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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D140

有価証券報告書抜粋 株式会社アダストリア 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2018年2月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、複数の基幹ブランド育成とブランド力強化による差別化により、継続的な売上高伸長と利益率の向上を推進するとともに、健全な財務バランスを基盤とする強固な企業体質の構築を目指しております。この方針に基づき経営活動に取り組んだ結果、当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローは以下のとおりとなりました。

(1) 当連結会計年度の財政状態の分析

① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、16億6百万円増加して497億85百万円となりました。これは主に、現金及び預金が12億88百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が9億50百万円、たな卸資産が17億22百万円、その他(未収入金など)が3億48百万円それぞれ増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、8億72百万円減少して413億38百万円となりました。これは主に、店舗内装設備(純額)が8億9百万円、無形固定資産のその他(ソフトウェア仮勘定など)が20億12百万円、敷金及び保証金が10億26百万円、繰延税金資産が21億89百万円それぞれ増加した一方で、のれんが13億50百万円、投資有価証券が65億76百万円それぞれ減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて、7億34百万円増加して911億23百万円となりました。

② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、47億81百万円増加して384億46百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が38億65百万円、事業整理損失引当金が11億41百万円それぞれ増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて、9億56百万円増加して16億45百万円となりました。これは主に、その他(長期未払金など)が8億41百万円増加したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて、57億38百万円増加して400億92百万円となりました。

③ 純資産
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、50億4百万円減少して510億30百万円となりました。これは主に、利益剰余金が21億67百万円、その他有価証券評価差額金が29億54百万円それぞれ減少したことによるものです。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

① 売上高及び売上総利益
売上高は前年同期比9.4%増加し2,227億87百万円、売上総利益は前年同期比5.3%増加し1,207億95百万円となりました。これは主として、当社の国内売上高が3.0%増と堅調に推移したことに加え、第1四半期に実施した株式会社アリシアによる「ページボーイ」などのブランド事業承継や米国Velvet,LLCの連結子会社化に伴う売上の寄与によるものです。売上総利益率は、お客様のニーズをとらえきれなかった商品について、値下げや廃棄による在庫消化を推し進めたことなどから、前年同期に比べ2.1ポイント減少し54.2%となりました。

② 営業利益及び経常利益
営業利益は前年同期比66.4%減少し50億5百万円となりました。これは主として、主力ブランドへの広告宣伝の強化、東京本部オフィスの移転費用、将来の成長に向けたシステムの基盤整備や除却に係る費用の影響などの結果、販売費及び一般管理費が前年同期比16.1%増加し1,157億90百万円となったことによるものです。販管費率は、前年同期に比べて3.0ポイント増加し52.0%となりました。営業利益率は、前年同期に比べ5.1ポイント減少し2.2%となりました。
経常利益は、前年同期比64.1%減少し54億28百万円となりました。

③ 親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比92.5%減少し8億63百万円となりました。これは主として、投資有価証券売却益43億73百万円を特別利益に計上したこと、収益悪化に伴う減損損失27億99百万円(内、米国Velvet,LLC及び株式会社アリシアにおけるのれん等の減損損失20億96百万円、店舗の減損損失7億3百万円)、香港及び中国における事業整理に要する費用として事業整理損失引当金繰入額11億41百万円、投資有価証券評価損6億52百万円を特別損失に計上したこと、また、法人税等を42億40百万円計上したことによるものです。

(3) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析

キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03368] S100D140)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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