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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BSS

有価証券報告書抜粋 株式会社イメージワン 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けており、家計・企業の両部門において所得から支出への前向きな循環メカニズムが持続するもとで、国内需要が増加基調をたどるとともに、輸出も、海外経済が減速した状態から脱していくにつれて緩やかな増加に向かうことから、全体の基調としては緩やかに拡大していくと考えられております。
一方で、当社を取り巻く事業環境といたしましては、主要分野である医療分野において、消費税増税後における医療機関の設備投資意欲減速からの回復が予想以上に遅れていることなどから、当社業績にとって厳しい局面は継続してはいるものの、高齢化社会の急激な進行を伴う社会構造の変化に対応した医療・介護サービス体制の構築が急務とされ、医療機関のみならず地域行政や介護施設までを含めた効率的な連携の必要性が高まる等、医療IT技術への期待はこれまで以上に高まっていくことが予想されております。
このような経営環境におきまして、当社は中期経営計画の初年度と位置付けた2016年9月期を通して、中期事業戦略である①ConnectioRIS(放射線部門情報システム)、ConnectioMeD(診療情報統合システム)等の商品力強化、②医療画像事業における事業領域拡大、③全国の営業拠点の強化、④在宅医療・介護福祉分野における新事業であるduranta(テレメトリー式心電計)の事業拡大を推進する一方で、2015年9月期の営業損失という業績結果を受け、仕入の全工程を見直すことで原価圧縮に注力してまいりました。
これらの結果、当事業年度における業績は、売上高1,482百万円(前期比19.6%増)、営業利益27百万円(前期は125百万円の損失)、経常利益17百万円(同148百万円の損失)、当期純利益10百万円(同170百万円の損失)となりました。

セグメント別の概況は以下のとおりです。
医療画像事業
医療画像事業の当事業年度業績は、売上高1,331百万円(前期比16.7%増)、営業利益169百万円(同180.3%増)となりました。
主力商品であるPACS(医療画像保管・配信・表示システム)、ConnectioRIS、ConnectioMeD、遠隔画像診断サービス等の医療ITサービスの営業強化に注力する一方、各商品の仕入見直しによる原価圧縮に努めました。
duranta事業は、在宅医療・介護福祉分野での販売代理店開拓による事業拡大を目指すとともに、不整脈診断による循環器分野への展開を目指した大学との共同研究は進行中であり、同時に欧州展開を見据えたCEマーク取得等の準備は順調に進んでおります。

衛星画像事業
衛星画像事業の当事業年度業績は、売上高151百万円(前期比54.4%増)、営業利益31百万円(前期は4百万円の損失)となりました。
FieldSpec(携帯型分光放射計)の販売が好調に推移したほか、国内のUAV(小型無人飛行機)運用が増加する中でPix4Dmapper(UAV撮影画像等の自動オルソモザイク&3D処理ソフトウェア)の販売も着実に増加しました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末に比べ278百万円増加し、903百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果獲得した資金は122百万円(前期は18百万円の使用)となりました。これは、減価償却費の計上56百万円、棚卸資産の減少17百万円があったことや、税引前当期純利益が17百万円となったこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は23百万円(前期は81百万円の使用)となりました。これは、無形固定資産の取得による支出18百万円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動の結果獲得した資金は179百万円(前期は433百万円の獲得)となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入371百万円、長期借入金の返済による支出154百万円、短期借入金の返済による支出100百万円等があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02922] S1009BSS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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