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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023M1

有価証券報告書抜粋 株式会社アクセル 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安・株高を背景にして消費者心理や企業の景況感が改善傾向を示すなど、景気回復の兆しが見られる状況となりました。しかしながら円安に伴う輸入原材料やエネルギーコストの上昇、消費税増税による景気減速の懸念等、景気の先行きについては依然として不透明感が残っております。
当社グループの中心的市場である遊技機器市場におきましては、安定稼働が見込める一部の有力機種の販売は堅調に推移しているものの、遊技ホールの厳しい収益環境を背景に全体としては引き続き低調に推移したものと考えております。当社グループの市場規模を示す指標となる遊技機器の年間販売台数では前年度比約20万台減の360万台程度まで減少したものと分析しております。
かかる環境の中で当社グループは、主力製品である遊技機器市場向けグラフィックスLSI(サウンド、LED制御等の機能を統合した製品を含む)を中心に各種製品の販売に注力し、遊技機器市場における事業規模の拡大に注力いたしました。さらには、遊技機器以外の組み込み機器市場に向けたグラフィックスLSIの採用拡大を図るとともに、100%出資子会社である株式会社ニューゾーンにおいて無線分野に向けた製品開発にも注力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は11,043百万円(前期比33.9%減)、営業利益は1,938百万円(同 40.6%減)、経常利益は1,940百万円(同 40.7%減)となりました。また、当連結会計年度において訴訟和解金400百万円を特別損失に計上した結果、当期純利益は998百万円(同 51.8%減)となりました。

① 遊技機器市場向けLSI
当社グループは、遊技機器市場に向けてグラフィックスLSI(機能統合化製品を含む)、サウンドLSI、LEDドライバLSI、メモリモジュール製品等を販売しており、グラフィックスLSIが中核製品となっております。また、遊技機器市場は、パチンコ機市場とパチスロ機市場で構成されておりますが、市場構成としてパチンコ機市場の構成比率が高いため、パチンコ機市場向けの製品販売が中心となっております。
当連結会計年度における同市場向けグラフィックスLSIに関しましては、市場縮小の影響に加え、大型タイトルに採用された前期の反動から約28万個減の約142万個の販売にとどまりました。販売数量への影響として、AG4のリユース(再使用)の影響も徐々に出始めているものと分析しております。また、同市場に向けたその他製品に関しましては、メモリモジュール製品が特定顧客の需要動向により前期を大幅に下回る販売となりました。以上により遊技機器市場向け各種LSI製品の売上高は、前期比34.8%減となる10,697百万円となりました。

② 組み込み機器市場向けLSI
当社グループは、医療機器や産業用機器等の組み込み機器市場に向けてグラフィックスLSIを販売しております。現在の製品構成は、PC系の仕組みを搭載した各種機器に対応したグラフィックスLSI「AG10」と比較的安価なCPUを搭載した一般的な組み込み機器において高解像度グラフィックスを実現する「AG9」シリーズになっております。同市場向けグラフィックスLSIに関しましては、当社製品採用メーカー各社の需要動向により、前期比1.0%減の203百万円の売上高となりました。

③ その他
当社グループでは、前記LSI製品以外に顧客の開発支援環境等を開発、販売しております。また、連結子会社である株式会社ニューゾーンにおきましては、無線関連に向けた製品を開発、販売しております。これら開発支援環境等及び株式会社ニューゾーンに係る売上高は、前期比50.4%増となる142百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,356百万円減少となる9,908百万円(前期末比25.3%減)となりました。
当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により支出した資金は2,015百万円(前連結会計年度は3,243百万円の増加)となりました。これは主に、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益(1,540百万円)、減価償却費の計上(133百万円)に対して、売上債権の増加(277百万円)、たな卸資産の増加(983百万円)、その他の流動負債の減少(435百万円)、未払消費税等の減少(220百万円)、法人税等の支払(1,644百万円)等があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により支出した資金は162百万円(前連結会計年度は352百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(114百万円)、無形固定資産の取得による支出(24百万円)等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により支出した資金は1,178百万円(前連結会計年度は745百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払(1,177百万円)によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02077] S10023M1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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