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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BYN6

有価証券報告書抜粋 株式会社イグニス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年9月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は6,291,571千円となり、前連結会計年度末に比べ1,959,050千円増加いたしました。流動資産は4,736,871千円(前連結会計年度末比1,650,452千円増)となりました。主な増加要因は、営業貸付金が1,216,082千円増加したこと、未収還付法人税等が331,837千円増加したことによるものであります。固定資産は1,554,700千円(前連結会計年度末比308,597千円増)となりました。主な増加要因は、事業規模拡大に伴う本社オフィスの増床等により有形固定資産が75,450千円、投資その他の資産が243,431千円増加したことによるものであります。

(負債の部)
当連結会計年度末の負債は2,156,188千円となり、前連結会計年度末に比べ321,617千円増加いたしました。流動負債は1,395,817千円(前連結会計年度末比5,817千円増)となりました。主な増加要因は、運転資金等の借入により短期借入金が400,000千円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が197,460千円増加したこと、主な減少要因は、法人税等の支払により未払法人税等が791,951千円減少したことによるものであります。固定負債は760,370千円(前連結会計年度末比315,799千円増)となりました。主な増加要因は、運転資金等の借入により長期借入金が276,603千円増加したことによるものであります。

(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産は4,135,383千円となり、前連結会計年度末に比べ1,637,432千円増加いたしました。主な増加要因は、新株予約権の行使により資本金が883,768千円、資本剰余金が769,725千円増加したことによるものであります。

(3) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、5,577,828千円となりました。内容としましては、前連結会計年度から引き続き、ネイティブゲーム「ぼくとドラゴン」の課金収入が大きく寄与しておりますが、当連結会計年度は収益が安定的なストック型ビジネスの構築に注力してまいりました。その結果、コミュニティ「with」が順調な成長曲線を示しており、また、新規領域であるメディアその他の売上についても実績が出始めていることから、全体の売上高に対するネイティブゲームの依存度は前連結会計年度と比して低下しております。
また、当連結会計年度の販売先上位5社が占める売上高の割合は、88.6%でありますが、特定の販売先の売上に依存しているものではありません。

(売上原価、売上総利益)
売上原価は1,097,780千円となりました。これは主に労務費及びソフトウエアの減価償却費によるものであります。この結果、売上総利益は4,480,047千円となりました。

(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は4,396,061千円となりました。これは主に広告宣伝費1,389,605千円、支払手数料1,546,183千円によるものであり、この結果、営業利益は83,986千円となりました。

(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
営業外収益は5,788千円、営業外費用は18,511千円となりました。営業外費用は主に新株式発行による株式交付費6,843千円によるものであり、この結果、経常利益は71,262千円となりました。

(特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純損失)
特別利益及び特別損失の実績はありませんでした。この結果、税金等調整前当期純利益は経常利益と同額の71,262千円となり、法人税等合計157,298千円の計上により当期純損失が86,035千円となりました。そのうち、親会社株主に帰属する当期純損失は35,763千円となりました。

(4) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,172,913千円となり、前連結会計年度末に比べ2,530千円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の減少は1,930,548千円(前連結会計年度は1,351,348千円の増加)となりました。主な減少要因は、営業貸付金の増加1,216,082千円及び法人税等の支払額1,253,466千円によるもの、主な増加要因は、減価償却費493,575千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は665,755千円(前連結会計年度は123,218千円の減少)となりました。主な減少要因は、無形固定資産の取得による支出379,650千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の増加は2,594,064千円(前連結会計年度は496,827千円の増加)となりました。主な増加要因は、短期借入金の純増加額400,000千円、長期借入れによる収入720,000千円及び株式の発行による収入1,759,541千円によるものであります。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの業績は、外部要因として、スマートフォン関連市場の環境変化、競合との競争の激化、技術革新、法的規制の変化、自然災害、経済状況の影響を受ける可能性があります。近年の世界的な不況下にあっても、当社グループの売上高はスマートフォン関連市場の伸長に伴い堅調に拡大しております。
また、内部要因としては新規アプリの開発、優秀な人材の確保や人材育成、内部管理体制、システム障害等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がありますが、組織体制の整備及び内部統制制度の強化によりこれらのリスク要因に対応するよう努めて参ります。

(6) 経営戦略の現状と見通し
当社グループは、中期事業計画として、2020年9月期に売上高を15,000百万円、営業利益を6,000百万円とすることを掲げております。これを実現するため、既存事業の収益基盤拡大のみならず新規事業投資についても積極的に取り組んでおり、優秀な人材確保・育成のための人事制度の拡充、内部統制、コンプライアンス体制の強化及びシステム基盤の強化に努めております。
(既存事業の収益拡大)
コミュニティジャンルは「with」のアルゴリズム改善とコンテンツのさらなる拡充、ネイティブゲームジャンルは「ぼくとドラゴン」の安定運営及び新規プロダクトの開発を行っております。また、メディアジャンルはビジネスパーソン向けメディア「U-NOTE」から転職にフォーカスしたメディア展開を開始し、ユーザー層の拡大に努めてまいります。
(新規事業への投資)
その他に新規事業として、昨今注目を集めているVR(Virtual Reality:仮想現実)のアイドル市場への参入や医療応用、フードトラック・プラットフォームの運営、IoTデバイスの製造等を行っております。

当社グループは、日々変化を続けるスマートフォンアプリ市場において、様々な波風に耐えうる強固なポートフォリオの構築を目指し、今後も「次のあたりまえ」となるユーザー体験を生み出すべく、あらゆる可能性にチャレンジしてまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30698] S100BYN6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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