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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C0D1

有価証券報告書抜粋 株式会社アドバンスクリエイト 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2016年10月1日~2017年9月30日)におけるわが国経済は、政府・日銀による積極的な政策運営により、為替・株式市場が安定的に推移し、企業業績の向上や雇用・所得環境の改善により、全般的に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、予定されている消費増税や東アジア地域における地政学上のリスクの高まり、海外政治情勢の不安定さなどにより景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
保険業界におきましては、マイナス金利政策の影響による貯蓄性保険商品の販売停止や代理店手数料率の低下、改正保険業法に対応するための管理強化等により、厳しい営業環境が継続しております。
このような状況の下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とする「Web to Call to Real」(※1)の一気通貫型サービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。
国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとしてさらなるお客様のユーザビリティ向上と、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。
高品質な保険の比較・申込サービスを推進するために、従来のIT・システム投資のみならず、チャットボット等への自動化投資を積極的に行うとともに、効果的なWebマーケティングによりコスト効率の向上を図り、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。
また、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略(※2)の一環として協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、高度なお客様サービスを実現しております。
さらに、ガバナンス体制及びコンプライアンス体制の充実や情報セキュリティ体制の強化を継続し、2016年5月施行の改正保険業法に対応した保険募集管理態勢の強化に全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下しております。
これらの取り組みの中、保険代理店事業においては、新コールセンターを創設し、アポイント(商談機会)獲得に注力するなど、積極的にプロモーション活動を行ってまいりました。また、PV収入の計上により、一定の収益を確保いたしました。
なお、メディア事業におきましては、スポットでの広告受注から、レギュラー広告受注へと形態が変化してきたことに伴い一時的に減収となっておりますが、引き続き好調に広告出稿をいただいております。また、再保険事業におきましては、再保険収入が引き続き順調に伸長いたしました。
以上の結果、売上高は8,137百万円(前期比11.5%増)、営業利益は1,043百万円(前期比9.3%増)、経常利益は1,024百万円(前期比10.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は742百万円(前期比27.3%増)となりました。

(単位:百万円、前期比%)
連結ベース単体ベース
売上高・営業収益8,137111.57,280113.3
営業利益1,043109.3745118.2
経常利益1,024110.6737120.6
親会社株主に帰属する当期純利益・当期純利益742127.3527139.1

セグメントの業績は次のとおりであります。
保険代理店事業におきましては、営業収益は7,280百万円(前期比13.3%増)、営業利益は745百万円(前期比18.2%増)となりました。
メディア事業におきましては、売上高は651百万円(前期比29.0%減)、営業利益は163百万円(前期比26.6%減)となりました。
再保険事業におきましては、売上高は683百万円(前期比7.2%増)、営業利益は132百万円(前期比33.6%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入1,152百万円があったものの、投資活動によるキャッシュ・フローの支出119百万円及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出778百万円により、254百万円増加し、1,299百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、税金等調整前当期純利益1,079百万円(前連結会計年度は895百万円)、減価償却費425百万円(前連結会計年度は344百万円)等により、1,152百万円の収入(前連結会計年度は1,031百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出95百万円、無形固定資産の取得による支出98百万円等があり、119百万円(前連結会計年度は432百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額518百万円及び自己株式の取得による支出289百万円等があり、778百万円(前連結会計年度は1,217百万円の支出)となりました。

※1 「Web to Call to Real」
保険選びサイト「保険市場」等の運営をポータル(入口)とし、そこでの保険情報の提供や商品比較・資料請求を起点とした通販や店舗による対面販売、さらにそれらを補完するコールセンター等様々な販売チャネルを融合させた当社の営業形態を表した語。
※2 CRM戦略
CRMとは「Customer Relationship Management」の略。当社独自開発の顧客管理システムを活用し、既契約者や過去の資料請求者に対して様々なプロモーションを行い収益に繋げる戦略のことを指す。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05280] S100C0D1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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