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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YLD

有価証券報告書抜粋 株式会社アーレスティ 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社の主要事業であるダイカスト事業においては、中長期的には新興国を中心とした自動車需要の増加、先進国における需要回復、軽量化によるアルミダイカスト採用増によりグローバルでのダイカスト需要は拡大していくものと見込まれます。一方、国内においては、少子高齢化等に伴う国内自動車販売の減少、足下の円安相場等による国内生産回帰の動きが一部でみられるものの、海外での自動車需要の増加には現地生産で対応するトレンドは変わらないと想定されることから、国内ダイカスト需要は横ばい又は縮小するものと予想されます。アルミニウム事業においてもその主な需要先がダイカスト事業と同一業界であることから同様に推移するものと見込まれます。完成品事業においては、国内での大幅な需要増は期待できないものの、海外における需要増が見込まれます。
このような環境下において、当社グループの長期的な経営の方向性を示した「10年ビジョン」では「ダイカストを核としたグローバルTOP企業」となることを基本方針に、「ものづくりを究め、ものづくりを進化させる」ことをスローガンとしてあるべき姿を描き、具体的な指針・手段として方針を定め展開してまいりました。この10年ビジョンではグローバルTOP企業となることを目指し、海外における事業拡大を行ってきたものの、急激な成長に伴う生産トラブル等により安定した収益を継続できなかったこともあり、当連結会計年度中に、新10年ビジョンを「信頼を究めよう 2025」と改定し、「お客様からの信頼No.1」「グローバルで車の軽量化に役立つ」「売上高2000億円+α」をありたい姿とし、お客様からの信頼を究めつつ、安定して持続的に成長していくための基本戦略を事業戦略、機能別戦略、マネジメントの取組みとして定めました。
現在の中期経営方針は、「1315 3カ年アーレスティ方針」であり、ものづくりに焦点を当てたものですが、新10年ビジョンでも「信頼を究める」ための手段として「ものづくりを究める」ことに変わりなく、この中期経営方針の最終年度である2015年度の方針に新たに策定した「信頼を究めよう 2025」を達成するための基本戦略のうち早期に取り組むべきものを追加するなどの見直しを行っております。
グローバル需要が拡大していく中で、安定して持続的に成長できるように、中国・北米を中心とした海外ダイカスト事業の拡大を進めると共に、次の4つを柱として信頼を究めることと、ものづくりに焦点を当てた方針を全従業員が積極的に活動し、計画達成を目指して全力で取り組んでおります。
① 最善なものづくりの追求と共有
主な施策:現場と設計が一体となったものづくりの再構築、全拠点で同一の品質・生産性の実現
② ものづくりの現場で活かす技術開発
主な施策:ものづくりを究めるための技術ロードマップに基づく施策、パワートレイン以外の市場の開拓
③ ものづくりを支える人づくり
主な施策:実践に裏づけされたスキルを持つ人づくり、3現・2原に基づいた活動ができる技術者の育成
④ 健全な利益追求
主な施策:収益力向上による持続的な企業成長と成長市場への展開、業務の効率化、投資効率の高い加工設備構想の実現、工程別・課別コストの見える化による収益管理レベルの向上

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01303] S1004YLD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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