有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D5KV
株式会社アジュバンホールディングス 業績等の概要 (2018年3月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の政策動向、近隣諸国における地政学リスクはあるものの、個人消費や設備投資の持ち直しの動きが継続し、雇用・所得環境の改善が続くなど緩やかな回復基調で推移いたしました。
美容業界におきましては、顧客単価の下落、来店サイクルの長期化等、サロン経営において厳しい環境が続いており、当社商品を販売するアジュバンサロン※注1においても同様の影響がありました。
このような状況のもと、当社グループは、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、サロンの安定した経営サポートを目指すとともに、引き続き、商品の流通状況が把握できるトレーサビリティシステム等で、非正規流通取引先※注2の取締りに取り組んでおります。
売上高につきましては、2016年6月1日付で、エクシードシステム株式会社を連結子会社としたこと及び、スキンケア商品の新商品であるダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズが堅調に推移したことにより増加いたしました。
なお、アジュバンサロン登録軒数につきましては、当連結会計年度末に6,879軒となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,097百万円(前期比6.8%増)と過去最高の売上高となりました。新卒採用などによる人件費の増加や、物流費の値上げによる荷造運搬費の増加、研究開発費の増加により利益面では、営業利益500百万円(前期比3.6%減)、経常利益509百万円(前期比3.6%減)となりました。また、前期に子会社の税務上の繰越欠損金が解消したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益311百万円(前期比5.9%減)となりました。
区分別売上高は、売上割戻金を含めて次のとおりであります。
(注)1.エクシードシステム株式会社(連結子会社)、ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED(連結子会社)の売上高は、「その他」に含んでおります。
2.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
国内海外別売上高は次のとおりであります。
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、区分別売上高の概要は以下のとおりであります。
(スキンケア)
スキンケア商品の売上高は、AEシリーズが昨年を下回る結果となりましたが、新商品であるダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズの販売が堅調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,017百万円(前期比0.2%増)となりました。
(ヘアケア)
ヘアケア商品の売上高は、概ね計画通りに推移し当連結会計年度の売上高は2,341百万円(前期比1.0%増)となりました。
(カラー剤)
カラー剤商品の売上高は、アジュバンサロンへの継続的なフォローが不十分であったこと等から、計画に対し進捗の遅れがでており、前年同期を下回りました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は39百万円(前期比13.9%減)となりました。
(その他)
その他の区分には、前連結会計年度より、エクシードシステム株式会社の売上高が含まれております。
また、新商品である美容機器及びオーラルケア商品も好評をいただいております。MAPシステムにおきましては、当連結会計年度末における契約件数が238件(前期末比20件減)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,007百万円(前期比39.7%増)となりました。
※注1「アジュバンサロン」
初回に100千円以上の仕入を行い、当社グループが指導する商品の案内方法等を定めたアジュバンサロン契約を締結したサロンを指します。なお、2018年3月期よりA・C・S登録店を見直し、アジュバンサロンとしております。
※注2「非正規流通取引先」
カウンセリングを行わずインターネット等による販売を行うアジュバンサロン、代理店を指します。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は営業活動で獲得した資金を主に不動産等の有形固定資産の取得による支出、投資有価証券の取得による支出、配当金の支払等で使用した結果、前連結会計年度末に比べて594百万円減少し、当連結会計年度末残高は1,571百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は332百万円(前期比64百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益510百万円の計上、減価償却費の計上78百万円、売上債権の増加額24百万円、たな卸資産の増加額103百万円、法人税等の支払額242百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は685百万円(前期比486百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出312百万円、投資有価証券の取得による支出600百万円、投資有価証券の売却による収入292百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は237百万円(前期比116百万円減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出38百万円、配当金の支払額189百万円によるものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の政策動向、近隣諸国における地政学リスクはあるものの、個人消費や設備投資の持ち直しの動きが継続し、雇用・所得環境の改善が続くなど緩やかな回復基調で推移いたしました。
美容業界におきましては、顧客単価の下落、来店サイクルの長期化等、サロン経営において厳しい環境が続いており、当社商品を販売するアジュバンサロン※注1においても同様の影響がありました。
このような状況のもと、当社グループは、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、サロンの安定した経営サポートを目指すとともに、引き続き、商品の流通状況が把握できるトレーサビリティシステム等で、非正規流通取引先※注2の取締りに取り組んでおります。
売上高につきましては、2016年6月1日付で、エクシードシステム株式会社を連結子会社としたこと及び、スキンケア商品の新商品であるダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズが堅調に推移したことにより増加いたしました。
なお、アジュバンサロン登録軒数につきましては、当連結会計年度末に6,879軒となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,097百万円(前期比6.8%増)と過去最高の売上高となりました。新卒採用などによる人件費の増加や、物流費の値上げによる荷造運搬費の増加、研究開発費の増加により利益面では、営業利益500百万円(前期比3.6%減)、経常利益509百万円(前期比3.6%減)となりました。また、前期に子会社の税務上の繰越欠損金が解消したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益311百万円(前期比5.9%減)となりました。
区分別売上高は、売上割戻金を含めて次のとおりであります。
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | (%) | |
スキンケア | 2,013 | 42.2 | 2,017 | 39.6 | 3 | 0.2 |
ヘアケア | 2,319 | 48.6 | 2,341 | 45.9 | 22 | 1.0 |
カラー剤 | 46 | 1.0 | 39 | 0.8 | △6 | △13.9 |
その他 | 721 | 15.1 | 1,007 | 19.8 | 286 | 39.7 |
売上割戻金 | △329 | △6.9 | △309 | △6.1 | 20 | - |
合計 | 4,771 | 100.0 | 5,097 | 100.0 | 326 | 6.8 |
2.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
国内海外別売上高は次のとおりであります。
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | (%) | |
国内売上高 | 4,490 | 94.1 | 4,792 | 94.0 | 301 | 6.7 |
海外売上高 | 280 | 5.9 | 305 | 6.0 | 24 | 8.9 |
合計 | 4,771 | 100.0 | 5,097 | 100.0 | 326 | 6.8 |
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、区分別売上高の概要は以下のとおりであります。
(スキンケア)
スキンケア商品の売上高は、AEシリーズが昨年を下回る結果となりましたが、新商品であるダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズの販売が堅調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,017百万円(前期比0.2%増)となりました。
(ヘアケア)
ヘアケア商品の売上高は、概ね計画通りに推移し当連結会計年度の売上高は2,341百万円(前期比1.0%増)となりました。
(カラー剤)
カラー剤商品の売上高は、アジュバンサロンへの継続的なフォローが不十分であったこと等から、計画に対し進捗の遅れがでており、前年同期を下回りました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は39百万円(前期比13.9%減)となりました。
(その他)
その他の区分には、前連結会計年度より、エクシードシステム株式会社の売上高が含まれております。
また、新商品である美容機器及びオーラルケア商品も好評をいただいております。MAPシステムにおきましては、当連結会計年度末における契約件数が238件(前期末比20件減)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,007百万円(前期比39.7%増)となりました。
※注1「アジュバンサロン」
初回に100千円以上の仕入を行い、当社グループが指導する商品の案内方法等を定めたアジュバンサロン契約を締結したサロンを指します。なお、2018年3月期よりA・C・S登録店を見直し、アジュバンサロンとしております。
※注2「非正規流通取引先」
カウンセリングを行わずインターネット等による販売を行うアジュバンサロン、代理店を指します。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は営業活動で獲得した資金を主に不動産等の有形固定資産の取得による支出、投資有価証券の取得による支出、配当金の支払等で使用した結果、前連結会計年度末に比べて594百万円減少し、当連結会計年度末残高は1,571百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は332百万円(前期比64百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益510百万円の計上、減価償却費の計上78百万円、売上債権の増加額24百万円、たな卸資産の増加額103百万円、法人税等の支払額242百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は685百万円(前期比486百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出312百万円、投資有価証券の取得による支出600百万円、投資有価証券の売却による収入292百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は237百万円(前期比116百万円減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出38百万円、配当金の支払額189百万円によるものであります。
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