シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BUX

有価証券報告書抜粋 株式会社アドバンスクリエイト 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2015年10月1日~2016年9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀による金融緩和策により、企業業績や所得・雇用環境は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、新興国経済の景気減速や世界的な地政学リスクの高まりによる為替市場の不安定化と急速な円高の進行等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いており、消費者マインドも低迷したままであります。
保険業界におきましては、マイナス金利政策の影響により、貯蓄性保険商品の販売停止や、代理店手数料料率の低下、改正保険業法に対応した管理強化等、引き続き厳しい営業環境が続いております。
このような状況の下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とする「Web to Call to Real」(※1)の一気通貫型サービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。
国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとしてさらなるお客様のユーザビリティ向上と、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。
PC・スマートフォン・タブレットを含めたあらゆるデバイスを通じた保険の比較・申込サービスの拡充を推進するために、きめ細かいSEO施策を講じ、SNSやキュレーションサイトを活用した効果的なWebマーケティングによりコスト効率の向上を図りつつ、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。
また、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略(※2)の一環として協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、全国の個人・法人の保険ニーズに対応しております。
さらに、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制の充実や情報セキュリティ体制の強化を継続し、2016年5月施行の改正保険業法に対応した保険募集管理態勢の強化に全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下しております。
一方、メディア事業におきましては、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」の価値向上に伴い、広告メディア関連の売上が好調に推移いたしました。
かかる経営環境の下、当社は2015年10月4日に創立二十周年を迎えるとともに、同10月16日をもって東京証券取引所ジャスダック(スタンダード)から東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、さらに2016年7月22日をもって同市場第一部銘柄に指定されました。これを機に、今一度創業の精神に立ちかえり、地域・社会に貢献し信頼される企業として邁進してまいります。
以上の結果、売上高は、7,295百万円(前期比0.3%増)、営業利益は、954百万円(前期比17.3%減)、経常利益は926百万円(前期比19.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は582百万円(前期比9.5%減)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(単位:百万円、前期比%)
連結ベース単体ベース
売上高・営業収益7,295100.36,42696.9
営業利益95482.763061.8
経常利益92681.061160.9
親会社株主に帰属する当期純利益・当期純利益58290.537971.4

セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、従来「広告代理店事業」というセグメント名称で表記していた同事業について、より事業内容に即した「メディア事業」という名称に変更しております。当該変更はセグメントの名称変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。
保険代理店事業におきましては、営業収益は6,426百万円(前期比3.1%減)、営業利益は630百万円(前期比38.2%減)となりました。
メディア事業におきましては、売上高は917百万円(前期比159.4%増)、営業利益は222百万円(前期比190.7%増)となりました。
再保険事業におきましては、売上高は638百万円(前期比14.8%増)、営業利益は99百万円(前期比80.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入1,031百万円があったものの、投資活動によるキャッシュ・フローの支出432百万円及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出1,217百万円により、619百万円減少し、1,044百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は、売上債権の減少(債権流動化を含む)により631百万円の収入があり、営業活動により獲得した資金は1,031百万円(前連結会計年度は2,155百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、無形固定資産の取得による支出296百万円等があり、432百万円(前連結会計年度は450百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額492百万円及び自己株式の取得による支出349百万円等があり、1,217百万円(前連結会計年度は554百万円の支出)となりました。

※1 「Web to Call to Real」
保険選びサイト「保険市場」等の運営をポータル(入口)とし、そこでの保険情報の提供や商品比較・資料請求を起点とした通販や店舗による対面販売、さらにそれらを補完するコールセンター等様々な販売チャネルを融合させた当社の営業形態を表した語。
※2 CRM戦略
CRMとは「Customer Relationship Management」の略。当社独自開発の顧客管理システムを活用し、既契約者や過去の資料請求者に対して様々なプロモーションを行い収益に繋げる戦略のことを指す。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05280] S1009BUX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。