことに伴い、従来の「オンラインコンテンツ事業」を「コンテンツ事業」へ名称を変更しております。

①ITサービス事業

ITサービス事業につきましては、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行う株式会社ファーストペンギン、及びデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得しております。
以上の結果、売上高は3,909,628千円(前年同期比29.6%増加)、営業利益は316,062千円(前年同期比34.7%増加)となりました。

②コンテンツ事業
コンテンツ事業につきましては、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにオンラインゲームの配信及び運営、ドラマCDやボイスCD、キャラクターグッズの販売等を行っております。スマートフォン向けゲーム「アイ★チュウ」の収益やキャラクターグッズ販売が好調に推移したことにより売上高は増加しておりますが、開発費等の積極的な先行投資により費用が増加しております。
なお、当連結会計年度において、2015年12月期の株式交換により完全子会社といたしましたアスガルド、リベル、GESIにおいて、2016年12月期第4四半期においてアスガルドは前年同期に比べ売上が伸びず、またGESIは当初想定していた売上に至らず、リベルは新規タイトルの開発費及び広告宣伝費等の支出が重なり株式交換時の収支計画を下回ったため、当連結会計年度末において改めて収支計画を見直した結果、のれんの一時償却及び減損損失を計上いたしました。
以上の結果、売上高は2,079,444千円(前年同期比64.7%増加)、営業損失は1,900,923千円(前年同期は営業損失823,713千円)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ235,721千円減少し、3,060,683千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加は360,775千円(前年同期は226,103千円の増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純損失1,885,195千円(前年同期は617,279千円)、減価償却費365,386千円(前年同期は301,448千円)、減損損失427,306千円(前年同期は135,740千円)のれん償却額1,741,509千円(前年同期は370,174千円)を計上したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動による資金の減少は478,285千円(前年同期は618,509千円の増加)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出488,636千円(前年同期は302,317千円)、差入保証金の差入による支出120,300千円等があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動による資金の減少は107,448千円(前年同期は906,570千円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出63,279千円(前年同期は1,210,000千円)、長期借入金の返済による支出64,594千円(前年同期は14,898千円)、長期借入れによる収入100,000千円があったことによるものであります。

当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。

2013年12月期2014年12月期2015年12月期2016年12月期
自己資本比率(%)87.286.361.150.2
時価ベースの自己資本比率(%)164.5159.672.6135.1
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)3.11.9
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)35.240.4

自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く、発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表上に計上されている負債のうち、利子を支払っている負債を対象としています。
(注5)算出の結果数値がマイナスとなる場合には「―」で表記しています。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05453] S100A0FX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。