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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D0W2

有価証券報告書抜粋 株式会社アークス 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績は概ね堅調に推移したものの、物価上昇や社会保障への将来不安などから民間消費は盛り上がりに欠けると共に、国内外における政治情勢の変動による影響などが懸念され、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主力事業である食品小売業界におきましても、実質賃金の伸び悩みや、食品の消費支出が減少していることに加え、人手不足の問題や、人件費の増加など、従来に増して経営環境は厳しい状況で推移してまいりました。
このような状況の中、当社グループは「全員参加経営 システム統合を軸に 地域創成の中心核となり WINの6乗を推進する」を年頭方針として掲げ、様々な事業環境の変化に対応しながら、地域シェアの拡大と企業価値の向上に努めてまいりました。
最重要課題でありますシステム統合基盤構築プロジェクトにつきましては、2018年9月の稼働に向け、新たな業界標準たりうるシステムプラットフォームの構築に全社一丸となって邁進してまいりました。システム稼働と並行して、商流改革、物流改革、顧客管理手法の強化、並びに後方業務の集約における定量的な効果創出に向け、業務改革・組織改革を断行するトランスフォーメーション計画を推進してまいりました。その他、アークス商品調達プロジェクトにおきましては、グループ全体で取り組む統一単品の取扱い金額が前年実績比で約1.2倍となり、また店舗運営情報共有会におきましても、利益向上に向けた好事例の情報共有を通じて、店舗関連コストの削減を図るなど、グループシナジーの追求に取り組んでまいりました。
営業面につきましては、顧客の生活防衛意識に対応した、㈱ラルズの「スーパープライス」などの販促企画継続や、㈱ユニバースなどグループ子会社の周年事業にかかわる販促面の強化、「北海道150年事業」や「道民家庭の日」を活用した取引先との連携強化などにより、既存店売上高は前年比100.4%と、前年を上回る実績となりました。また、物流面では製造能力の拡充及び商品提案力の強化を図るべく、㈱ユニバースにおいてデリカセンターの新設を、㈱ラルズ及び㈱東光ストアは、デリカセンターの製造能力増強を実施いたしました。
グループ共通のポイントカードであるアークスRARAカードにつきましては、グループ内の全店舗へのカード展開が2017年度中でほぼ完了したことや、従来から実施している新規会員獲得キャンペーンなどにより、当連結会計年度末の総会員数は、前年同期末に対し約12万人増の289万人となりました。
店舗展開におきましては、新規出店として2017年4月に「ダ*マルシェ沼田店」(運営会社㈱道北アークス)、2017年7月には「ユニバース十和田西店」(運営会社㈱ユニバース)を開店した他、2017年11月には「ビッグハウス東光店」(運営会社㈱道北アークス)を「スーパーアークス東光」として建替増床オープンいたしました。加えて、㈱ラルズ6店舗、㈱ユニバース2店舗、㈱ベルジョイス2店舗、㈱福原2店舗、㈱東光ストア3店舗、㈱道南ラルズ2店舗の、計17店舗の改装を実施いたしました(詳細は11ページの一覧表をご参照ください)。一方で、4店舗を閉鎖した結果、当連結会計年度末における当社グループの総店舗数は336店舗(北海道220店舗、青森県39店舗、岩手県69店舗、秋田県1店舗、宮城県7店舗)となりました。
組織面におきましては、グループ子会社がそれぞれ構築してきた品質管理体制を、グループ横断的な情報共有及び研究を推進することを目的として、2017年4月にアークス品質保証推進研究会を設置し、2018年3月には同研究会を発展的に改組、㈱アークス品質保証推進室を設置いたしました。
以上の取り組みにより、当連結会計年度の連結業績は、売上高5,139億55百万円(対前期比0.3%増)と新店効果などにより増収を確保できましたが、人件費や租税公課を中心とした販管費が増加したことなどにより、営業利益144億40百万円(対前期比2.8%減)、経常利益163億66百万円(対前期比0.6%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、法人税等が、前期は㈱ベルジョイスの繰延税金資産の回収可能性の見直しなどにより減少した反動で10億15百万円増加したことなどにより、102億55百万円(対前期比2.3%減)となりました。



当連結会計年度に実施した新規出店などは以下のとおりであります。

概 要店舗名称実施時期運営会社
新規出店
(2店舗)
ダ*マルシェ沼田店2017年4月㈱道北アークス
ユニバース十和田西店2017年7月㈱ユニバース
建替増床
(1店舗)
スーパーアークス東光(業態変更)2017年11月㈱道北アークス
改装
(17店舗)
東光ストア平和店2017年3月㈱東光ストア
ラルズマート手宮店(業態変更)2017年3月㈱ラルズ
スーパーロッキー江釣子店2017年4月㈱ベルジョイス
フクハラ愛国店2017年6月㈱福原
ユニバース五所川原東店2017年6月㈱ユニバース
ラルズマート花川南店(業態変更)2017年6月㈱ラルズ
ユニバース東青森店2017年7月㈱ユニバース
東光ストア麻生店2017年7月㈱東光ストア
ラルズマート伏見店(業態変更)2017年7月㈱ラルズ
ビッグハウスアドマーニ2017年7月㈱道南ラルズ
東光ストア西線6条店2017年8月㈱東光ストア
スーパーアークス北野店(業態変更)2017年9月㈱ラルズ
スーパーアークス長橋店(業態変更)2017年9月㈱ラルズ
ぴあざフクハラ札内店2017年10月㈱福原
ビッグハウスアイスアリーナ前店2017年10月㈱ベルジョイス
スーパーアークス戸倉店2017年11月㈱道南ラルズ
ラルズマート桜町店(業態変更)2017年11月㈱ラルズ
閉店
(4店舗)
ラルズマートマルカツ店2017年3月㈱道北アークス
東光ストア福井店2017年3月㈱東光ストア
フクハラ双葉店2017年7月㈱福原
ロッキー向能代店2018年2月㈱ベルジョイス

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して28億74百万円増加し、390億84百万円となりました。当連結会計年度における連結キャッシュ・フローの各々の状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益150億33百万円、減価償却費64億33百万円、減損損失13億1百万円、たな卸資産の増加額4億28百万円、及び法人税等の支払額45億98百万円などにより、180億87百万円の収入(対前期比では18億30百万円の収入増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店や店舗改装に伴う有形固定資産の取得による支出62億73百万円、及び無形固定資産の純増加額46億40百万円などにより、102億76百万円の支出(対前期比では27億15百万円の支出増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額26億59百万円、自己株式の取得による支出15億15百万円及びリース料を主とするその他の支出7億68百万円などにより、49億36百万円の支出(対前期比では4億26百万円の支出増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03199] S100D0W2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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