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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023M1

有価証券報告書抜粋 株式会社アクセル 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループでは継続して成長し続けるため、以下の課題に取り組んでまいります。
① 遊技機器市場に対する取り組みについて
当社グループの主力市場である遊技機器市場におきましては、市場の漸減傾向に加え、当社製品を含む遊技機器構成部材のリユース(再使用)が浸透しており、製品の世代交代における端境期においては需要縮小の影響を強く受けるなど、厳しい市場環境が続いております。しかしながら、同市場は年間300万台以上の遊技機器が販売される巨大な市場であることに加え、当社の技術が貢献できる未参入領域も多く残されており、同市場での中長期的な成長に向けた活動は、今後も当社グループの事業の根幹をなすものと認識しております。
同市場に向けましては、引き続き主力製品であるグラフィックスLSIの高機能化を図るとともに、同製品を中核としたシステムビジネスへの展開、さらには同市場内における新たな領域への製品開発など事業の多様化を図ってまいります。また、顧客の開発負荷を軽減する開発支援環境の整備向上を図り、顧客とより密着した付加価値の高いソリューションを提供してまいりたいと考えております。このような施策を有機的に展開し、リユースや漸減傾向を示す市場環境においても安定収益の確保と中長期的な成長を実現するビジネスモデルを構築してまいりたいと考えております。

② 遊技機器市場以外に対する取り組みについて
現在、遊技機器市場以外に向けた取り組みとして、医療機器や産業用機器等の組み込み機器市場に向けたグラフィックスLSIに加え、子会社(株式会社ニューゾーン)においてデジタル簡易無線に向けた製品を開発、販売しております。しかしながら組み込み機器市場での事業は、当社製品の搭載される機器の多くが多品種少量生産という特徴を有しており、依然として小規模にとどまっております。また、子会社におけるデジタル簡易無線での事業は、新たな市場を創出していくビジネス形態であることから、潜在的な市場は大きいものの事業基盤を構築するには未だ時間がかかるものと考えております。
当社グループといたしましては、各種機器における可能性やニーズ及び様々な技術情報の収集といった観点から、遊技機器市場以外での事業展開は重要であると認識しており、同市場での活動可能性を的確に判断することが課題の一つであると考えております。

③ 知的財産権の取得及び他社の知的財産権の侵害リスクを排斥するための取り組みについて
当社グループは、開発した各種技術に係る知的財産権の円滑な取得態勢の整備が重要な課題であると認識しております。また、当社グループの事業規模の拡大に応じて、他社の知的財産権の侵害リスクが高まるとの認識のもと、他社の権利を侵害しないための対応整備が重要な課題になると捉えております。以上の課題に対し当社グループでは、社長直轄の知的財産権全般にわたる担当部署を設置するとともに弁理士との緊密な関係構築や知的財産権に関する社内セミナーの開催といった取り組みを継続的に実施しております。今後におきましては、研究開発担当者、知的財産権を統括する部署及び弁理士との連携強化を進め、さらなる実効性の向上に努めてまいりたいと考えております。

④ 内部管理体制のさらなる強化に向けた取り組みについて
現在、企業情報の適時開示を含む財務報告や企業経営全般にわたる内部統制システムに係る体制整備が求められております。当社グループでは、内部統制システムにつき、会社の規模や事業内容により必要となる整備内容が変化するものと捉えており、都度に求められる体制整備を適宜実施していくことが重要な課題であると認識しております。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02077] S10023M1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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