シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BZ5L

有価証券報告書抜粋 株式会社アサカ理研 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年9月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、本書提出日時点において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。重要な会計方針及び見積りにつきましては、「第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1)[連結財務諸表] 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に詳しく記述しております。なお、見積り及び評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。

(2)経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、貴金属の取扱量は前期を上回り、金の価格も前期を上回ったことから、売上高は8,383,700千円(前期比7.6%増)となりました。営業利益は貴金属事業が好調である等の増加要因もありましたが、将来へ向けた研究開発投資であるレアメタルリサイクル実証事業での一過性の研究開発費138,873千円を計上したこともあり208,449千円(前期比7.0%減)となり、経常利益は前期発生した為替差損が当期は発生せず208,380千円(前期比10.0%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、レアメタル実証事業での補助金による特別利益159,193千円の計上により273,405千円(前期比20.1%増)となりました。
なお、セグメント別の分析につきましては、「1[業績等の概要](1)業績」に記載のとおりであります。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは貴金属、非鉄金属を主な製品として取り扱っており、金属相場及び為替相場による影響を受ける可能性があります。また、当社の取引先の多くは電子部品・デバイス工業分野に属しており、この分野の景況の変化に伴い、当社の業績も連動する可能性があります。
その他、経営成績に重要な影響を与える要因については、「4[事業等のリスク]」に記載のとおりであります。

(4)財政状態の分析
① 財政状態の分析
(資産の部)
前連結会計年度末に比べて189,155千円増加し、5,948,771千円となりました。
主な要因は、建物及び構築物が220,518千円、受取手形及び売掛金が85,904千円増加し、たな卸資産が76,730千円減少したことです。
(負債の部)
前連結会計年度末に比べて53,699千円減少し、3,171,608千円となりました。
主な要因は、未払法人税等が111,711千円増加し、借入金が209,185千円減少したことです。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べて242,855千円増加し、2,777,162千円となりました。
主な要因は、利益剰余金が235,194千円増加したことです。
② キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが200,361千円の収入(前期比12.5%増)、投資活動によるキャッシュ・フローが9,563千円の支出(前期比93.3%減)、財務活動によるキャッシュ・フローが299,159千円の支出(前期は70,956千円の収入)となり、当連結会計年度末の資金の残高は627,183千円となりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりであります。
2015年9月期2016年9月期2017年9月期
自己資本比率(%)42.543.946.6
時価ベースの自己資本比率(%)60.669.972.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)4.212.710.1
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)18.78.110.8
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(5)次期の見通し
当社の主要顧客の属する電子部品・デバイス工業分野の生産は、スマートフォン、自動車向けの需要が引き続き堅調に推移すると想定しております。貴金属の価格については、米国の金融緩和縮小、欧州の緩やかな景気回復等により、当連結会計年度に比べ低い価格水準になると想定しております。また、銅の価格についても、若干低い水準になると想定しております。
このような環境の見通しのもと、当社グループは、お客様への提案力の強化による既存事業の強化、レアメタル分野において研究開発を進め、企業体質の強化を図ってまいります。
以上により、翌連結会計年度の当社グループの売上高は8,876,000千円(当期比5.9%増)、営業利益は393,000千円(当期比88.5%増)、経常利益は387,000千円(当期比85.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は279,000千円(当期比2.0%増)を見込んでおります。なお、業績予想の算出基準となっている金属の想定価格は、金:4,350円/g、銅:670円/kgとしております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21649] S100BZ5L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。