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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007PWX

有価証券報告書抜粋 株式会社アーレスティ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に底堅い動きが続いており、企業収益の改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いております。海外においては、アメリカの景気は回復が続いており、アジアでは中国の景気が緩やかに減速しているなど、世界の景気は弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復しています。
このような環境の中で、北米を中心とした生産能力拡充を進めると共に、信頼を究めることを基本とし、ものづくりに焦点を当てた施策展開を進めました。
当連結会計年度の業績については、売上高は144,451百万円(前期比4.1%増)、営業利益は5,385百万円(前期比113.6%増)、経常利益は4,077百万円(前期比151.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,062百万円(前期比190.3%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ダイカスト事業 日本
国内では、主要顧客である自動車メーカーにおいて、消費増税以来続く販売不振、軽自動車税引き上げによる国内販売の減速が続いています。一方で北米市場向けを中心とした輸出は好調を維持しています。これらの背景のもと、当社受注量はほぼ昨年同様となり、売上高は63,583百万円(前期比0.6%増)となりました。収益面においては、主に減価償却費の増加等により、セグメント利益は2,769百万円(前期比14.3%減)となりました。
② ダイカスト事業 北米
北米では、過去最高水準となる自動車販売の影響を受け受注が増加し、また、部品の新規立ち上がりや、円安基調にある為替換算影響などもあり、売上高は45,760百万円(前期比12.6%増)となりました。収益面においては、生産性改善等の施策によりアメリカ工場及びメキシコ工場の収益が改善したこと等により、セグメント利益は1,521百万円(前期はセグメント損失1,295百万円)となりました。
③ ダイカスト事業 アジア
中国では、主要顧客である日系自動車メーカーの車種別販売動向等の影響を受け受注は減少しました。インドでは、新規部品の量産開始効果により売上が増加しました。これらの影響に加え円安基調にある為替換算影響等により、アジアでの売上高は27,594百万円(前期は売上高27,584百万円)となりました。収益面においては、インド工場における収益改善等の影響や中国における原価低減活動の効果があったものの、中国での受注減少の影響が大きく、セグメント利益は573百万円(前期比13.5%減)となりました。
④ アルミニウム事業
アルミニウム事業においては、受注量が前期比で微減となったこと等により、売上高は4,921百万円(前期比1.9%減)となりました。収益面においては、原材料市況変動による影響と原価低減活動による効果等により、セグメント利益は338百万円(前期はセグメント利益5百万円)となりました。
⑤ 完成品事業
完成品事業においては、主要販売先である半導体関連企業のクリーンルーム物件や通信会社のデータセンター向け物件等の受注により、売上高は2,590百万円(前期比15.4%増)となりました。収益面においては、主に増収による増益効果等により、セグメント利益は212百万円(前期比153.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,283百万円減少し、当連結会計年度末には4,505百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較して5,560百万円増加して18,062百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益3,760百万円(前期比2,108百万円増)、減価償却費14,877百万円(前期比1,920百万円増)、たな卸資産の増減額2,162百万円(前期比3,305百万円増)、仕入債務の増減額△2,496百万円(前期比2,924百万円減)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較して563百万円減少して14,648百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出△14,480百万円(前期比662百万円減)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較して3,834百万円増加して4,372百万円となりました。これは主に借入金など有利子負債の減少3,804百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01303] S1007PWX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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